闘 春 新年あいさつ (弁護団 反対同盟 OB会 家族会)

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1047名闘争勝利へ全力を尽くす!
動労千葉弁護団 弁護士 藤田 正人

アメリカ、日本、ドイツ、フランス、シリア、韓国と、世界中で次々と既存の政権が崩壊する事態が続く中、2025年を迎えました。
帝国主義ー資本主義の矛盾がさらに深まり、世界の労働者階級にとって、いよいよ中国侵略戦争・世界戦争への突入との激突を避けられない1年となります。
国鉄1047名闘争は、国鉄分割・民営化が労働組合破壊を狙った国家的不当労働行為であったことを隠蔽しようとする裁判所、その背後にいる国家権力との対決の年になります。勝利にむけて全力を尽くさなければなりません。
日本の政府は、中国侵略戦争に向けて、労働組合を国策の道具とし、戦争に反対することを犯罪として弾圧する時代を作ろうとしています。まさに、国家による戦争か、労働者人民による国家の打倒かという分岐の時代を迎えています。
動労千葉、そして関西生コン支部、港合同の3労組にとって、階級的労働運動の大部隊を組織し、支配権力と激突する正念場の年になろうとしています。動労千葉弁護団も、その一翼を担って奮闘したいと思います。

三里塚闘争 58年の真価を賭けて闘う!
三里塚芝山連合空港反対同盟

アメリカ・トランプの再登場によって、日本政府がアメリカと一緒になって中国への侵略戦争を進める動きが急加速しています。その下で進められる成田空港機能強化や「新しい成田空港」構想は、戦争のための拡張に他なりません。
三里塚闘争は成田空港の巨大軍事空港化を許さない「反戦の砦」です。
NAAが強制執行で奪えなかった南台農地をめぐる耕作権裁判が判決を迎えます。農地強奪の攻撃は、反戦の闘いをつぶすためです。
私たちは、いかなる判決が出ようと二度と強制執行を許さず、体を張って南台の農地を守る決意です。
58年にわたって貫いてきた「軍事空港粉砕・戦争絶対反対」の真価をかけて闘います。
戦争を止めることができるのは、労働者・農民の団結した力です。JRによる労組なき社会化攻撃をうち破り、食料安保を旗印にした農民の戦争動員を許さず、労農連帯をさらに強固にして戦時体制づくりを粉砕しましょう。戦争・改憲の石破政権を打倒しましょう。

 組織拡大で反動攻撃に反撃を! OB会会長 永田 雅章

国鉄分割・民営化から38年が経過し、ますます破綻がはっきりし、私たちの闘いの正しさが証明されています。
廃線化によって全国の路線はズタズタに寸断されて、地域の荒廃がどんどん進んでいます。そしてJRでは、私たちが入社した時は「安全は輸送業務の最大の使命だ」と教えられ、その道のプロを目指して働いていましたが、今は融合化・統括センター化によってプロのプライドは傷つけられ、やる気をなくし、信じられないような事故が続発しています。いつ大事故が起きてもおかしくない状況になっています。
また1047名解雇撤回裁判も警備法廷で異常な警備体制が敷かれ問答無用の却下・棄却でした。
こうした反動攻撃に反撃する道こそ組織拡大です。幕張支部でその突破口が開かれました。全国の仲間や、とりわけ内房線・外房線と地域を守る会や、久留里線と地域を守る会の仲間に訴えて、組織拡大を実現しましょう。戦争に突き進む石破政権と対決して、OB会は明るく楽しく生き生きと闘います。

人々の暮らしを運ぶ鉄路を原野にするな
家族会会長・佐藤 芳子

あけましておめでとうございます。
いつも動労千葉をご支援いただいている皆様、心から感謝申し上げます。
昨年は能登大地震と能登大豪雨、いまだに復興も進んでいません。琉球弧では戦争に向けてのミサイル配備・軍事要塞化が急速に、当然の様に進められています。琉球弧の皆さんの苦労、血の涙をこれ以上見たくはありません。
そして、久留里・上総亀山間の突然の廃線発表。極悪の決定です。人々の暮らしを運ぶ鉄路を原野にしてはならぬのです。このような理不尽で卑劣なことは、絶対に許す事はできません。
でも、動労千葉親組合はけっして諦めない。仲間の為、世界の労働者の為に、誠実に力強く闘っていく。私たち家族会は、OB会の皆さんと共に今年も全力で親組合をサポートしてまいります。

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