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『Top News』

この10年の間、鉄道分割民営化と闘った韓国鉄道労働組合が勝利!分割民営化は事実上撤回、100余名の解雇者たちも復職で合意

2・11国鉄集会へのメッセージ

 韓国・全国鉄道労働組合ソウル地方本部 本部長 パクソンス

  動労千葉の同志の皆さん、動労千葉に連帯する日本のすべての同志の皆さん。同志たちが開催する2.11集会に韓国の鉄道労働者たちを代表して熱い心で連帯の挨拶を送ります。

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日刊『動労千葉』

国鉄闘争の新たな段階へーー国鉄分割・民営化で不当解雇から31年―2・11国鉄集会

JRは解雇撤回・団交開催しろ!
JR労働委員会闘争・署名運動開始

630人の結集

 国鉄闘争全国運動の呼びかけで「国鉄分割・民営化で不当解雇から31年―2・11労働者集会」が、船橋市勤労市民センターで会場をあふれる630人の結集で開催された。
今回の集会は、約4万筆に及ぶJR東日本に対する「解雇撤回・JR復帰」署名に加え、団体交渉開催・解雇撤回を要求するJR労働委員会闘争と署名運動、JR北海道、九州に対してローカル線切り捨て反対と国鉄解雇撤回を結合させた署名運動の新たな出発点として勝ち取られた。

国鉄闘争の旗を高く掲げよ

 集会は長田執行委員と三浦半島教組の葛本さんの司会で行われ、冒頭の主催者あいさつに国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんは、「JR採用において不当労働行為を行い、そして今また、団体交渉要求においてもそれを拒否するという不当労働行為を繰り返しているJR東日本を、労働委員会の場を通じて、団体交渉の場に引っ張り出し、解雇撤回・JR採用を迫っていく新たな段階の闘争が、本日の集会をもって始まろうとしている」と訴えた。また、韓国の鉄道労組が98人の解雇者を復職させた勝利を報告した。
 特別報告として、憲法と人権の日弁連を守る会の武内更一弁護士が日弁連会長選挙について報告し、改憲阻止の3・25集会への参集を呼びかけた。
 動労千葉からの提起として田中委員長が、「改憲と核戦争を阻む戦後最大の決戦が訪れたからこそ、国鉄闘争の旗を高く掲げ、新たな労働委員会闘争を決断した」と述べ、「小さくてもいいから自分の職場で現実の労働運動ができた時に、私たちの訴えは単なる言葉ではなくて、数倍の力を帯びて、戦争を止める力になる」と熱く訴えた。

労働委員会闘争を労働運動として闘う

  動労千葉顧問弁護団長の葉山弁護士が、「斎藤設立委員長のみならず、設立委員会全体が決議した不採用基準が最高裁で不当労働行為とされた。JRは解雇撤回・原職復帰について直接に応じる責任がある。JR東は当事者ではないと言って団交を拒否しているが、とんでもない間違いだ。労働委員会闘争を労働運動として闘うことに勝利の道がある。弁護団はともに闘い勝利する」と表明した。
 1047名当該の決意を動労千葉争議団の中村仁君が行い、動労総連合1047協議会の小玉忠憲代表が、国労OBを中心に1047協議会と共に闘う会が準備されていることを報告した。
 外注化阻止の訴えでは、動労千葉の関副委員長と森川弁護士が強制出向無効確認訴訟の東京地裁反動判決を弾劾し、幕張支部の北村君が、CTSの無期転換の問題と職場の現状を報告し、組織拡大の決意を語った。

3月ダイ改阻止へ

  動労総連合の各単組がそれぞれの闘いを報告し、千葉運転区支部の高澤支部長が、外房線5本の列車を削減する3月ダイ改阻止・ローカル線切り捨て絶対反対の闘いの決意を語り、動労水戸と動労福島は常磐線全線開通阻止と3・11反原発福島行動への結集を呼びかけた。支援する会・木更津の労働者が2月4日の内房線切り捨て反対の集会をはじめ地域の取り組みを報告した。カンパアピール後、中野区職労の労働者、合同・一般全国協、全学連が決意表明を行った。最後に、呼びかけ人の花輪不二男さんが「われわれは職場の主人公だ。けっして倒れない。団結して闘おう。闘う労働組合をつくろう」と集会のまとめを行った。

