CTSの全社員の大幅賃上げを
最低賃金引上げに際して訴える
千葉県の最低賃金、895円に
10月1日から全国の最低賃金が約3%引き上げられ、千葉県内の最低賃金は27円引き上げられ895円になる見通しだ(現在は868円)。CTSにおいては、60才以上の時間額(現在、最低額が890円)、多くの職場での試用期間の時間額が抵触することになる。
このことから動労千葉は8月、最賃に抵触する職場だけでなく、社員、嘱託、契約・パート社員について一律で賃金を引き上げるよう申し入れ書を提出した。
県内の全事業所で東京の最低賃金以下に
来月からの改定で、東京都の最賃は985円となり、県内にあるCTSの全事業所での時間額を上回ることになる。これでは、まともに募集がくるわけがない。どこでもギリギリとなっている要員確保の観点からも、全事業所での一律・大幅賃上げが絶対に必要だ。
そもそも毎年、最賃改定のたびに大あわてで賃金改定を迫られること自体が本当に許しがたい。CTSでは毎年、多くの仲間が退職する。募集しても人が来ず、採用されても働きつづけられない。その結果、どの事業所でも慢性的な要員不足になり、残った仲間にきつい仕事が強制されている。まともに生活できないほどの、あまりの低賃金が原因であることは明らかだ。
親会社のJR東日本は
空前の黒字!
親会社であるJR東日本は毎年のように、空前の黒字を更新し続けている。
あらゆる業務のグループ会社への委託(外注化)を進め、徹底的に委託費を抑え、多くのグループ会社の仲間に生きていけない低賃金を強制しているのだ。
CTSは全社員の一律・大幅賃上げを直ちに行え! JR東日本は責任をとれ!
深夜早朝手当の地域格差を改善しろ!
今回の申し入れ書では、住宅手当、扶養手当などの福利厚生面の改善、さらに、この数年間、懸案となっている深夜早朝手当の地域格差をただちに改正するよう申し入れた。
とりわけ深夜早朝手当の地域格差をこれ以上、放置することは絶対に許されない。同じ深夜帯に働きながら、最大6倍もの格差があることは、会社側ですら説明がつかないとんでもない話だ。CTSは10月分から是正を行い、全事業所で一律1500円を支給しろ。
全職場から声を上げ、賃金の大幅引き上げをかちとろう!
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