闘いの原点=外注化阻止!
外注化阻止闘争の真価を発揮しよう!
JRにおける大再編攻撃と労働政策の歴史的な転換攻撃との対決が始まっている。「現業・非現業の区別をなくす」「現業廃止」は車両検修の最後の砦、機能保全(交番検査)の外注化まで行きつこうとしている。車両検修、鉄道設備の保全をなぜ本体で責任をとらないのか。外注化とは「株主価値重視」の金儲けの手段だ。外注化阻止闘争は、新自由主義の核心的攻撃である国鉄分割・民営化反対を貫く闘いの原点だ。
外注化の大矛盾が6月21日幕張車両センターで熱中症による労災死亡事故としてあらわれた。JRとCTSが業務外注化とコスト削減、安全切捨てを進めてきたことが招いた必然的な結果だ。
下へ下へと矛盾と犠牲をしわ寄せする無責任きわまりない、丸投げ外注化したあげく一人の労働者が殺されるという事態を生み出した。断じて許してはならない。幕張支部は職場集会を重ね、争議行為の事前通知を行い闘争体制に突入している。
闘いなくして安全なし!JRとCTSの責任を徹底的に追及しよう。
「子や孫たちの世代を非正規職ばかりの社会にしてはならない」=組合員がクビを切られながらも外注化に反対し、12年間にわたって外注化を阻止し続けてきた。今こそ外注化阻止闘争の真価を発揮しよう。
絶対に許さない!千葉機関区廃止
組合潰しのための千葉機関区廃止=4・1派出化強行のくやしさを忘れてはならない。千葉地区はタンクを象徴に列車が出入りする鉄道貨物輸送の重要拠点だ。無理な派出化によって、本区となる隅田川から千葉への無駄な便乗が発生し乗務員仕業の行路は矛盾だらけだ。
その場しのぎの、会社の都合のみによる乗務員の雇用延長。一年、一年その次の年はどうなるのか、保証はない。8月から安全無視の内勤の24時間以上の拘束勤務で仮眠時間は4時間を切る「一人泊まり」が始まる。「二人泊り」の要員は確保のために、国鉄54年採用の65歳以上の雇用継続が必須だ。
こんな理不尽なことを許してはならない。これから本格的な台風シーズンを迎える。闘いの体制を崩してはならない。70歳まで安心して働けること。高齢者対策を正々堂々と求め、内勤二人泊まり体制へ。千葉機関区を復活させよう。
あきらめることなく闘いを継続しよう。国鉄56・57採用の仲間達に、動労千葉組合員として胸を張って働ける職場を継承しよう。
闘う労働者の団結した姿を時代の最前線に!
「戦争を止め社会を変える力がここにある・闘う労働組合の全国ネットワークを!中国侵略戦争阻止!ガザ虐殺を止めろ!」8月2日、2025年11月労働者集会・第1回実行委員会が開催された。
「労働運動の変革、階級的労働運動建設は遠大なテーマです。しかし情勢に負けなかったこと、そしてその闘いの中から、韓国・民主労総をはじめ世界各地の労働者たちとの画期的な国際連帯闘争をつくりあげてきたことが11月集会運動の最大の成果です。戦争が現実の脅威となり、全世界で労働者が命をかけて闘っています。今こそこの日本で、闘う労働者の団結した姿を時代の最前線に登場させなければなりません」(集会呼びかけ文から)。
今年は11月2日、東京・芝公園。11月集会運動30周年でもある。労働者の団結した闘いが未来を切り拓く。あらゆる困難を乗り越え、11月集会をかちとろう。
大会の成功かちとり、シニア組合員制度の充実、次代の動労千葉を建設しよう!