  2・11国鉄集会へのメッセージ

 韓国・全国鉄道労働組合ソウル地方本部 本部長 パクソンス

  動労千葉の同志の皆さん、動労千葉に連帯する日本のすべての同志の皆さん。同志たちが開催する2.11集会に韓国の鉄道労働者たちを代表して熱い心で連帯の挨拶を送ります。
 私は全国鉄道労働組合ソウル地方本部8,000組合員の代表の本部長パクソンスです。
 動労千葉の同志の皆さん、2.11集会に連帯する日本の同志の皆さん、私は日本の国鉄分割民営化31周年になっても放棄せずに粘り強く闘う姿に深い感銘を受けています。大部分の国鉄労働者が現実を受け入れたり、諦めたり、絶望している時、同志たちが叫ぶ声が無かったなら日本ではもう「解雇撤回、地方路線廃止反対、民営化反対」の声を聞くことが困難でしょう。同志の皆さん、がんばって下さい。皆さんは必ず勝利するでしょう。
 2.11集会に参加された同志の皆さん、若干韓国のニュースをお伝えします。この10年の間、鉄道分割民営化に対して闘争した我々全国鉄道労働組合はつかの間ですが勝利の喜びを味わっています。分割民営化は事実上撤回され、無理に民営化させたスソ高速鉄道SRは国鉄統合の歩みを踏み出しました。 100余名の解雇者たちも大部分は3月中に即時、一部は7月中に、小数の数名は裁判手続きが終わったら復職することに合意をしました。整理解雇に対して12年を超えて闘争してきたKTX女性乗務員も1億ウォンを超える還収金問題に合意をして解決しましたし、労使間交渉をとおして復職することが残っています。同志の皆さん、韓国の鉄道労働者も出口の見えない暗闇を突いて来ましたが、いつかは勝利することを信じて、我々が絶対的に正しいという確信、我々でなかったら鉄道を守る人間は誰がいるだろうかという自負心ですべての弾圧に打ち勝って闘って来ました。
 動労千葉の同志の皆さん、2.11集会に参加された同志の皆さん、我々韓国の鉄道労働者たちは皆さんの粘り強い闘争精神に学びます。皆さんが主張される国鉄民営化反対、解雇者復職、そして地方路線廃止反対等は絶対的に正しい良心の声です。弱化した日本の労働運動を甦らせることができる正しい路線であり、今はたとえ小数であっても遂には日本の鉄道を、そして日本の労働運動を動かすことができる雷のような叫びだと考えます。
 我々韓国の鉄道労働者たちはこれまでそうだったように、いつまでも動労千葉の同志たちを、そして国鉄民営化反対、解雇撤回、地方路線廃止反対を叫ぶ皆さんと共に連帯します。共に闘いましょう。寒い冬の気候のおり、健康に注意され、皆さんの闘争が必ず勝利することを祈願します。ありがとうございます。

伊藤 晃(国鉄闘争全国運動呼びかけ人)

 本年、改憲をめぐる攻防、戦争に対する戦いは緊張した局面に入るでしょう。
 私たちは戦争の危機を煽り立て、政治・社会の全体にわたる憲法問題、つまり戦後体制の変革を進める支配集団に対抗する陣形を強めなければなりません。このとき、私たちにとっての重要な戦線は、戦後労働法制の解体であり、社会的な公共性・共同性の急速な破壊への反撃であります。これらのことが進行するなら、そこに生ずる労働者・人民の分散は、戦争・改憲に反対する力を社会の根底で崩していくことになるでしょう。
 私たちは、労働者階級の生存と社会存立との条件を奪うことで投機的資本主義だけが肥え太っていく現実を終わらせるために、労働運動の再建に引き続き努力しなければなりません。人びとが生きられない現実に対する不安と怒りは確実に高まっています。肝腎なのはそれらを運動に実現する努力です。国鉄闘争全国運動によって職場と地域に運動を築くため、この数年間多くの試みをなしてきた私たちの任務はますます大きくなっています。
 大切なことは全社会に生まれている運動の芽をとらえ、さまざまな運動傾向、思想潮流の違いを越えて、それらを大きな流れに作り上げることです。房総における運動の展開は私たちに大きな示唆を与えています。
 今年を反撃への確実な一歩を踏み出す年にしようではありませんか。本日の集会がそのために働く皆さんの知恵と力を結集する場になることを確信します。世界中で問題に直面し、同じ志をもって戦う仲間とともにいっそうがんばりましょう。

出向命令無効確認訴訟第1回 控訴審

  2月21日(水)10時30分
東京高裁 825号法廷

 第78回定期委員会

 2月25日(日)13時
 DC会館

第26回全支部活動者研修会報告・2日目 「動労千葉の運動に見る反合理化闘争の思想」

 

