阪本勝東京高裁裁判長による証人申請却下を弾劾する!
これが裁判所の姿か! 国家的不当労働行為の真実を隠ぺいするためなら、裁判所自ら法廷の場での決定を踏みにじるのか!
7月16日に開催された1047名解雇撤回裁判の第3回控訴審では、新たに裁判長としてやってきた阪本勝が井手・JR西元会長、深澤・JR東会長の証人申請を却下してきた。絶対に許すことはできない!
今回の裁判で、国鉄分割・民営化が、国家権力の根幹を揺るがす闘いだということがはっきりした。そして、戦時下における国家権力による大反動が今回の証人申請却下だ。
腐りきった裁判所を粉砕し、真実を暴き出し、解雇撤回・JR復帰まで断固闘い抜こう!
腐りきった裁判所の姿
そもそも、前回裁判で裁判長は「JR設立委の不当労働行為を認めないなら証人を採用する」と明言した。中労委・JRは「認めない」と回答した。それならば、証人採用する以外ない。これが公開の法廷で決定されたことの真実だ。
しかし、東京高裁・国家権力はただちに裁判長を地方に異動させ、新たに阪本勝を裁判長にすえた。そして、阪本は何一つ説明することもなく「いずれの証人も必要性がない」と言い放ったのだ。
これに対して、弁護団はただちに忌避を申し立てて裁判は中断。法廷は怒りの声につつまれた。
「なぜ井手・深澤が来ていないのか」「40年以上闘ってきて、決着を見届けないわけにいかない」「裁判長が変われば法廷での決定も関係なくなるのか!」「言ってることが全然違うじゃないか!」「恥を知れ!」
何の正義性もない裁判所はまともに制止することも出来ず、徹底的に怒りをたたきつけて総括集会へとうつった。
240人の結集で高裁を包囲
裁判に先立って東京高裁を包囲するデモを闘った。ここには全国から240人の仲間が集まり、「井手・深澤を証人採用しろ」と訴えた。
裁判後の総括集会では、弁護団、争議団のほか動労総連合や地域でともに闘う仲間から発言をうけた。
裁判は裁判長の忌避をめぐる争いの間は中断される。その間にJR・裁判所を徹底的に追い詰めて、証人採用を認めさせるという新たな闘いの段階に入った。さらなる闘いと署名の拡大をかちとり、井手・深澤を何としても法廷に引きずり出そう! 国鉄1047名解雇撤回! 国鉄闘争勝利まで断固闘い抜こう!
総括集会での発言より
◯争議団・高石特別執行委員
裁判長まで変えて、裁判所は何を隠したいのか。やはり僕らが追及している不当労働行為があったからだ。もう一度、最初からでもいいからやり直せという気持ちで闘い、真実を明らかにしたい。
◯争議団・中村副委員長
裁判所は裁判所だ。運動で返していくことが必要だ。われわれの運動の力が試されている。この闘いに絶対に勝利しよう。戦争情勢だからこそ、国鉄分割・民営化をあいまいにしてはならない。これからもともに闘いたい。
◯全国運動呼びかけ人・金元重さん
JRは絶対に証人採用を阻止するということを至上命題にしてきた。国家権力も裁判長を飛ばしてでも阻止するという決断だったと思う。
前回裁判で裁判長は「認めないなら証人を採用する」とはっきり私たちの前で言った。それを覆したことの犯罪性を厳しく糾弾し、大いに訴えなければならない。決して敗北ではない。闘いは続く。決意を新たにしていきたい。
◯動労千葉・関委員長
裁判所は腐っている。阪本は入ってきた時に顔がこわばっていた。これだけの人が集まり、署名も集まる中で、「却下」というのが怖いということだ。
私たちは国鉄闘争勝利にかけている。支援する会の山本事務局長、この裁判を担当してもらっていた石田弁護士が亡くなっている。勝利を届けるような闘いをしていきたい。
◯動労総連合・田中委員長
本当に怒りが冷めやらない。公開の法廷の場で「証人を採用する」と明言しておきながら、裁判長を飛ばしてひっくり返す。前代未聞ではないか。国家権力が自らに申し開きがつかないような恥をかいてでも闘争を潰そうとしている。
40年間われわれが何と闘ってきたのかを知らされた思いだ。われわれは負けていない。労働者の団結した力は後退を強いられてきた。しかし、間違いなく高市の戦争政策への怒りの声が動き出している。国鉄分割・民営化で後退を強いられた労働運動をもう一度前進させる。腹を決めてこの闘いをやり抜くことで、この闘争に勝ち抜きたい。
国会もこの裁判と同じかそれ以上にひどい。台湾有事だと言って中国に侵略戦争をしかけるなんて冗談じゃない。それに労働者を引きずり込むなど冗談じゃない。すべてが国鉄分割・民営化から始まった。それを肝に銘じてこれに立ち向かう闘いをやり抜こう。





