動労千葉の闘いの経験から学びたいことが沢山ある!
動労千葉執行委員 川 崎 昌 浩
8月1日~3日にかけて、韓国民主労総傘下の旭硝子(あさひがらす)支会からの招待を受け韓国を訪問してきました。
旭硝子支会は、95年、韓国AGC(本社は、東京丸の内の旭硝子=現AGC)から、組合結成を理由に138人の組合員がメール一通で解雇され、9年間にわたる現場闘争や日本への遠征闘争(本社抗議行動や株主総会抗議等)を闘い、裁判闘争も展開する中で解雇撤回をかちとり、24年8月1日に韓国AGCへの復職を果たした労働組合です。
訪問時が賃金闘争の最中ー御用労組弾劾し宣伝戦を展開中
【1日目 8月1日】
釜山・金浦空港到着後、組合事務所がある亀尾(クミ)市に向かい、事務所ではオスイル支会長やチャホノ前支会長ら組合員19名との懇談を行いました。訪問した日(8月1日)は、復職した記念の日だとの説明をうけ、感慨深いものがありました。
懇談において、韓国では07年に複数労組制になって団結権が保障されたものの、団交権、団体行動権は多数派労組しか認めないなど不当な制度が続いていると怒りを込めて説明された。
こうした中、訪問した時期が賃上げ闘争の最中であり、御用労組を弾劾して宣伝戦を闘っていることなどが訴えられました。
【2日目 8月2日 午前】
サードミサイル反対を闘うソソンリ村で交流会に参加
米軍のTHAAD(サード)ミサイル配備に反対して闘っているソソンリ村を訪れ、サードが配備されている基地のゲートや座り込みテントを視察し、その後、ソソンリ会館で現地のお母さん達やお父さん達13人との交流会に参加しました。
交流会では、婦人会長から闘いの説明が行われ、サードは10年前に配備されたが、当初は3箇所で検討され、人口が少なく、反対闘争もないだろうということ、さらに、ロッテ資本が協力してゴルフ場跡地を提供したことでソソンリに配備されたとのことでした。
また、三里塚闘争で婦人行動隊が闘ったことに触れ、ソソンリでも女性が先頭で闘っていること、婦人会長自身も沖縄を訪問してともに闘ったことなどが語られました。交流会後には、お母さんたち手作りの昼食をご馳走になりました。
【2日目 午後】
非正規職問題が最大の課題であり、全力をあげ闘う!
午後は、旭硝子支会の組合事務所に戻り、三役を中心にした議論を行いました。
この中で、訪日闘争時にお世話になった旭硝子支会支援共闘会議の仲間たちへのお礼が述べられるとともに、この闘いを通じて「連帯とはどういうものなのか」を考えるきっかけになったこと、今後の国際連帯をさらに深くしていく必要があることが訴えられました。
そして、動労千葉の闘いの経験から学びたいことが沢山あること、韓国では非正規職の問題が最大の課題であり、ここに全力をあげようと考えていることなどが訴えられるなど、充実した議論が行われました。
会議後には、オプティカル解雇撤回闘争の現場を視察してきました。
今回の訪韓を通じて、あらためて国際連帯闘争の重要性を痛感するとともに、日本における階級的労働運動の復権に向けた闘いが極めて重要であることを実感しました。



