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闘う労働組合の全国ネットワークを!
中国侵略戦争阻止!ガザ虐殺を止めろ!
11・2全国労働者総決起集会
11・2全国労働者総決起集会&改憲・戦争阻止!1万人大行進が11月2日、東京・芝公園に2150人を結集して闘い取られた。
世界中で戦争情勢が進む中で、中国侵略戦争阻止、労働運動再生への第一歩を切り開いた。さらに韓国から民主労総ソウル地域本部や金属労組旭硝子支会、イタリアから職場委員会連合(S・1・Cobas)の仲間、オーストラリアの仲間が参加し、労働者国際連帯集会として勝ちとられた。
司会を動労千葉北村書記次長と三浦半島教組の仲間が行い、開会あいさつを国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さん、連帯のあいさつを三里塚反対同盟から市東孝雄さん、福島から希望の牧場の吉沢正己さん、パレスチナ連帯の訴えをアラブ未来協会のの田中博一さんが行った。
関委員長の基調報告に続いて、韓国からキムホジュン・民主労総ソウル本部事務処長、金属労組旭硝子支会チャホノ支会長、在日ビルマ労働者のマ・テンテン・ウさん、在日韓国労働者が登壇し国際連帯を訴えた。
国鉄闘争の訴えでは、中村副委員長、藤田弁護士、動労千葉・渡辺書記長、動労水戸照沼委員長、動労千葉を支援する会の織田事務局次長、久留里線と地域を守る会・三浦代表が訴えた。
カンパアピールに続いてソウル本部生活文化委員長のパクソンボンさんが韓国労働歌を披露した。
改憲・戦争阻止大行進から高山俊吉さん、沖縄、8・6ヒロシマ、星野暁子さんの訴えが行われ、闘う労働組合・労働者、学生の決意表明を受け、最後に国鉄闘争全国運動呼びかけ人の浅川雅己さんがまとめを行った。
集会後、デモに出発。ガザ大虐殺をやめろ!中国侵略戦争戦争を止めよう!高市政権打倒!のシュプレヒコールを上げ、新橋・日比谷公園に向けて大デモが行われた。

今回10・12全国集会を苦渋の選択として中止したことに申し訳なくお詫びします。
今三里塚は空港の機能強化にむけた工事を進めていますが、第3滑走路建設に向けた買収も80%。そんな中、住民説明会を各地で開いてます。住民を追い出し廃村にして、「雇用や経済が良くなる」などと嘘っぱちを言っています。反対同盟も結成60年になります。半世紀にわたって共闘している動労千葉をはじめ、学生や市民、福島・沖縄の闘いと共に、「絶対にあきらめない、勝つまでは闘う」という意気込みでこれからも闘い続けます。
基調報告 (動労千葉 関委員長)
私たちはこの集会の呼びかけにあたって、「4つのスローガン」を掲げました。第1に、「中国侵略戦争阻止、差別・排外主義と闘う労働運動をつくり出そう!」。第2に、「戦時下における労働政策の歴史的転換に抗する労働運動をつくり出そう!」。第3に、「国鉄分割・民営化反対闘争の地平を水路に、連合路線と対決する労働運動をつくり出そう!」。第4に、「反動石破政権打倒、闘う労働者の新しい党をつくり出そう!」です。力量を考えれば、簡単に言えることではありません。連合に抗して新たな労働運動の潮流をつくる、その構えの段階で負けるわけにはいきません。困難なことからも逃げずに、まっこう闘おうということです。
高市政権の極右・反動的な性格は過去最高レベルです。「すべての国力を戦争に注ぎ込む」という攻撃がごまかしなく進められようとしています。デマも含めて排外主義をさらにあおりたて、国家主義と差別・排外主義で労働者を絡め取り、戦争へとかりたてようとしています。
こうした攻撃と一体で、労働政策の歴史的転換攻撃が開始されています。高市は労働時間の規制を「人手不足だから緩和しろ」と。「新たな集団的労使関係」と称して、労働基本権や労働組合の存在そのものを解体する攻撃が来年通常国会に向けて準備されています。それを主導しているのはJR東日本です。職場から全力でたちあがります。
どんなに小さくとも、連合を足元からひっくり返していく闘いに挑まなければなりません。職場に怒りは渦巻いています。「労働者、労働組合は本当にこれでいいのか」「再び侵略戦争に手を染めるのか」「社会の主人公は労働者じゃないのか」。連合の産業報国会化を弾劾し、下からくい破っていく闘いを組織しましょう。
私たちにはこの闘いの挑戦権があります。今年は、分割・民営化に反対して85年11月の第1波ストに起ちあがってから40年です。今なお1047名解雇撤回闘争として国鉄闘争を守り抜き、「勝利まであと一歩」の地平を切り開いています。この地平を活かし、日本労働運動全体を獲得してやろうということです。
世界の労働者の闘いを見てください。国境を超えた労働者の団結した闘いにこそ、戦争を止める力があります。私たちがともに築いてきた画期的な国際連帯は、この時代にこそ決定的な意義を持っています。日本でも、世界の仲間に応えられる闘いを、闘う労働運動の潮流をつくりあげましょう。労働者には絶対にその力があります。すべての仲間はともに闘いましょう。ありがとうございました。