  全支部活動者研修会2日目は、「動労千葉の運動に見る反合理化闘争の思想」と題する、伊藤晃先生(日本近代史研究者)の講演です。
 先生は「前おき」として、「動労千葉の現在を知るためには、その歴史を知らなければならない。その歴史から引き出せる重要点は、戦後反合理化闘争への批判である。そこから生まれた豊富な反合理化闘争の思想が、現在の動労千葉の運動に見出される」「こういう考えで私は『労働運動の変革をめざして』第1章を書いた。今日は、この第1章の記述に沿って、その中心点をまとめ、またそれらを補う形で私の考えを述べる」と講演を始め、私たちは1972年の船橋事故闘争から、動労千葉の分離独立までの歴史を学び直しました。以下、感想文を紹介します。

「私たちの日常の闘いや現在労働者のおかれている現状を解説してくれました。その闘いを思想にもとづいての話『ちょっと難しい』を興味深く楽しく聞くことができました。またの講演を楽しみにしています。ありがとうございました」

 「動労千葉のCTSにおける戦いの意味は何か。職場の労働者が社会的に埋没しない為には? 非正規労働者はどのようにして社会の目に見えるようになるか。非正規労働者が落とされた水準で運動を作ればよいのではない。正規が非正規に落とされない為の闘争との結合」

 「動労千葉の闘いの歴史を改めてふり返ることを通して、『闘いなくして、組織拡大なし』を再確認できたと思います。春闘過程での組織拡大をかちとりたい!」

 「資本は合理化を永続的課題として、労働者に対しさまざまな攻撃を仕掛けてくる。その中の矛盾~どんな技術も人間との結びつきなしには働かない~ということ。人間の感覚、判断は車両検修において欠ことのできないものだと思うし、むしろ何にも置き換えられないものだろう。労働組合が屈することなく、これからの合理化・外注化攻撃に向きあわなければならない」

 「動労千葉の運動は、合理化は労資の対立を通じて進むものだ。資本との非和解とは、合理化・反合理化の闘いは一個の永続的過程だ、終わりのない過程である。合理化過程とは資本側にとっても労働側にとっても、絶対的勝利もなければ、絶対的敗北もない、『勝ってもいないが、負けてもいない』状況、だからこそ我々は、闘って、闘って、勝利しつづけなければならないと思う」

 「動労千葉の独立以降の歴史を全体で確認出来て大変よかったです。あるがままの労働者になるか、自覚した労働者になるか? 今の労働運動が奪われた権利を我々が中心になって全国に訴えて行かなければならないと新ためて思います。このままでは、江戸時代まで侍が支配していた様な『死なぬ様、生きぬ様』な世の中になりそうです。全ての労働者は団結して頑張ろう」

 「伊藤先生の話は何度も聞いたが、改めて動労千葉の反合闘争について考えを新たにしました。1975年のスト権ストからの10年間が分割・民営化につながるという話は納得しました。合理化は労働組合の破壊が本質だということがわかりました」

 「伊藤晃先生の講演では、反合理化・運転保安闘争の生み出した労働運動史上画期的地平についてお話を頂きました。『社会的公共性と労働者の利益』という、順法闘争の中での格闘で勝ち得た地平は、現在の動労水戸の被曝労働拒否闘争に生きているのだと思います」

第78回動労千葉定期委員会 

日 時 2018年2月25日(日)13時~
場 所  千葉市・DC会館 大会議室
全力で傍聴に結集しよう!

千葉支社-千葉派出の要員削減計画を提案 6名の要員削減ー13名から7名へ 2徹では車両故障に対応できない!

6名の要員削減ー13名から7名へ
2徹では車両故障に対応できない!

 2月9日、JR千葉支社は、「幕張車両センター千葉派出所の要員体制見直し」について提案を行ってきた。
 提案の内容は、現行、千葉派出において4徹体制で要員が配置されているが、2徹体制に変更するというものだ。
 これにより、派出所要員13名のところ、6名を削減して7名体制にするとしている。
 実施日については、4月1日から実施するとしている。

新幹線では台車亀裂
検査体制強化が必要!

 提案理由について千葉支社は、千葉派出所での事故処理件数が減っていること等を上げている。
しかし、千葉派出以外の、木更津、鴨川、一ノ宮、銚子の各派出は12年10月に外注化され、現在千葉支社管内でJR直営の派出所は千葉と西船橋の各派出だけだ。そのため、千葉派出から内房線の岩井や外房線の勝浦まで行かざるを得ない状況になっている。
現在、こうした対応ができるのは、4徹体制だからだ。今回の提案では2徹体制にするというが、2徹になったら出動要請があっても出ることなどできなくなってしまう。
昨年12月、新幹線で台車の亀裂が発見されるという重大事態が発生した。このときは車両保守要員が添乗して検査を要求したにもかかわらず指令が運行を指示し、結局、名古屋まで運行し停車した。
これは、JR西日本やJR東海だけの問題ではない。
こうした状況が発生しているからこそ派出体制を強化しなければならないはずだ。
今回の千葉支社提案は、安全確保と逆行する許し難い提案だ。
提案粉砕へ、ダイ改、18春闘とともにストライキで闘いぬこう。

 第78回定期委員会に全力で結集しよう!

