かけがえのない団結を守りぬこう!
7/5エルダー・シニア組合員懇談会
JR東日本の「新たな組織と働き方」提案は、支社の解体と「事業本部」設置、さらに賃金の「能力給」への転換や退職金制度まで廃止しようとする攻撃は、声をあげない社友会を前提にしたものであり、新たな「労組なき社会化」に向けた攻撃に他ならない。
これに抗して、動労千葉の団結を守りぬき、組織拡大を実現するためにも職場での闘いを大きく前進させなければならない。この主旨のもと、「第一回エルダー・シニア組合員懇談会」が7月5日DC会館において開催された。
2023年の定期大会で正式にシニア組合員制度を確立し、翌24年8月31日に続く4回目の集会・懇談会となった。
平成採の仲間を支え、共に闘おう!
懇談会は川崎執行委員の司会で進行され、あいさつに立った関委員長は、幕張車両センターにおける労災死亡事故を弾劾し、動労千葉として闘いに起つ、先の6月15日の国鉄集会で提起したように、11月全国労働者総決起集会・労働者国際連帯の集会を開催することを報告。組織拡大を実現し、この運動を書記長の世代に引き継ぐと決意を述べ、9月19日の国鉄1047名解雇撤回・東京高裁闘争への参加を呼びかた。
次に、渡辺書記長が、今の職場の状況と新たな攻撃の内容について報告、「まともに列車が動かない今の状況、幕張では熱中症で人ひとり死んでいる、まさに資本家と労働者の関係は相容れない非和解だ。あらためて闘う労働組合が必要であることがはっきりした。機能保全の外注化との闘いは正念場、組織拡大で反撃していく。私たち平成採4人と共に、エルダー・シニア組合員のみなさんも闘いましょう」と訴えた。
シニア組合員制度の拡充を確認
参加者からも、幕張熱中症労災死亡事故との闘い、新たな組織と働き方との闘いの具体的方針の重要性についての意見が出された。
その後の会食は、久々に顔を合わせた組合員も含めて、杯を酌み交わしながら、和気あいあい、活気ある交流の場となり、シニア組合員制度の拡充を確認し、盛会のうちに終了した。
追悼 白井敏行さん
動労千葉争議団として国鉄闘争勝利の闘いの先頭に立ってきた白井敏行さん(享年81歳)が、病気療養中のころ5月31日、ご逝去されました。
白井さんは、国鉄分割・民営化に反対して闘われた85年11月ストを千葉運転区支部副支部長として指導したことを理由に公労法によって解雇され、その後、協販部長として物販オルグで全国を飛び回り、多くの支援をつくりだし、組合を支えてくれました。
ここに謹んでご冥福をお祈りするとともに、動労千葉の団結の強化・発展のために新たな決意で闘い抜くことをお誓い申し上げます。