山手線・京浜東北線 停電で8時間以上運休
安全は崩壊し、要員確保もできない
喜㔟社長自ら「このスキームは破たん」発言!?ふざけるな!
昨年10月の経営幹部の会議での喜勢社長の発言
(雑誌『選択』2026年1月号より)
「エルダーに頼って仕事を作ってきたので、外国人が今後入ってきても難しい」
「(01年以来の外注化施策について)このスキームはある意味で破綻している」
外注化は完全に破たんした。すでに社長・喜㔟をはじめ、経営幹部自身がそれを認めざるを得なくなっている。そして、1月16日に起こった停電による山手線・京浜東北線の運休は、技術継承と安全が基本的レベルから崩壊していることを示している。
JRはただちに外注化を撤回しろ! 組織再編、人事・賃金制度改悪をやめろ!
外注化が安全崩壊の根本原因
1月16日の停電・運休は重大事態だ。山手線と京浜東北線が始発から13時ごろまで8時間以上にわたりストップ。しかも、7時20分ころに京浜東北線だけ運転を再開したものの、安全装置から発煙し再び運転を中止という事態まで引き起こしている。
会社の発表では、田町駅の改良工事で送電を止める安全装置を設置して夜間作業を行っていたが、作業後に送電を再開する際、「何らかの不具合」が起こって停電状態になったとされている。原因については「調査中」としている。
詳細について現時点でははっきりしていないが、ごく基本的なレベルで安全が崩壊していることは間違いない。その最大の原因は鉄道業務の全面外注化攻撃だ。
会社は01年以来、あらゆる鉄道業務を徹底的に外注化してきた。われわれ動労千葉は一貫して、「外注化は絶対に認めてはならない」「労働者の権利を破壊し、無責任体制をまん延させ、技術継承を破たんさせ、安全を崩壊させる」といってきた。まさにその通りの現実が表れているのだ。
会社自身が「失敗」を告白
外注化の「失敗」はもはや会社自身が告白している。それが、雑誌『選択』26年1月号の記事『JR東日本が画策する詐欺雇用』で暴露された経営幹部会議の内容だ。
そこでは外注化施策について副社長・渡利が、「JRは設備管理のプロ、グループ・パートナー会社は施工のプロ」となるはずが、「設備管理(JR)の人が現場の仕事をわからない状況」と語っている。社長・喜㔟自身もこれに応えて、「このスキームは破たんしている」と語ったというのだ。
さらには、要員確保もままならず、「エルダーに頼ってきたから、外国人が入ってきても難しい」「グループ会社の要員不足をJRで採用・即出向で穴埋めしよう」などと話しているという。
だが、そもそもこんな現実を作ったのは誰だ! 悪どい手口まで使って無理やり外注化を強行し、現場に出向を強制し続けた張本人ではないか! 「鉄道ありきで考えるな」といい、職名廃止・業務融合化で鉄道業務と現場の仲間をどこまでもないがしろにしてきた連中だ。そして、「エルダーに頼ってきた」といって65歳以降の雇用制度まで作りながら本人希望を踏みにじり、今いる職場からも排除?! ふざけるのもいい加減にしろ!
怒りも新たに闘おう
会社は自ら生み出した矛盾に追い詰められている。その矛盾を逆に利用して、組織、人事・賃金制度改悪に突き進もうとしているが、こんな攻撃はこれまで以上の破たんを生み出す以外にない。そして、外注化がその最大の矛盾点になっている。
外注化への怒りも新たに全力で闘いにたちあがろう! 外注化阻止闘争の強化で組織、人事・賃金制度改悪を粉砕しよう! すべての仲間は動労千葉に結集し、ともに闘おう!