2月25日、13時から、DC会館において、第78回定期委員会が開催される。
 全力で傍聴に結集しよう!
 第1の課題は、3月ダイ改での外房線の5本の列車削減、内房線での1往復削減提案に対して、ストライキで反撃に起ち上がることだ。2月4日には内房線を守る会が集会を開催し、外房地域でも外房線と地域を守る会が結成された。地域とともに列車削減に反対して起ち上がろう。
 第2の課題は、18春闘において貨物でのベアゼロ打破、CTSでの大幅賃上げをかちとることだ。CTSでは、無期転換はかちとったが「最低賃金」のままだ。賃上げと手当の改善、非正規職撤廃へ全力で闘おう。
 第3の課題は、第3の分割民営化ー転籍攻撃粉砕、65歳まで働ける労働条件確立に向けて起ち上がることだ。現在、18年度エルダーの就労条件が提示されているが、本人希望と異なる不当な提示が行われたら、断固としてストライキに起ち上がろう。
 第4の課題は1047名闘争勝利に向け、新たな労働委員会闘争に起ち上がることだ。
 第5の課題は、安倍の改憲・戦争攻撃に対して、11月集会での1万人大行進を発展させ、改憲攻撃粉砕、安倍打倒に起ち上がることだ。

第78回動労千葉定期委員会 

日 時 2018年2月25日(日)13時~
場 所  千葉市・DC会館 大会議室
議 題  ①主な闘いの総括について
②ダイ改阻止、18春闘を中心とした当面する取り組みについて
③暫定予算について
*ダイ改での列車削減阻止、貨物、CTSでの大幅賃 上げ獲得、千葉派出要員削減粉砕、非正規職撤廃に 向け闘う方針を確立しよう! 傍聴に集まろう!

2・4内房線と地域を守る会 結成1周年集会  運動の着実な前進と拡大を確認

150名を超える熱気ある集会に

 2月4日「内房線と地域を守る会結成1周年集会」が館山商工会館大ホールで開催された。会場には、内房線沿線のほか外房線や久留里線の沿線住民、そして動労千葉組合員など150名をこえる参加者で熱気あふれる集会となった。司会は守る会の磯部さんと木更津支部の佐野副支部長が務めた。
 内房線と地域を守る会は、昨年2月4日に「内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会」が開催されたのを契機に、5月21日に正式に結成され、首長・議員等に対する要請行動、署名活動、利用者及び高校生アンケート、各市町村議会陳情提出等に取り組み、11月29日には、JR東日本本社及び国土交通省への5467筆に及ぶ署名の提出・要請行動も実現させてきた。今回の集会では、この1年間の活動を報告し安房地域はもとより君津、夷隅等近隣地域を含めた運動の前進と拡大を全体で確認した。
 主催者あいさつにたった松苗禮子代表は、「会を結成し代表になった当初は不安だったが、安房地域の5つの高校の校長先生が全校生徒からのアンケートをまとめてくれたり、観光協会や館山の市職員や商店街など多くの人々が署名集めに協力してくれた」と地域と鉄道を守る運動が大きく広がってきたことを報告した。

 3月10日勝浦で集会

 来賓あいさつで、1月に結成された「外房線と地域を守る会」代表の藤平輝夫元勝浦市長は、「JRは地域の住民に説明もなく列車を削減してきた。市民が主権者だ。地域がまとまり声を上げなければならない。3月10日に勝浦で集会を予定している。内房線と外房線、同じ目標に向かって共に手を取り合い、邁進(まいしん)したい」と訴えた。
 続いて、富津市選出の吉本充県議、かずさ住民の足を守る会、袖ケ浦市民の望む政策研究会からあいさつが続いた。
 来賓あいさつの最後に、千倉町出身で国土交通省とJR東日本本社への署名提出に尽力した参議院議員の青木愛さんが「地元の問題に携わることができることに感謝します。ダイヤ改正に向けて今後も共に進みましょう」と訴えた。

房総一体で運動を

 続いて、朝生事務局長が活動経過報告を行い、かずさ住民の足を守る会の石橋康裕事務局長が内房線をめぐる状況と問題点を報告した。そして、地元選出の国会議員の祝電を木更津支部の花崎支部長が読み上げた。
 休憩の後、集会参加者からの質疑応答や様々な意見が出され、集会のまとめと今後の取り組みとして朝生事務局長が、「外房線と地域を守る会も結成され、各市民団体が連携し南房総一体で運動を進めたい。3月10日の勝浦の集会にも参加を」と訴えた。
 最後に、参加者全員で「線路はつづくよどこまでも」を斉唱し、演壇から一斉に紙テープを投げる演出が行われた。

