職場の怒り、戦争反対の行動として、
動労東京環境アクセス支部が呼びかけ
【写真】包囲デモの先頭で環境アクセス弾劾の声を上げる環境アクセス支部・宮本支部長(4月3日)
4月3日、動労東京環境アクセス支部が呼びかけたJR東日本環境アクセス本社に対する包囲デモが闘われ、動労千葉・動労総連合、労組交流センターの仲間など70名が結集した。
JR東日本のコストカット強制でまともに生活ができない
動労東京環境アクセスス支部は、昨年5月、環境アクセス上野事業所で働く仲間を中心にして動労総連合の一員として結成された。JR東日本がグループ会社にコストカットを強制し、これにより環境アクセスでは要員不足が日常的に発生し職場からは怒りの声が上がっていた。さらに低賃金と物価高騰が組合員や職場の仲間を直撃する状況に対してまともに生活できる賃金の支払いと要員配置を求めて同じ環境アクセスで働く動労神奈川や千葉の仲間とともに統一団交を行い環境アクセスを徹底的に追及してきた。
一方、環境アクセスは、環境アクセス支部が結成された直後から組合への介入を繰り返し、さらに職場代表選挙に立候補した支部長に対して意図的に選挙の詳細を隠して選挙を実施するなど、露骨に組合を嫌悪し、不当労働行為を繰り返してきた。こうした状況に対する反撃として環境アクセル包囲デモが闘われた。
包囲デモにあたって宮本支部長は、「職場の怒りの声を会社に叩きつけたい。
そして、戦争に反対する行動として闘いたい。この挑戦は、私たちが切りひらこうとする未来へのほんの一歩であり、労働者が人間として生きるためのやむにやまれぬ行動だ。労働者の怒りを示す行動であり、多くの労働者の気持ちを体現し、共感を広げ、結びつきたい」と力強く訴えた。
雨が降る中でのデモ行進となったが、「環境アクセスは大幅賃上げを行え」「組合潰しを止めろ」「中国侵略戦争を止めるぞ」「反戦春闘を闘うぞ」の怒りのシュプレヒコールを響かせ、環境アクセス本社包囲デモを闘いぬいた。
須電機鉄工は、選別解雇を撤回しろ!
港合同昌一金属支部役員への選別解雇撤回を求め抗議行動(4/3)
【写真】「那須電機鉄工は解雇を撤回しろ」と怒りのシュプレヒコールで弾劾(4月3日)
4月3日、港合同昌一金属支部に対する組合破壊を目的とした組合役員への選別解雇撤回を求めて、那須電機鉄工本社に対する抗議行動が行われた。動労千葉からは中村副委員長を先頭にして参加し、解雇撤回、不当労働行為を弾劾して闘争勝利まで共に闘うこと、中国侵略戦争に反対して労働運動の再生に向けて全力で闘うことを訴えた。
当面するスケジュール
◆第21回団結潮干狩り大会
・日 時 5月17日(土)10時30分~
・場 所 木更津市・江川海岸