久留里線廃線計画撤回!鴨川派出廃止粉砕!3・14~15ストライキを断固闘おう!
3・15動労千葉総決起集会へ結集を!
3月15日(土)14時30分~ DC会館
動労千葉は、3月4日、JR千葉支社において、JR千葉支社が昨年11月27日に発表した久留里線・久留里~上総亀山間の廃線計画の撤回と5時間30分に及ぶ空白時間の解消、地元住民が望む列車運行の実施に向けて「動労千葉申8号」に基づき団体交渉を行った。
運輸収入ー組合側計算では6800万円もの差が!
団体交渉において動労千葉は、この間、JRが発表している赤字線区の収支について追及した。とくに、久留里線については、「100円稼ぐのに1万3580円かかる」「久留里~上総亀山間は2億4600万円の経費がかかる」として、「赤字」を理由にして全国で初めての廃線を狙っている。
組合側からは、経費の具体的内容の解明を求めたが、「人件費や駅舎、レール、架線等の設備関係、電気代、油代等が入っていると思われるが、具体的には本社が管轄しており回答できない」として、具体的回答を拒否する不当な対応を行ってきた。
次に、運輸収入について追及を行った。久留里線の場合、①木更津~久留里間は6800万円、②久留里~上総亀山間は100万円の運輸収入があると発表されている。
しかし、組合側で計算したところ、①は1億6400万円、②は500万円になることを突きつけてきた。JRが発表した金額と①の場合は9600万円、②の場合は400万円もの差が生じるのだ。これ自体おかしなことだ。
これに対して千葉支社は、「運輸収入については、一定の条件があるが、詳細は回答できない」としてこれについても回答を拒否してきた。
利用者数の増加分が収入に反映されていない事実!
一方、久留里線・久留里~上総亀山間の利用者数は、22年度は「54人」、23年度は「64人」と増加している事実がある。しかし、JRの資料にはこの利用者数が増加した内容は一切反映されていないのだ。この点を問い質したところ千葉支社は、「利用者数は、券売機の売り上げ枚数、スイカの利用者数、現金精算等により把握している」と回答してきた。
2月13日に内房線と地域を守る会、外房線と地域を守る会がJR千葉支社への要請行動を行った際、乗客数の把握方法について質問したところ千葉支社の経営戦略ユニットの担当者からは、「乗客の人数は、運転士がカウントしている」と回答されている。
この回答を踏まえて組合側から「乗客数を運転士がカウントすることはあるのか」と確認したところ、「運転士が乗客数をカウントすることはあり得ない」との回答が行われた。
以上のように、久留里線の廃線提案に関する団体交渉は、千葉支社がほとんどの項目で回答を拒否するという極めて不当な対応のまま推移した。
5時間以上の空白時間の解消等、住民が望む列車運行を!
久留里線に関しては、沿線住民から「存続して欲しい」「利用したくとも列車が走っていない。列車を増やして欲しい」等々の意見や希望がJRや木更津市に上がっている。こうした住民の切実な要望を無視して、「赤字」を理由にした廃線にしようとするJRの姿勢を絶対に許してはならない。
JRは久留里線配線計画を直ちに撤回しろ!
5時間以上の空白時間を解消し、住民が望む列車運行を行え!
3・14~15ストライキを断固として闘おう!
スト貫徹!3・15動労千葉総決起集会に善良で結集しよう!