JR千葉支社-「新たな組織と働き方」に関して労働条件を提案

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労働者の権利を破壊し、労働組合の権利を奪う攻撃だ!職場から反撃を!

11月20日、JR千葉支社は、「新たな組織と働き方」に関する労働条件の提案を行ってきた。

提案において千葉支社は、「現場第一線の職場と企画部門を融合した組織」として、「千葉事業本部」「房総事業本部」「京葉総武事業本部」の3事業本部を設置するとしている。(各表参照)

また、各事業本部設置における要員体制では、管理▲10の削減を行うとしている。

実施時期については、2026年7月1日としている。

「事業本部は一つの職場」?
関係省庁といまだに協議中?

今回の事業本部の設置にあたり組合側から、年休申請にあたっての手続きや36協定に関する職場代表の選出基準等について質したところ、事業本部は一つの事業場であること、年休及び職場代表については事業場である事業本部単位で取り扱うことを考えているとの回答を行ってきた。

しかし、広範囲の事業本部を一つの事業場にすることについては問題もあり、「現在関係省庁との間で調整中である」として、まだ確定していないことを明らかにしてきた。

未だ確定もしていないことをあたかも決まったかのごとく提案するJRの姿勢を弾劾しなければならない。

今回の組織再編は、労働者の権利を破壊し、労働組合の権利を奪うなど、労働組合の破壊=「労組なき社会」に向けた攻撃にほかならない。職場から反撃に起ちあがろう!

各事業本部の体制は以下のとおり。

表1 事業本部の管轄エリアについて

新設エリア機関 融合する職場(統括本部等)
千葉事業本部 千葉統括C(稲毛駅除く)、成田統括C、
千葉保線設備技術C、千葉土木設備技術C
千葉建築設備技術C、千葉機械設備技術C
千葉電力設備技術C、千葉信通設備技術C
房総事業本部 茂原統括C、木更津統括C
京葉総武事業本部 船橋統括C、津田沼統括C、
千葉統括C(稲毛駅)、新浦安統括C、
幕張車両C、京葉車両C
東京事業本部 錦糸町統括C

◎千葉事業本部の体制について

要員数
変形 交代 乗務員
日勤
千葉統括センター 管理 14 5 19
一般 16 22 33 55 126
成田統括センター 管理 25 10 35
一般 16 15 50 51 132
千葉保線設備技術C 管理 27 27
一般 99 99
千葉土木設備技術C 管理 12 12
一般 31 31
千葉建築設備技術C 管理 5 5
一般 19 19
千葉機械設備技術C 管理 4 4
一般 9 9
千葉電力設備技術C 管理 24 24
一般 88 88
千葉信通設備技術C 管理 25 25
一般 95 95
千葉事業本部 管理 130
▲6
14
▲1
144
▲7
一般 372
▲1
35
▲2
83 106 596
▲3

◎京葉総武事業本部の体制について

要員数
変形 交代 乗務員
日勤
船橋統括C 管理 13 7 20
一般 13 26 27 35 101
津田沼統括C 管理 11 7 18
一般 13 13 51 42 119
新浦安営業統括C 管理 6 4 10
一般 1 14 15
参考 首都圏本部
幕張車両C
管理 9 3 12
一般 37 3 40
参考 首都圏本部
京葉車両C
管理 6 1 7
一般 27 3 30
京葉総武事業本部 管理 42
▲3
23
+1
65
▲2
一般 92
+1
61
+2
78 77 308
+3

◎房総事業本部の体制について

要員数
変形 交代 乗務員
日勤
茂原統括C 管理 14 10 24
一般 13 17 35 49 114
木更津統括C 管理 13 6 19
一般 8 11 18 20 57
房総事業本部 管理 26
▲1
16 42
▲1
一般 21 28 53 69 171
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