「駅清掃の休憩所はあまりにひどい! 最低限のことは言っていくつもりだ」ーーCTS(清掃)で働くエルダー組合員の職場から ーーCTS南船橋事業所 山中茂男さん(木更津支部)

 

 多くのエルダー組合員が新たな職場で、新しい仕事について頑張っています。とりわけ劣悪な作業環境が問題になっている駅舎清掃の職場の現状について、CTS南船橋事業所で働く山中茂雄さん(木更津支部)に聞きました。

―― お疲れ様です。南船橋事業所の担当する仕事は。

 京葉線の千葉みなと駅~潮見駅まで計13駅の駅舎清掃です。俺は、去年7月に入って7カ月ちょい。現在は9駅を担当しています。海浜幕張駅は、とにかくお客が多くてたいへんだね。仕事にならない。異常だよ。トイレットペーパー補充だって一苦労。お客と一緒に並んで、空いたらパッと入れるとかいう感じだから。女性トイレもそういうふうにやるから変な目で見られるしね。「なんで男の人がいるの」と言われた人もいる。イベントなんかあったら、たまったもんじゃないよ。
 駅の仕事は一人仕事だから気が楽といえば楽だけど、でもお客との関係が一番大変だね。クレームとかがCTS本社にくるらしい。

―― 事業所全体の人数は。

 定数は49人だけど今は46人。毎月、休日勤務や勤務変更でやりくりしている。人が足りないときは副所長が現場に出ることもある。車両清掃だと人数が足りてなくてもやっちゃう場合もあるかもしれないけど、駅清掃の場合は一人仕事だからそれができない。欠員を埋めるので必死になっている。

―― 休憩所の現状は。

 とりあえず千葉みなと駅が一番ひどい。この写真をみてもらいたい。これ以上ひどいところはないと思う。
 高架下でコンクリも打ってない吹きさらしで壁もない。ほこりまみれ、砂まみれで風が吹いたらすごいんだよ。とにかく雨がしのげるだけだね。
 本社の連中が一回見に来た。「これ見て、どう思うんだよ」って言ったら「ひどいですね」とさすがに言ってたよ。水道や排水の工事は大変でも、コンテナハウスでもなんでも置いてくれれば全然違う。空間はいっぱいあるんだから、やる気になれば簡単なんだけどね。

これが「休憩所」?!

葉みなと駅の「休憩所」

階段下のスペース。高架下の吹きさらしの空間で壁もなく、下は舗装されていないので砂まみれ、ほこりまみれだ。
椅子(?右下)と荷物棚。電灯も荷物棚も最近つけたばかり。冬場は夕方近くになると真っ暗になる。

―― 一息つくのもここで?

 ここしかないからね。こんなとこだから夏は暑いし冬は寒い。いられないよ。最初のころは電気もないし、冬場なんか三時とか四時になると真っ暗になるんだよ。この電灯や荷物棚も最近ついたばっかり。

―― 想像以上です。冬場にこんなとこで飯食えなんて考えられないですね。

 そうだっぺ。俺も最初聞いたとき、冗談かと思ったもん。

―― 食事は?

 ここで飯を食ってる人もいる。俺も一回だけここで食べたことあるけどやめた。この駅の近くでは飯を食うところもないから稲毛海岸駅に移動して食べることにしてる。

―― 他の駅の現状は。

 似たり寄ったりだけど、ここほどひどいところはないね。新習志野駅は、ホームに乗務員詰所があって、そこを半分区切ってCTSが使えるようになった。そういうのがあればいいんだけどね。遠慮なく使えるから。
葛西臨海公園駅は畳三~四枚ぐらい、駅の一角をかこって机とイスが置いてあるだけの部屋がある。まだいいほうかな。いちおう飯が食えるから。エアコンはないけど、間仕切りで半分に区切った部屋だから、天井の開いた部分から「おこぼれ」でエアコンの冷気が入ってくる。
まあ少しづつは改善はしてる。ほんのちょっとづつだけどね。「今まではなんだったんだ」と思うよ。

