あらためて、全ての組合員・OB会・家族会
の総決起を訴えます !
11・3日比谷野音へ
労働組合は「反戦の砦」
私たちは大きな歴史の分岐点に立っています。特に戦争への突進では重大な転換と具体的な軍事体制構築が進められています。
石破新政権が誕生し、最短での解散―総選挙となりました。石破は「核共有・持ち込み」が持論であり、「デモはテロ」と主張する筋金入りのタカ派です。自民党支配の崩壊の中で、岸田政権の安保3文書―大軍拡路線を継承し、戦争へ突進しています。この情勢の中で、何より問われているのは労働運動の変革です。戦争に動員されるのが労働者なら、戦争を止める力があるのも労働者です。
労働組合は団結と権利の拠り所であると同時に反戦の砦です。地域、街頭、職場で自国政府の戦争政策と闘い、労働者同士が殺し合うのはなく、国境を超えて団結すること。労働組合の最も重要な任務は、「戦争を阻止する」ことです。
ジェノサイドを止めよ!
イスラエルはガザで4万人以上を虐殺し、「レバノンもガザのようになる」と公言し、中東全域への戦争拡大を狙っています。国際帝国主義は、これを自衛権の行使として擁護し、兵器供与を続けています。日本政府も一貫してイスラエルを支持しています。
10・7パレスチナ蜂起1周年では、全世界で連帯闘争が闘われました。
「あれから1年=すべての労働者への私たちの要請・ジェノサイドを止めよ!」と、パレスチナの労働組合から「私たちの闘いを世界に伝えてください。私たちは命を守るために、そして私たちの自由と正義、解放を求めて闘っています。みなさんにはこの歴史的瞬間に起ち上がり、勇気をもって行動してください」と、現在進行中のジェノサイドを止める即時の行動が訴えられています。
11・3総決起でこれに応えよう!あらためて、全ての組合員・OB会・家族会の総決起を訴えます。
パレスチナの労働組合からの訴え
あれから1年、
すべての労働者への私たちの要請 ジェノサイドを止めよ!
パレスチナの労働組合は、現在進行中のジェノサイドを止める即時の行動を訴える
1年前、パレスチナの労働組合は全世界に向けて緊急行動を呼びかけ、世界中の労働者たちにイスラエルとの武器貿易を停止するよう要請しました。しかし、今もジェノサイドは進行中です。労働者や労働組合に対する激しい攻撃は現在も継続して行われているのです。
これを記している現在も、包囲されたジャバリア難民キャンプで、私たちは容赦ない砲撃を受けています。ガザ全域で空爆が続き、食料や水、必需品が断たれる兵糧攻めにあっています。ガザには安全な場所はどこにもありません。この間に、イスラエルはヨルダン川西岸地区のトゥルカレムやジェニンでも空爆を行い、いまやレバノンにも攻撃を拡大しています。
私たちは、同胞の人びとが晒されている組織的な破壊攻撃を目の当たりにしています。これは、世界中の労働運動の見地からの緊急連帯の要請です。労働者は、サプライチェーンを断ち、彼ら政府間の共謀を終わらせる力を握っています。今こそ行動を起こすときです。
私たちは次のことを呼びかけます:
●ナショナルセンターへ:イスラエルに保有する資産をすべて手放すこと。即座に売却を。あらゆるイスラエルへの投資は、私たちに対す弾圧に貢献するものです。
● 労働者と労働組合員へ:すべての職場と労働組合は、組織化の場所です。イスラエルと共犯する企業との提携を含め、組合の年金基金や雇用主のポートフォリオからイスラエルへの投資を排除するために結集しよう。職場の力を結集し、各国政府に即時停戦を働きかけるよう組合幹部に要求しよう。
●武器サプライチェーンで働く労働者へ:私たちは、武器工場、その輸送、軍事研究に至るまで、このジェノサイドを支える武装の流れを乱し、粉砕するよう呼びかけます。これは簡単なことではありませんが、武器の貿易を停止させるためにみなさんの力を結集していただきたいのです。このことは私たちが最も必要とすることです。
● 私たちの解放闘争の中心:私たちの闘いを世界に伝えてください。私たちは命を守るため、そして私たちの自由と正義、解放を求めて闘っています。みなさんにはこの歴史的瞬間に起ち上がり、声明を出すだけでなく行動していただきたいのです。イスラエルのこのジェノサイドが達成しようとしていることに、勇気をもって、思い切ってリスクを冒し、緊急性を感じて行動してください。
パレスチナの労働者は、1年前にパレスチナから発した労働組合の声明に応える国際的な取り組みを引き続きコーディネートしていきます。みなさんを支援するための有用な資料(※1)や近々行われるワークショップ(※2)を下記に示しておきます。みなさんの職場や組合で組織化を進めるのでしたら、それらを活用して行動を起こしてください。
In solidarity and in struggle 連帯し闘いの中で
(※1)WORKERS IN PALESTIN
(※2)レーバー・ノーツの
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