3月30日、三里塚耕作権裁判の不当判決に怒りの反撃が始まった。係争地である天神峰の南台農地に395名が結集し、市東さんの農地を絶対に守り抜く決意を新たにした。
軍事空港にさせない
デモ出発前の打ち合わせで、萩原富夫さんが主催者あいさつで、「成田空港の更なる機能強化で、成田を大規模な物流拠点として造り変えようと山が削られ造成が進み、ふるさとが破壊されている。空港で金もうけをする連中と、このふるさとを守りたい、自分たちの生活を守りたいという思いは完全に対立している。市東さんの闘いが、周辺住民にとっても希望の星だ。農家は一揆しかないと追い詰められ、食料危機が迫っている。成田を軍事空港にさせないために農地を守って闘い抜く」と決意表明。
渡辺書記長があいさつ
動労千葉を代表して渡辺剛史書記長が、3・14ー15ストライキの貫徹を報告し。「農地は命。命を守るために市東さんは先頭で闘っている。動労千葉も地方ローカル線を守る」と決意を表明した。
市東さんが発言(別項)し、農業に対する熱い信念と決意を全参加者が盛大な拍手で共にした。
10月全国集会へ
最後に、事務局の太郎良さんが「三里塚闘争は実力闘争でコンクリートを引っ剥がし、資本主義を変えようという闘いだ。農地をつぶし産業・流通拠点にする空港をつぶさないで我々の将来はない。市東さんの農地はみんなの命だ。全国で交流会、集会を企画し、全国から三里塚へ!強制執行と立ち向かおう」と訴え、7月農楽祭り、10月の全国集会に向けた行動提起を行った。
NAA本社ビルへデモ
NAA本社ビルを包囲・直撃するデモを貫徹した。戦争に向けた成田軍事空港の拡張、地域の破壊を許さず、「労農連帯」を貫いてた闘い抜こう。