JR千葉支社―3月ダイ改の提案行う
乗務員勤務制度改悪粉砕・65歳まで働き続けられる労働条件確立へ闘おう
12月26日、JR千葉支社は2019年3月ダイ改提案を行った。
会社はこのダイ改と同時に乗務員勤務制度改悪を強行しようとしている。それは、乗務員に極限的な人員削減と殺人的な労働強化を強制する攻撃であり、乗務員勤務制度そのものを解体する攻撃だ。
また、短時間行路を新たに設定しながら、何よりも切実な課題である本線乗務員の高齢者対策はまったく無視されている。そのうえ、拘束時間を延長しさらに長大な行路を強制しようとしている。乗務員勤務制度改悪粉砕、65歳まで働き続けられる労働条件確立へ全力で闘いにたちあがろう。
3月ダイ改提案の概要は以下の通り。
◆外房線
◎千葉発(20時24分発)大原行を勝浦行へ延長。
◎上総一ノ宮発(22時16分発)勝浦行を大原行へ短縮。
◎特急「わかしお21号」(勝浦着22時28分)の勝浦駅停車時分を縮小。(勝浦発22時51分→22時30分。停車時分23分→2分。)
◆特急「あずさ」
◎特急「あずさ」に新型車両(E353系12両)を投入し、新着席サービスを導入。
◎新型車両は1月後半から1カ月ほど幕張車両Cに留置される。実車訓練を予定。
◆総武快速
◎平日夕通勤時間帯に東京発千葉行を3本増発し、津田沼行2本を千葉行に延長。
◎「ホームライナー千葉」の運転を取止め。
◆京葉線
◎平日に東京発(19時32分発)西船橋行を増発。
◎平日20時台の南船橋折返し列車1本を、海浜幕張折り返しに延長。
◎平日の新習志野発(19時12分発)蘇我行、蘇我発(19時37分発)東京行、蘇我発(0時27分発)新習志野行の運転を取止め。
◆総武本線
◎佐倉駅で東京方面からの快速列車より最終銚子行(総武本線経由)に接続。
◆成田線
◎成田空港発(17時30分発)千葉行、千葉発(16時21分発)成田空港行を6両から8両に両数増。
◆内房線
◎那古船形駅を棒線化。
◆短時間行路
◎習志野運輸区
朝2行路、夕2行路
◎千葉運輸区
朝1行路、夕1行路
◎佐倉運輸区
朝1行路、夕1行路
◎蘇我運輸区
朝1行路、昼1行路、夕1行路
◎京葉派出所
朝1行路、平日のみ夕1行路
◎その他の区では、必要が生じた際に行路の分割で対応。
◆要員関係
◎千葉運輸区
日勤行路3減、泊行路1増により、運転士の標準数は1減で(120)。
◎蘇我運輸区
日勤行路3増、泊行路1減により、運転士の標準数は2増(77)。
◆ダイ改実施期日
ダイ改は19年3月16日(土)の予定。
▽2019年動労千葉団結旗開き
1月12日(土)13時〜 DC会館
▽千労委忌避申立て却下取消行訴
1月22日(火)10時半〜
千葉地裁 601号大法廷
*9時45分 千葉県労働委員会(千葉県庁南庁舎)前集合
*裁判後、動労総連合総決起集会(千葉市文化センター9階)
▽全支部活動者研修会
1月27日(日)〜28日(月)
▽ 2・10国鉄集会
2月10日(日)15時半開場
市川市文化会館 |