2・28定期委員会の成功をかちとろう
JR東日本が推進してきた外注化は全面破たんのプロセスに突入しています。喜㔟社長はじめ経営幹部自身が2001年以来の外注化について「破綻している」(雑誌『選択』1月号)と自認しているのです。JR東日本と全グループ会社に充満する矛盾の高まりの中、何かのきっかけで燎原の火のように怒りと闘いが爆発しかねない情勢です。求められていることはただ一点、現場からの抵抗と反撃です。今こそ動労千葉の訴えをすべての職場に広げていかなければなりません。2・28定期委員会の成功をかちとり、確信も高く26春闘に突入しよう!
左記のように以前では考えられないような重大事故が続き、同時に、JR東日本の企業としての腐敗が次々とあらわになっています。
<止まらない重大事故>
▽昨年10月31日、外房線(勝浦~御宿間)で上り普通列車が倒木と衝突。一部が運転台のフロントガラスに突き刺さり運転士の数十センチにまで迫る重大事故。
▽1月16日、山手線・京浜東北線の停電事故で約8時間の運休。原因は、夜間工事後に検電設置装置を切り忘れたまま送電を再開したこと。わずか一カ月前の昨年12月13日にも宇都宮線でまったく同じ原因で停電事故
▽1月30日朝、上野駅で架線断線による停電が発生、常磐線快速(品川~取手間)などが7時間の運休。
▽2月2日、京葉線八丁堀駅のエスカレーターから発煙し、一時運休
▽2月3日、国交省がJR東日本を呼び出し原因究明と再発防止策の検討を指示。国交省関東運輸局が、警告文書を発出
▽2月8日、宇都宮線(古河駅~野木駅間)で深夜に架線が切れ9日始発から午後4時半まで運休。調査では約4キロの範囲で100カ所以上の架線設備の損傷が明らかに。事故後に断面を調べると交換基準の半分以下の4・1ミリだった
<企業としての腐敗の進行>
▽ジェイアール東日本企画が19〜23年度に8府省庁から計83件の事業を受託し、人件費として延べ1524人に対する計22億4100万円を請求していたが83事業すべてで業務日誌の改ざんが発覚。仕事をしていたのは371人で19億9500万円分が過大請求
▽JR東日本商事は1月26日、東京都から受託した事業で人件費を不正請求していたと発表。約2億6000万円
根本原因は外注化
鉄道業務を軽視し、会社の言う「価値創造的分野」=金もうけに労働力を集中してきたことが安全崩壊を加速し、腐敗をまん延させているのです。
重大なことは、こうした事態の背景に、労働力の確保が破たんがあることです。
雑誌『選択』1月号では、昨年10月に行われた経営幹部会議の内容が暴露されています。
「外注をして、JRは設備管理のプロになり、グループ・パートナー会社は施工のプロになるという哲学だった。長くやっていると設備管理の人が現場の仕事を分からない状況になっている」(副社長・渡利)
「このスキームはある意味で破たんしているので、もう一回考える変化点にきている」「100人ぐらい多く取って、出向でグループ会社やパートナー会社を回していく‥。頭数がいないから、どこかで採って回していくしかないというのが今の私の考え」(社長・喜勢)
まさに全面的な破たんです。いったい、どの面を下げてこんな事を言っているのか。
あらゆる現業部門の外注化を進めて技術継承と安全を破壊してきたのは誰なのか。「鉄道ありきで考えるな」と現場労働をないがしろにしてきたのは誰なのか。グループ会社を締め上げ、低賃金化と権利破壊、要員削減を進めてきたのは誰なのか。
新経営ビジョン「勇翔2034」で唄われている「新たな挑戦を通じた成長」「活躍フィールドの拡大」の実態は、しょせんこの程度のものであり、「片道切符」の強制出向と転籍、詐欺雇用でしかありません。
にもかかわらずJR東日本は、新人事・賃金制度、組織再編で、現業のさらなる外注化を進め、ワンマン化を拡大し、不動産開発やSuica・JREバンクを軸とした金融企業へと会社を作りかえるという本末転倒のやり方で危機をのりきろうとしています。絶対にこんなことを許してはなりません。
外注化はすべて破たんした!外注した業務をすべてJRに戻せ! 4・1機能保全外注化阻止へ総力で立ち上がろう! ともに26春闘を闘おう!

