動物との衝突多発 異常事態だ!
◆抜本的な動物対策、特に上総湊〜保田間の早急な対策が必要だ!
◆上総湊〜保田間をはじめ危険箇所での徐行が必要だ!
◆少なくとも問題解決までワンマン拡大を中止しろ!
<現場から次々とあがる切実な声>
○シカなどが20頭近くが線路脇で群れをなしていることがある。
○衝突が多い区間では、すでに多くの乗務員が速度を落として運転している。
○車掌から「徐行してくれ」という人も出てきている。
○以前は動物が出るのは基本的に夜間だった。それが朝や昼間にも出るようになっている。いつ気をつければいいかわからない。
○出る場所も広がっている。どこでぶつかるか分からない。
○あまりに多い。異常すぎる。
○指令から動物に注意して運転するようにという無線が1時間に何度も入る。
○衝突の多いところや夜間の内房線は運転したくない。そういった行路を休む乗務員も出てきている。
○こんな状況でワンマンにされたら、一人ではとても対応できない。 |
@抜本的対策を早急に行え!
動物との衝突が多発している。会社も「9月時点で昨年の件数と同程度」と回答している。職場は異常事態だ。会社は対策を行っていると回答しているが、動物との衝突が増えているのが現実だ。
運転士にとって、動物との衝突を注意しながらの乗務は大きな負担だ。衝突すれば運転士とともに対応にあたる車掌にとっても、大きな問題だ。柵の設置や除草など、抜本的な対策は急務だ。
A危険区間の徐行が必要だ
すでに危険区間で徐行して運転する乗務員が増えている。それだけ事態は深刻ということだ。
高速で動物と衝突すれば大きな遅れは避けられない。抜本的な対策が取られるまでは、たとえ列車が遅れても、危険区間での徐行は必要な対策だ。
Bワンマン拡大を中止しろ!
こんな状況の中、会社は来年3月ダイ改でのワンマン運転拡大を強行しようとしている。
動物と衝突すれば数十分の遅れはすぐに発生する。車両に巻き込んでしまえば数時間にわたって身動きが取れなくなることもある。そんなことが頻発しているのに、すべての責任と負担を運転士一人に押し付けるというのだ。絶対に許すことはできない!
JRは抜本的な動物対策を行え! ワンマン運転拡大を中止しろ! |