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「政治和解」から10年
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国鉄分割・民営化による解雇から33年となる2月16日、国鉄闘争全国運動は葛西区民館で国鉄集会を開催した。
司会を動労千葉の北嶋副委員長、動労水戸の高野副委員長が担った。北嶋さんは「ライフサイクルの時のようなくやしい思いはしたくない」と職名廃止・ジョブローテーションとの闘いの決意を語った。
国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんが開会あいさつ。10年の闘いを振り返り、全国運動の多彩な呼びかけ人をあらためて紹介し、新しいステージを開く正念場だとして、国鉄1047名解雇撤回闘争の新たな闘いとJRにおける労組破壊や職名廃止との闘いなどを呼びかけた。
関西生コン支部弾圧との闘いでは、全国運動呼びかけ人の花輪さん、東京西部ユニオン鈴コン分会の吉本さん、映画『棘』の杉浦監督、プロデューサーの平林さんらが登壇。「大きな闘いを燃え上がらせよう」と全体の奮起を促した。
続いて動労千葉の関道利委員長の報告。JR会社の労組破壊攻撃の中で東労組から東京・八王子・水戸の3地本が分裂して新組合を結成したことを明らかにし、会社と闘うのではなく組合財産をめぐって争う幹部連中を断罪した。
そして「運転士」「車掌」職名廃止などこの間の攻撃は、職場に「もう抵抗できない」というあきらめを強制するものであり、だからこそ職場からの反撃が必要だと力説。「もう引く場所はない。現場労働者どうしが競争しあい、蹴落とし合わなければならない職場にさせてはならない。闘えば道は開ける」と語り、3月ダイ改、4月1日のジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止に対し、ストライキを構えて闘うことを宣言した。
集会メインの国鉄1047名解雇撤回の闘いについて、全国運動呼びかけ人の葉山岳夫・動労千葉顧問弁護団長、藤田弁護士、野村弁護士の3人が発言。千葉県労働委員会の審理拒否をめぐる東京高裁での行政訴訟、そして中央労働委員会の2正面の闘いについて提起した。
続いて1047名の被解雇者当該である動労千葉争議団、動労総連合1047協議会が登壇。33年前の2月16日の解雇への怒りを改めて燃やし、新たな闘いへの決意を示した。
職場からの闘いを動労千葉・動労水戸・動労神奈川・動労福島の各単組が報告と決意。さらに自治体労働者、改憲阻止!大行進・神奈川の決意表明が続いた。
最後に全金本山労組の長谷さんがまとめのあいさつと団結ガンバローを行った。
3月14日(土)13時30分〜 千葉市文化センター5階セミナー室
組織拡大! 闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう!