組織拡大・25反戦春闘へ 総決起を! 全支部活動者研修会開催

9522

2・22 第90回定期委員会の成功を!

2月22日 13時~ DC会館

1月26~27日、静岡県・伊東市において動労千葉第32回全支部活動者研修会が開催された。両日とも渡辺書記長が司会進行を行った。
初日は、「琉球弧を戦場にするな」の上映。つづいて動労千葉労働学校講師の島崎光晴氏から「米中の中国侵略戦争―労働者の展望」と題した講演を受けた。
2日目は、佐藤副委員長から、分割・民営化以来の攻撃との対決となる千葉機関区の廃止=派出化との闘いについての提起を受けて、関委員長から「3月ダイ改阻止!25年春闘を『組織拡大・反戦春闘』として闘おう!11月集会大結集かちとろう」と2025年の闘いの方向性について提起を受けた。中村副委員長から全活のまとめ、1047名解雇撤回に向けた決意と2・9国鉄集会への総決起が訴えられた。

25年動労千葉かく闘う   委員長提起

2025年、激動の時代が始まっている。まず、25春闘・ダイ改の闘いを、「組織拡大・反戦春闘」の決戦として闘いぬきたい。
今年1月1日付で幕張支部でCTSの労働者が新たに結集してくれた。この大きな一歩を出発に、本格的な組織拡大を実現しよう。
3月ダイ改の闘いとしては、鴨川派出の廃止を許さない。「久留里線廃線阻止」を最大の焦点に押し上げよう。ダイ改提案は昨年の12月だが、夏には廃線したダイヤが固められる。今ダイ改からの闘いが正念場だ。

組織拡大決戦に勝利しよう

何よりもダイ改・春闘を「組織拡大決戦」としてかちとろう。その可能性は間違いなく生まれている。「これでいいのか」という思いは多くの仲間が持っている。
現時点では怒りが「退職」という形で表れている。しかし、真剣に闘いに立ち上がるなら、組織拡大を実現できる情勢だ。
組織拡大に全力で立ち上がる土台は、シニア組合員制度の確立と多くの組合員の決起によって作られている。この1年をかけてJRーグループ会社を貫く本格的な組織拡大を実現する、その出発としてダイ改・春闘を闘い抜こう。

国鉄闘争勝利、
1047名解雇撤回へ

国鉄1047名解雇撤回の闘いも大きな決戦過程に入っている。昨年11月13日、東京地裁は「時効」の一点で解雇を容認する反動判決を出した。ただちに控訴し、闘いの場は東京高裁に移っている。
我々があくまで1047名解雇撤回を貫いてきたのは、国鉄分割・民営化で仲間が解雇されたからというだけではない。それが労働運動全体、全労働者への攻撃だったからだ。同時に、中曽根が「お座敷をきれいにして立派な憲法を安置する」と語った通り、改憲・戦争に向けた攻撃との対決だった。
この闘いは、まさに「今現在の攻防点」だ。高裁署名運動の成功をかちとろう。2・9国鉄集会へ大結集しよう。

11月集会の大結集を

「戦後80年」「昭和100年」ー石破政権は「台湾有事」を掲げて、凄まじい勢いで戦争体制を作っている。労働組合は本来、反戦の砦であり、戦争を阻止する闘いは労働運動の本質的な課題だ。
戦争情勢だからこそ、労働組合に対する弾圧も激化している。とりわけ関生支部への大弾圧と港合同つぶしの攻撃を、全労働者の未来のかかった闘いとして絶対に粉砕しよう。
韓国・ユンソンニョルによる非常戒厳と弾劾決議、トランプ就任など時代は大きく動いている。JRについても、「IT企業」化方針の中で事故の続発という形で矛盾が爆発している。改めて動労千葉の闘いが求められている。
昨年は全国の仲間が40波近いストを職場から組織して、集会にのぼりつめた。さらなる飛躍に向けて、闘いが開始されている。
1年の闘いを通して、戦争情勢と対決し、階級的労働運動の再生に向けて、11月集会の大結集をかちとろう。

タイトルとURLをコピーしました