 ―― 運転士から清掃の仕事についてどうですか。

 まあ大変だけど、そのつもりで来たからね(笑)。入った時期が夏だから。最初のころは暑さにやられて疲れたね。それと通勤がおっくうだったね。俺は、最初に佐倉に少し居ただけで、40年間ずっと木更津だったから。一度、仕事中にぎっくり腰やっちゃってさ。たいしたことなかったんだけど「どうしようか、まいったな」と思ったよ。こんなとこで一人で倒れてたら大変だよ。
でも、いまは仕事にも慣れてきたし時間が経つのも早い。ここに入って3キロ痩せたね。だから体が軽いよ。体も動かすし健康にはいいよ(笑)。スマホの歩数計で6~7キロは歩いてる。10キロ歩く日もある。平均で1万4千~5千歩かな。京葉線の駅も10両が入るから、結構でかいからね。

―― 最後に組合員にむけて一言お願いします。

 そんなに「変えていこう!」とか思ってるわけでもないんだけど、あまりにもひどいから最低限のことを言っているだけなんだけどね。事業所の人にも「会社にどんどん言えばいいじゃん」て言うんだけど、なかなか言えないみたいでさ。「なんかあったら俺が言ってやるから言ってこいよ」って言ってる 会社は俺のこと「うるさいな」と思ってるんじゃないの。
でもエルダーで働いて実感したのは闘わないと何も良くならないということかな。エルダーとしても闘うしかないですね。

 ―― ありがとうございました。頑張ってください。

『労働学校』入学案内/日程

第18期労働学校のご案内/労働者学習センター

第18期労働学校のご案内

第17期二月講座。「改憲・戦争政策と闘う憲法学」高山俊吉(弁護士・国鉄闘争全国運動よびかけ人)、「国会での改憲発議を止めよう。ここで勝負しよう」

講座の進め方

① 田中学校長によるテーマ毎の講演
② 講師によるテーマ毎の講演
③ 質疑応答・討論 ※職場闘争の報告(テーマに沿い適宜)
④ 感想文の提出
⑤ 交流会

第18期/講座カリキュラム(予定)

開校式 2018年4月21日(土) 13:00~

2018年4月15日(土) 13:00~
◆動労千葉の歴史とたたかい
講師 田中 康宏(国鉄千葉動力車労働組合執行委員長)
 『労働運動の変革をめざして』を中心に動労千葉の階級的労働運動について提起する。

2018年5月19日(土) 13:00~
◆『共産党宣言』(マルクス・エンゲルス)を読む
講師 白井 徹哉(ちば合同労働組合書記長)
 「妖怪(ようかい)がヨーロッパに出没している-共産主義という妖怪である」で始まる共産党宣言は階級的労働運動の実践の書である。

2018年6月16日(土) 13:00~
◆労働法大改悪とのたたかい
講師 交渉中
 改憲と一体の戦後法制解体攻撃の核心を明らかにする。

2018年7月21日(土) 13:00~
◆階級的団結論
講師 片峯 潤一(動労総連合書記)
「労働者の闘争の本当の成果は直接の成功にあるのではなく、労働者の団結がますます深まっていくことにある」(共産党宣言)という階級的労働運動の核心を動労千葉の外注化阻止闘争(『労働運動の変革をめざして』)の中から明らかにする。

2018年8月18日(土)・9月15日(土) 13:00~
◆資本主義とはどういう社会か
講師 鎌倉 孝夫(埼玉大学名誉教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
マルクスの『資本論』を分かりやすく提起する。テキストは『資本主義とは何か』(労働者学習センターブックレット:鎌倉孝夫)。『資本論体系の方法』(日本評論社)など著書多数

2018年10月20日(土) 13:00~
◆韓国民主労総のたたかい
講師 金 元重(千葉商科大学教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
民主労総のゼネストが社会変革の展望をきりひらいていることを明らかにする。

2018年11月17日(土) 13:00~
◆日本労働運動史
講師 井町 哲夫(労働運動研究家)
 1047名解雇撤回闘争を柱とする国鉄闘争の切りひらいている地平を動労千葉、動労水戸の闘いを通して明らかにする。

2018年12月16日(土) 13:00~
◆社会保障制度改悪との闘い
講師 山部 明子(社会保障制度研究家)
 医療・介護態勢の崩壊が進み、同時に全面的転換が強行されている中で、それと対決する闘いを明らかにする。

2019年1月19日(土) 13:00~
◆帝国主義と戦争
講師 久木野 和也(ちば合同労組執行委員)
 帝国主義論を明らかにすると同時に帝国主義戦争がなぜ起きるのかを提起する。

2019年2月16日(土) 13:00~
◆戦争・改憲攻撃について
講師 高山 俊吉(弁護士・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
 2018~2019年、戦争と改憲の決戦にとつにゅうしたことを明らかにする。

