新制度で賃上げは大ウソ!JR東-新賃金・夏季手当低額回答弾劾!

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能力昇給 能力昇給区分2相当・3271円の引上げ
ベア 職務能力給に能力昇給と同額・3271円を加算
エルダー 基本賃金に1500円を加算
夏季手当 役割遂行賃金の2・9ヶ月分

JR東日本 新賃金、夏季手当回答(3月12日)

【新賃金】
1.社員
(1)能力昇給 昇給係数1、区分2相当3,271円。
(2)職務能力給改定 能力昇給と同一額3,271円 を加える。
(3)制度改正として、職務能力給を14,418円 引き上げ。
2.エルダー社員
基本賃金に1,500円を加える。
3.テンポラリースタッフ
1時間当たりの賃金額に100円を加える。
4.精算日 6月25日(木)とする。
*平均引上げ額 6,542円(1.84%)
内訳 ベア  3,271円(0.92%)
昇給 3,271円(0.92%)

【夏季手当】
1.基準額 役割遂行賃金の2・9ヶ月分とする。
2.支払日 6月26日(金)

JR東日本は、3月12日、4月1日以降の新賃金及び26年度夏季手当について回答を行ってきた。
新賃金について、能力昇給については、昇給係数「1・0」とした上で、能力昇給額は区分2に相当する額・平均3271円(平均0・92%)を引き上げるとの回答であった。
ベアについては、職務能力給を、能力昇給と同額の平均3271円(平均0・92%)を加算するとの回答であった。
エルダーについては、1500円を加算し、テンポラリースタッフは1時間あたり100円を加えるとの回答であった。
26年度の夏季手当については、役割遂行賃金の2・9ヶ月分とするとの回答を行ってきた。
動労総連合は、この間の物価高騰と賃金の抑制に対して、新賃金は60000円(生活向上分40000円、物価上昇分20000円)の引き上げを求めるとともに、夏季手当については3・7ヶ月分の支払いを要求して闘ってきた。
今回の新賃金交渉や新人事・賃金制度に関する団交においてJR東日本は、4月から行おうとしている新人事・賃金制度により「制度改定で賃金が上がる」との説明を繰り返し行ってきた。
しかし、今回の新賃金回答で明らかになったことは、「賃金が上がる」なる説明が真っ赤なウソだったということだ。
回答では、新人事・賃金制度への移行分として「平均14418円」(平均3・88%)を加えた合計額として「平均20960円」(平均5・72%)の賃金引き上げが行われるとの説明が行われた。
しかし、新人事・賃金制度への移行は会社側の都合であり、現行の賃金よりも下回ることができないから引き上げざるを得なかったということだ。それをあたかも賃金を引上げたかのように回答するJR東日本の姿勢を弾劾しなければならない。
実際の賃金引き上げは、昇給とベアを合わせても6542円(1・84%)だ。ちなみに、昨25年度の新賃金回答は、定期昇給6389円(1・78%)、ベア13782円(3・9%)、合計20324円(5・68%)だ。昨年の定昇レベルの賃金引き上げしか行わないというこであり、これでは実質ベアゼロ回答だ。

日本経団連の方針にも反する回答を行ったJR東日本

JR東日本は、日本経団連の審議会議長に富田元会長が就くなど中心的な企業だ。その日経連が今年1月に発表した「経労委報告」では、賃金引き上げについて「23年は起点、24年は加速、25年は定着を実感」「賃金引き上げのさらなる定着に向けて先導役を果たす」「連合は、賃上げ3%以上、定昇含め5%以上を求めているが、認識は経団連と一致している」等と記すなど、賃金引き上げを行うことを打ち出している。
しかし今回のJR東日本の新賃金回答は、日経連方針に反して昇給とベアを合わせても「1・84%」程度に抑え込むものとなっているなど、資本家側の方針にも反する内容となっているのだ。
動労千葉は、あらためて訴える。
新人事・賃金制度を撤廃しろ! 労働者の団結を破壊する職務能力給・能力昇給粉砕! 26反戦春闘勝利! 3月ダイ改合理化阻止! 京葉車両Cの機能保全検査外注化阻止!久留里線廃線化攻撃粉砕! 3・14動労千葉総決起集会に総力結集を!

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