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〈台風19号勤務上の問題についてアンケート報告B〉
台風15号関係の問題点/台風関係で気づいたこと等 

台風15号時の様々な問題が明らかに
労働者の安全より運行を優先するな!

 報告Bでは台風15号時に関係する問題点や台風問題について気づいたこととして挙げられた意見を紹介します。台風の暴風雨の中や家が被災する中、会社は無理な出勤指示をしたり、出区点検・待機等を行わせたりしています。退勤や交通費、超勤扱いについても不当な扱いが横行しています。

出勤関係 危険な出勤指示やめろ!/交通費の支給は当然

◆風が強く出勤できなくなると訴えたが、「来れる所まで来るしかない」と言われた。
◆停電して通信手段もなく車で出勤した。館山から木更津まで3時間30分かかった。
◆交通手段が私鉄しかなく、とても混んでいたのに出勤を命じられ、2時間かけて出勤した。なのに何もする事がなく待機で終わった。
◆無理やりタクシーで出勤させていた。前泊や移動へのフォローが無さすぎた。
◆出勤指示があいまいのため、誰も前超勤になっていない。そのため、マジメに前もって出勤してきた人が損をしている。
◆「社会人としての対応をしろ」というのは、有事の際、曖昧でとても危険な指示だと感じました。何かあっても「責任は社員にある」という指示ではないでしょうか?
◆最寄り路線が運転中止になっていたが、出勤方法の指示などが一切なかった。
◆明確な指示が事前に来なくて、どうすれば良いか分からなかった。
◆泊勤務だったが、深夜に会社の車が自宅に迎えにきた。
◆台風15号の際は出勤時にJRが止まっており、ダイヤ乱れの中の私鉄にて通勤しましたが、入場規制等の影響で、何分で着くのか判明せず不安でした。

出勤関係 被災しても出勤?!自宅待機でなく年休強制?!

◆家が台風で罹災した。屋根から雨もりがして、とても仕事に行く状態ではなかった。
◆台風以降、職場待機となったが自宅待機でも良かったのではないかと思う。
◆自宅待機等の判断をもっと早くすべき。
◆車掌見習が年休を取らされたという話を聞いた。

連絡関係 台風時の連絡体制・安否確認について

◆情報が錯綜して確実な情報が全然なかった。
◆当直により指示の内容が違うようだ。また職場の違いで指示も変わっていたように聞く。
◆台風時の安否確認について。19号時はスマホが使用できて安否確認のメールが来た。しかし、15号の時は携帯、電話、駅からの社内電話はすべて通じず連絡が取れなかった。支社はどの様な対策を取ったのか? 普段、練習といって確認を行っているのに何の役にも立たなかった。連絡の取れない社員はどうすればよいのか? 会社が確認にくるべきではないか。

退勤関係 出勤させたなら退勤後の交通手段・交通費も会社の責任

◆家族に送ってもらい前泊しに来た。退勤方法は指示がなく、明けで帰れなかったので、漫画喫茶に泊まった。
◆出勤はタクシーだったが、帰りは各自のため東京まで行って高速バスで帰った。
◆仕事が終わっても電車が通っていない中で、東金まで行ってから高速バスで銚子まで帰った。
◆京成で出勤しろと言われ出勤した。行きの交通費は出たが、帰りの分は出なかった。帰りの電車がないことも分かっていたはずなのに。
◆帰宅するのに電車が走っていなかったので、自腹でバスで帰った。
◆台風の日は明けだったが13時まで待機した。特に指示がないのであれば退勤にしてほしい。
◆退区して帰る手段がなかった。帰りも面倒を見るべき。
◆電車が止まったため、帰れなかった。
◆帰りの交通手段が私鉄しかなかったが、交通費は出なかった。
◆勤務解放後、帰るのが大変だった。
◆アケの人を早く帰すように!
◆仕事終了後は自分で考えて帰れと言われた。
◆帰宅時の手段について。

安全問題 乗務員だけで運転再開の試運転をやらせていいのか

◆台風15号の運転再開時、試運転列車に乗務員だけで乗務していた。19号の時は設備や指導員を乗せた。しかし、設備の人のうち1人はケガをしていた。

安全問題 暴風の中、出区点検?!社員の安全を考えて指示しろ!

◆暴風雨の中、出区点検をした。目も開けられず危険な中で実施する意味はあったのだろうか。
◆出区点検の時、出区の時間が分からず何時間もカンヅメになっている人がいた。危険な中で点検をしたのに、何時間も指示なしで放置されるのはおかしいと思う。
◆運行できないのにもかかわらず、出区点検をやる、やらないと指示が2転3転4転した。空港線も京成の運行を見て運休にしていた。判断が人任せになっている。
◆大雨(台風21号)時の対応では、避難指示が出ているにもかかわらず列車を運行させたり、「現場に泊まれるか」というとんでもない指示を出したりしていた。

職場設備 職場の長期停電は深刻な問題 必ず対策を

◆佐倉運転区が3日間停電となった。電車が運休して仕事もない中で、多くの乗務員が暑い職場に待機していた。今後は対策が必要だと思う。
◆長期停電で携帯電話も使えず、職場との連絡手段がなかった。
◆職場内の停電や断水時の対策が不十分。
◆職場が停電して混乱した。復旧も遅かった。
◆停電によって職場への連絡手段がなくなった。
◆業務用タブレットを持ち帰っても接続できない。

職場設備 非常食常備や交代は必要

◆職場の非常時の備蓄が水とクラッカーしかない。カップ麺を購入しているが数が足らない。
◆災害対策費で佐倉本区には飲み物、食糧が用意されていたようだが、行き先地で足止めになった乗務員には何もなかった。帰って来た乗務員にも袋詰めとかにして確保するべき。
◆台風21号の際、一晩中運転中止の車内にいた乗務員がいたが食糧を持って行くなり交替の乗務員を向かわせるなり対策が必要だと思った。

運行関係 運転再開について

◆10月13日の運転再開時間が二転三転した理由がよくわからない。
◆8時台に運転再開予定とお客さまに伝えてしまい、津田沼駅が大混乱した。
◆運転再開の計画が極めて甘かったと思います。
◆運転再開する際に、始発駅からではなく、回送で3〜4駅毎に列車を配置してから一斉に再開すれば、津田沼駅周辺に長い列ができてニュースになる事もなかったのではないか。

多くのご協力ありがとうございます。団交で改善を要求していきます。

組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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