国鉄分割・民営化による解雇から39年、2月8日、国鉄闘争全国運動は江戸川総合文化センターで国鉄集会を開催し、410名が結集した。司会を川崎執行委員と、動労東京環境アクセス支部の宮本さんが担った。
全国運動呼びかけ人の金元重さんが主催者あいさつ、連帯あいさつを三里塚反対同盟の宮本麻子さん、在日ビルマ人のテンテンウさん、改憲戦争阻止!大行進の高山俊吉弁護士が行った。
関委員長の基調報告の後、動労千葉ストライキ40周年をテーマに、当時の記録ビデオ上映と、当時副委員長としてストを指導した山口顧問、当時の千葉転支部長の永田OB会長、そして山田前幕張支部長、相馬前津田沼支部長、佐藤貨物協議長が、当時の闘いの状況を語り、今の動労千葉への希望と熱い思い、今後も共に闘う決意を語った。
1047名解雇当該として中村副委員長が「必ず勝利する」と熱い決意を語り、顧問弁護団から藤田さん、野村さんが1・23控訴審の勝利的報告を行った。次に支援する会から織田事務局次長が山本さんの遺志を引き継ぎ、勝利まで共に闘うことを宣言した。
カンパアピールに続いて、廃線化阻止に向けた訴えを、久留里線と地域を守る会の都築事務局長が行った。
外注化と組織拡大に向けて動労千葉から渡辺書記長、動労総連合水戸の照沼委員長、動労連帯高崎の木村書記長が、現場からの闘いの報告と決意を語った。最後に船橋二和病院労組の飯田委員長、JP労組の仲間が決意表明を行った。集会のまとめを動労総連合の田中委員長が行い、団結頑張ろうで集会を締めくくった。
基調報告 関 道利委員長
本日の集会は、大軍拡と戦争国家化、中国侵略戦争へと突き進もうという決定的な情勢の中で開催されています。選挙戦では「高市圧勝」と言われていますが、すべて破たんしていくことは間違いありません。
本集会では何より、国鉄1047名解雇撤回、国鉄闘争の勝利に向かって、どんな壁でも私たちの闘いの力でこじ開けて、最後まで勝ち切るんだという決意を、皆さんとともに確認したい。1月23日、東京高裁は中労委・JR側に対して、「JR設立委の不当労働行為を認めるのか」、「認めないなら証人を採用する」と明言しました。これまで「自分たちは関係ない」と法廷への出廷を拒否してきたJRも、次回から裁判に参加する。JRを法廷に引きずり出しました。追い詰めたんです。敵も「JRの不当労働行為は関係ない」とは言えなくなり、最後の壁が崩れ始めています。勝ちきる可能性を掴んだんです。どんなに困難だとしても最後まで勝ち切ろうということ、国鉄分割・民営化に決着をつけるときです。
訴えたいことの2番目は、この時代にもう一度労働運動を甦らせようということです。元委員長の中野さんは「資本主義がつぶれるかどうかの危機の時に、本物の階級的労働運動を貫くことができるかが核心問題だ」と訴えています。
今年は国鉄分割・民営化に反対する第2波のストから40年です。ストの決断も決して簡単なものではありませんでした。しかし、「嵐がすぎるまで待てばいい」というような攻撃ではありませんでした。こういう状況の中でストを決断し、組合員がそれに応え、真正面から闘って団結を守りぬいたのです。それは、間違いなく戦後日本労働運動が生み出した最高の地平だったと思います。現在の1047名解雇撤回闘争も、この地平抜きにはありません。その力で日本の労働運動全体を獲得する闘いをやろうということです。
訴えたいことの3番目は、何よりまず中国への侵略戦争を阻止するために闘うことです。戦時下における労働政策の歴史的転換攻撃と対決すること、核心は「労働組合の存在そのものを許さない」ということ、「戦争ができる国」へと転換させようという攻撃です。
労働者が本当にこの攻撃に対して闘えば、打ち破ることはまったく可能です。くしくも、1月23日の控訴審第2回の日が衆院解散日、この集会の日が投開票日となりました。これを偶然と考えず、国鉄闘争はやはり情勢全体を動かす位置にあると確信して、勝利まで闘い抜く決意です。