2019年3月17日(土) 13:00~
◆階級的労働運動
講師 動労水戸
 動労水戸の職場生産点の闘いを通してつくり上げた階級的労働運動の教訓。

修了式 2019年3月16日(土) 16:00~

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受講生募集要項

●開校時期  2018年4月21日(土)
●募集人員  40人程度 ※各講座毎の受講も受け付けます。
●募集〆切  2018年3月末
●入学手続  受講申込書に必要事項を記入し、受講料をそえて労働者学習センター事務局へ申し込んでください。
●学習期間  2018年4月~2019年3月、毎月第3土曜日
●受講料   1万円(資料代などの費用が含まれています)。講座ごと受講生は1回1000円
●納入方法  一括納入、分割納入どちらでもかまいません。送金は労金口座振込、郵便振替、現金書留でお願いします。受講日当日、受付にて現金納入も受け付けます。
●修了資格  毎回感想文を提出し所定のカリキュラムを修めたものには修了証書を交付いたします。
●学習会場  DC会館/会議室(JR総武本線・東千葉駅前)

受講料納入方法

●現金書留

労働者学習センター事務局 宛
〒260-0017 千葉市中央区要町2-8 DC会館内

●振込

 ①中央労働金庫千葉支店(261)普通預金5050418 口座名称「労働者学習センター」
②郵便振替 口座番号00140-5-605635 口座名称「国鉄千葉動力車労働組合」
※通信欄に「第13期労働学校基礎(実践)講座受講料」とご記入下さい。

不明な点がありましたら下記の、労働者学習センター事務局までお問い合わせ下さい。
千葉市中央区要町2-8 DC会館内 労働者学習センター事務局
TEL 043(222)7207 FAX 043(224)7197
Eメール doro-chiba@doro-chiba.org

第17期労働学校 -2017年4月~2018年3月 講座を開催中

第17期労働学校 -2017年4月~2018年3月 講座を開催中

 

(写真 8-9月講座)(2017年8月19日~9月16日)
◆資本主義とはどういう社会か(全二回)(終了)
講師 鎌倉 孝夫(埼玉大学名誉教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
マルクスの『資本論』に踏まえて資本主義について分かりやすく提起する。
テキストは『資本主義とは何か』(労働者学習センターブックレット:鎌倉孝夫)
『資本論体系の方法』(日本評論社)など著書多数

◎次回以降の講座案内

2017年12月16日(土) 13:00~
◆社会保障制度改悪との闘い
講師 山部 明子(社会保障制度研究家)
 医療・介護への民営化攻撃とそれと闘う労働運動の勝利の展望。

 

2018年1月20日(土) 13:00~
◆帝国主義と戦争
講師 藤村 一行(社会問題研究家)
 韓国-アメリカ-アジア-ヨーロッパと世界は戦争と革命の時代と言われる激動の時代に入っていることを提起する。

2018年2月17日(土) 13:00~
◆戦争・改憲攻撃について
講師 高山 俊吉(弁護士・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
 改憲攻撃に切迫性について明らかにして、それとどう闘うか。

3月17日(土) 13:00~
◆階級的労働運動-関西生コン型労働運動について
講師 武谷 新吾
 組織拡大に集中して闘いぬいている関生型労働運動について提起する。

修了式 2018年3月17日(土) 16:00~

第17期労働学校の案内

組合出版物 案内

紹介 /国鉄分割・民営化と闘って30年-労働運動の変革をめざして

1047名解雇撤回、JRの第2の分割・民営化粉砕へ闘う動労千葉と国鉄闘争全国運動の軌跡と展望

国鉄分割・民営化と闘って30年

労働運動の変革をめざして

2017年6月30日発行 定価:1800円+税/(国鉄闘争全国運動)編

編者: 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動 〒260-0017 千葉市中央区要町2-8DC会館内)

発行: 出版最前線/ 発売: 星雲社/ (動労千葉でも扱かっております) (日刊動労千葉 No.8307 活用を訴える

 目次

刊行によせて / まえがき

第1章 動労千葉の出発点――反合理化・運転保安闘争 伊藤 晃

第1節 1972年船橋事故闘争
第2節 70年代反合理化・運転保安闘争
第3節 戦後反合理化闘争批判としての運転保安闘争
第4節 三里塚ジェット燃料貨車輸送阻止闘争
第5節 動労千葉の分離・独立へ

第2章 80年代国鉄分割・民営化阻止闘争 藤村一行
第1節 第二臨調と「戦後政治の総決算」
第2節 国鉄分割・民営化攻撃
第3節 動労千葉の2波のストライキ闘争
第4節 国労修善寺大会と国鉄改革法の制定
第5節 87年4・1を突き抜けた動労千葉

