関委員長・渡辺書記長が指名スト
動労千葉は3月14日、「ダイ改・合理化粉砕! 千葉機関区の派出化弾劾! 機能保全外注化阻止」を焦点に春闘第一波闘争に立ち上がった。 14日始業から関委員長、渡辺書記長は指名ストライキに突入し、ストを貫徹した。
機関区前に大結集
午後1時、組合員・支援の仲間が機関区前に結集し、その数70名。門内には管理者が弾圧体制を取っており参加者の怒りは高まる。
樋口執行委員の進行で抗議行動が始まり、千葉機関区支部の三本支部長があいさつ、本部からは関委員長が貨物会社を徹底弾劾した。続いて貨物協議会・佐藤議長が機関区廃止(派出化)、要員削減、当局の恣意的な雇用延長の経過を報告し「今日は怒りを新たにする日。機関区復活へ闘いを強化しよう」と呼びかけた。
結集した支部組合員・OBから怒りの発言が続いた。「みんなの力で守り、作ってきた職場。無理やりな廃止は、ただただ動労千葉を潰すためのものだ」「雇用は労働者にとって最も重要な問題。少なくともその同期は平等に機会が与えられなければならない」「派出になり、ひどくなる一方だ。内勤が目の前にいるのにテレビ点呼だし、連絡体制が全然できておらず、いつ機関車が入ってくるかも分からない。出先でずっと待たされたり、無駄な仕事は増え、人は減らされ、寝る時間も減らされて本当に困っている」「こんな状況では安全は守れない」「こんなに皆さんに集まってもらって熱気がある集会になった。今後も粘り強く闘おう」
幕張支部長と支援の仲間が連帯アピールを行い、最後に「機関区を元に戻せ! さらなる要員削減を許さないぞ!」とシュプレヒコールをあげて門前抗議行動を終えた。
総決起集会に120人
DC会館に移動して、午後3時から「スト貫徹!動労千葉総決起集会」を開催した。会場いっぱいの120人が集まった。
最初にストに立った関委員長が主催者あいさつを行い、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃を怒りを込めて徹底弾劾、「今こそ労働組合の闘いが問われている」と訴えた。
三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さん、久留里線と地域を守る会の三浦久吉さん、支援する会の織田陽介さん、家族会の佐藤会長が連帯のあいさつを行った。
4・1外注化阻止へ
同じくストに立った渡辺書記長が基調報告を行った。今春闘全体の課題を提起し、とりわけ相次ぐ架線事故を始めとする重大事故の続発、喜勢社長自身が「外注化のスキームは破綻している」と自認しているにも関わらず、さらなる外注化に突き進む会社の姿勢を弾劾した。そして、久留里線廃線決定に対する3・16君津市抗議行動、4・1機能保全外注化阻止への決起を訴えた。
交渉報告に続いて幕張支部、京葉支部、清掃で働く組合員が発言した。婦人民主クラブ全国協からは「団結たまご」の差し入れで激励を受け、動労東京・環境アクセス支部の宮本支部長が職場での取り組みについて発言を行った。
佐野執行委員が「26反戦春闘勝利・3月ダイ改阻止ストライキ 反戦声明」を読み上げ、最後に、中村副委員長がまとめと第2波・第3波闘争への決起を訴え、団結ガンバローを行い集会を締めくくった。
動労千葉
26反戦春闘勝利・3月ダイ改阻止ストライキ 反戦声明
アメリカ・イスラエルによる残虐なイラン侵略を徹底弾劾する。女子小学校への爆撃と児童の虐殺など、すでに1千人を超えるイランの労働者人民を虐殺し、今なお殺し続けている。トランプは、この攻撃を「国際法に則った正当な行為」とごまかすことさえしていない。「私には国際法は必要ない」と自ら語った通りに、帝国主義の姿を完全にむき出しにし、次々と軍事侵攻を強行している。それは、今年の冒頭のベネズエラ侵略・大統領夫妻拉致と同じく、中国を経済的、政治的、軍事的に包囲することを最大の焦点にした、対中国の侵略戦争・世界戦争として遂行されている。トランプは中東から世界を大混乱にしようとも、すべてを戦争へと引きずり込み、アメリカの「力」の下にひれ伏させようとしている。
衆院総選挙で「圧勝」した高市政権は、このトランプと完全に一体となり、連動して動いている。現に高市は、核保有国である米・イスラエルが一方的に侵略を開始したことは一言も批判せず、逆に反撃したイランに対して「核保有は許されない」「イランの行動を非難する」と語っている。そして、改憲、大軍拡、スパイ防止法制定、戦時経済化へと突き進み、中国への侵略戦争を「自らの戦争」として担おうとしている。3月19日に予定されている日米首脳会談は、これまでの次元を超えた大軍拡の合意から、すべてを戦争へと注ぎ込んでいく転換点となろうとしている。
同時に、「外への侵略戦争」と一体で「内なる階級戦争」が仕掛けられている。労働組合を根本から否定・一掃しようという戦後労働法制の歴史的な転換攻撃だ。それは、労働者の権利を「労基法以前」にまで解体し、労働力を含めた「すべての国力を戦争へ」という攻撃だ。ここには、国鉄分割・民営化にかけた敵階級の意思が、次元の違う攻撃として形を変えながら貫かれている。われわれは鉄道労働者として、国鉄分割・民営化と対決し抜いてきた労働組合として、この攻撃とも断固対決する。
JR東日本では信じがたい重大事故が続発している。しかし、さらなる鉄道業務の丸投げ外注化を進め、退職金を廃止し、定期昇給を廃止し、「事業場」まで解体し、ローカル線を廃止し、労働組合を徹底的に解体して「社友会」に置き換えようとしている。こうした形でこの攻撃をJR東日本が推進しているのだ。これに対して、われわれは本日から4・1に向けて3波の闘争を構えて闘いにたちあがる。
戦時下における激しい物価高は進行し、30年以上に渡る新自由主義攻撃は社会の底が抜けたような崩壊をもたらしている。その中で高市政権は生活をなぎ倒してでも戦争に突進しようとしている。すでに矛盾はいたるところで吹き出し、抑えつけられてきた怒りの声はいよいよ爆発しようとしている。
鉄道を戦争のために使わせるわけにはいかない。そして、アメリカ帝国主義自身が「国際秩序」を容赦なく暴力的に破壊し、三度目の世界戦争が現実にされようとしている。その中で、世界中の労働者人民が闘いに立ち上がっている。われわれはこの戦争を阻止すべく、侵略の最中にあるイランの労働者民衆、不屈の抵抗を続けるパレスチナ人民、圧政に苦しむアジア―世界の民衆と連帯し、力を合わせて戦争反対の闘いにたちあがる。
本日ストライキにたちあがり、イラン侵略戦争弾劾、対中国の侵略戦争・世界戦争阻止、高市政権打倒へ、全国の労働者がともに闘いに立ち上がることを呼びかける。
2026年3月14日
国鉄千葉動力車労働組合


