2025年 動労千葉弁護団総会を開催
JR・CTSはただちに65歳以降の雇用を行え!
4月9日、2025年動労千葉弁護団総会を各支部組合員の結集の下で開催し、各事件の担当弁護士をはじめ動労千葉弁護団の皆さんに参加いただきました。
まず動労千葉から関委員長が挨拶し、中村副委員長が経過報告を行いました。
1047名解雇撤回闘争では、昨年11月13日に東京地裁が井手・深澤の証人尋問も拒否し、一切を「時効」で切り捨てる反動判決を出してきました。判決は、最高裁で「不当労働行為」と確定した不採用基準の策定を指示・決定していたのがJR設立委=JR自身であることについて、判断することそのものから逃げています。
JR東が自らの不当労働行為の実態を隠ぺいし続け、ウソをつき続けたことも不問に付しています。
そして、87年4月のJR東への不採用から35年以上、動労千葉・動労総連合が国鉄1047名解雇撤回を貫いて闘い抜いてきたこと、JR東が採用を拒否し続け、不採用を継続してきたことも無視し、「87年4月から1年の申立期間を過ぎている」という一点で国・JRを擁護したのです。高裁闘争勝利に向けて、裁判闘争への結集と署名運動の前進が求められています。
65歳以降の雇用延長については、労働委員会において証人尋問段階に入っています。動労千葉排除のためだけにJR・CTSがエルダーの雇用延長を拒否し続けている実態と不当性を明らかにし、希望者全員の雇用延長をかちとっていかなくてはなりません。
総会では各事件について討論を行い、闘いの発展に向けた決意を固めました。闘争勝利に向け、職場での闘いと一体で、裁判・労働委員会闘争を弁護団とともに闘おう。
日時:6月15日(日)13時30分~
場所:千葉市民会館大ホール
入管法・入管体制の戦時的再編攻撃に反撃を!
4・12入管法民族差別を撃つ全国交流集会
4月12日、東京・武蔵野公会堂において「闘うアジア人民と連帯し、米日の中国侵略戦争阻止!4・12入管法・民族差別を撃つ全国交流集会」が280人の結集で開催されました。
最初に韓国・民主労総の制作したユンソンニョル打倒闘争のビデオ上映が行われました。続いて、この闘いを国鉄闘争呼びかけ人の金元重さんが報告。非常戒厳の真の目的は民主労総の「殲滅」でした。民主労総はこれと真っ向勝負し、「民主労総が道を開く」と宣言し、韓国民衆の闘いを根っこから支えています。
実行委員会から基調報告がなされ、学生、在日ミャンマー人、「群馬の森」朝鮮人追悼碑強制撤去と闘う高崎金曜行動の報告・決意が語られました。在日コリアンの方からは「日本軍慰安婦制度を歴史に刻もう」と訴えられ、牛久入管収容所問題を考える会は「入管法・入管体制粉砕!差別・排外主義を許すな!」と訴えました。そして、難民・仮放免者からの報告・決意・訴えが続きました。
日本の労働組合からは、動労千葉、東京労組交流センターが発言しました。動労千葉からは、佐藤副委員長が、労働者の国際連帯で中国―東アジアにおける戦争を止めること、そのために「6・14改憲・戦争阻止!大行進」と「6・15国鉄集会」を一つのものとして成功させようと、闘いの決意を表明しました。
労働者民衆を分断・支配するための戦争攻撃=入管法・入管体制の戦時的再編攻撃に対し、在日・滞日外国人、世界の労働者民衆の団結で闘い抜こう!