第3章 1047名解雇撤回闘争と動労千葉 井町哲生

第1節 1047名闘争の位置
第2節 1047名闘争を生み出した前倒し84時間ストライキ
第3節 5・28反動判決と4党合意
第4節 1047連絡会と鉄建公団訴訟
第5節 「4者・4団体」の政治和解

第4章 外注化に立ちはだかる動労千葉 片峯潤一

第1節 新自由主義下における外注化攻撃
第2節 JR東日本における外注化
第3節 外注化を阻止し続けた闘い
第4節 外注化強行とその後の闘い
第5節 新自由主義時代の労働運動の展望

第5章 国鉄闘争の火を消すな! 国鉄闘争の新たな全国運動 白井徹哉

第1節 労働運動の力を取り戻すために
第2節 国鉄闘争全国運動結成の意義
第3節 暴かれた「国鉄改革の真実」
第4節 解雇撤回へ闘いはこれからだ

第6章 国際連帯闘争――戦争と民営化に反対して 金元重・山本弘行

第1節 国鉄闘争が切り開いた国際連帯
第2節 海を越えた不起立闘争、国際連帯の拡大と発展
第3節 韓国・民主労総との連帯と交流
第4節 国際連帯の経験が示すもの

第7章 労働運動の変革をめざして 田中康宏

はじめに
第1節 新自由主義へ立ち向かった闘いの歴史
第2節 闘う労働組合への脱皮
第3節 船橋事故闘争と反合・運転保安闘争路線の確立
第4節 ジェット燃料貨車輸送阻止闘争と動労本部からの分離・独立
第5節 国鉄分割・民営化反対闘争
第6節 戦後最大の労働争議――国鉄1047名解雇撤回闘争
第7節 JR外注化阻止・非正規職撤廃闘争
第8節 その他いくつかの闘い
第9節 労働運動の変革をめざして

あとがき

機関誌『動労千葉』No.37 2017/03/04発行

機関誌『動労千葉』No.37 2017/03/04発行 頒価600円

国鉄分割・民営化化30年 闘う労働運動の復権を–第2の分割・民営化との対決

目次

●フォ卜・ドキュメント–2016~2017年の闘い

■国鉄分割・民営化から30年 新自由主義の破産と第2の分割・民営化攻撃 国鉄千葉動力車労働組合執行委員長 田中康宏
●資料”働き方改革”の正体–雇用・労働・社会保障の歴史的転換との闘い

■アメリカ・トランプ大統領の登場は何を意味するか
 崩れゆく世界、未曽有の大激動期に突入。労働者階級はこの情勢にいかに立ち向かうか
 –韓国労働者階級をはじめ全世界の労働者人民との連帯を深め、労働者の力で1%の資本家・支配階級にとどめを
  動労千葉労働学校講師 藤村一行

●第23回全支部活動者研修会–感想

 今年は国鉄分割・民営化から30年になります。私たち国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)は、85~86年の2波のスト以来、国鉄分割・民営化反対を貫いて全力で闘ってきました。この節目にあたり、1月29~30日に第23回全支部活動者研修会を開催しました。ここでの意思統一の下に、2・12国鉄集会を成功させ、17春闘を全力で闘っています。本誌には研修会での二つの講演を収録しました。田中康宏委員長が、第2の分割・民常化粉砕へ闘う方針を全面的に提起しました。動労千葉労働学校講師の藤村一行さんは、アメリカ・トランプの登場を中心に激動する現代世界を舌鋒(ぜっぽう)鋭く説き明かしました。時代の転換点にあたって階級的労働運動の復権が求められています。そのために、本誌をご活用ください。

【上 表紙写真】民主労総ソウル地域本部とともに呼びかけた「東京―ソウル国際共同行動」の一環として、韓国の労働者大会―民衆総決起大会に参加した220 名の動労千葉訪韓団。100 万人を超える民衆とともにパククネ退陣へ闘った(2016 年11 月12 日 ソウル)
【下 裏表紙写真】「DL業務の労働条件確立! 本線運転士の乗務行路緩和ー高齢者対策の実施」を求めて工臨行路の指名ストを決行し、JR千葉支社に抗議行動(2016 年9月13 日 千葉)

機関誌『動労千葉』No36 2016年2月28日発行

機関誌『動労千葉』No36 2016年2月28日発行

時代の転換点に挑む新たな国鉄闘争の課題–組織拡大に総決起を

内容案内

●フォト・ドキュメント

●組織拡大を焦点とした2016年の課題 田中康宏(動労千葉委員長)
 ●資料

動労千葉顧問弁護団長・葉山岳夫さんの2・ 14 国鉄集会での発言 他

●土台から崩壊する現代世界、世界大恐慌の深化と戦争の危機
動労千葉労働学校講師  藤村一行

●第22回全支部活動者研修会――感想