9・19高裁包囲から11・2労働者集会へ!
7月27日、2025年度動労千葉支援する会定期総会がDC会館において開催された。
山本事務局長が主催者あいさつを行い、運動方針案の提起を織田事務局次長が行った。
総会は、自公の大敗と極右勢力の台頭という形で歴史的な転換期に入ったことを示した参院選の直後に行われた。この情勢のなかで国鉄闘争と11月労働者集会はますます重要な闘いとなった。改憲が問題になっている今こそ国鉄闘争の訴えは必ず拡がる。支援する会としてその闘いを牽引する先頭に立つ決意が語られた。
総会では、1047名解雇撤回闘争と国鉄闘争全国運動のとりくみ、動労千葉のストライキ支援をはじめとした行動、国際連帯闘争のとりくみなどの経過が押さえられた。その上で闘いの基調として、
●今日の世界戦争情勢の切迫のなかで11労働者集会の発展をめざし、6・15国鉄集会でよびかけを発した動労千葉の決断に応え闘おう。
●9・19国鉄1047名解雇撤回裁判控訴審の高裁包囲行動を11・2集会の前哨戦と位置づけ、一回結審をうち破る大結集を実現しよう。そのために全力で署名運動を展開しよう。
●JR東の大再編攻撃と闘い、動労千葉労働運動を拡げ、組織拡大へ。
という鮮明な方針が提起された。
会計報告ののち、動労千葉から関委員長の提起が行われた。
関委員長は、11月集会に向け大結集を訴えるとともに、JRの組織再編・全面外注化攻撃のなかで、下へ下へと丸投げ外注化したあげく一人の労働者が殺されたことを断じて許さないと語った。現場の仕事を軽んじて、安全も労働者の権利も投げ捨てるこの攻撃と断固闘う決意を表明した。
各地から闘いの報告
新潟からはメッセージで物販オルグや署名のとりくみの地道で具体的な展開が報告された。遠路、福島から参加された会員から、2012年から始まった署名を一人で始め、全国で10万筆を集める闘いに上りつめ、13年不当労働行為を認めさせた闘いの過程とこれからも署名を続けていく決意が述べられた。支援する会・木更津と久留里線と地域を守る会からは久留里線廃線化攻撃との闘いが報告された。東京西部の会員からは、支援する会の元々の会員が地域で把握されていなかった経験から、人や組織のつながりをあらためて見直していく必要性が述べられた。神奈川支援する会、交流センター事務局からも署名運動を押し進める決意が述べられた。
わかりやすい署名パンフを活用し、署名を職場にもちこもうと討論のまとめが行われ、新たな役員が選出された。
第2部の懇親会では、支援する会員と組合員がおおいに交流した。