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要員の増配置、契約・パートの正社員化、危険手当の支払いが絶対に必要だ!

JRーCTSを貫く闘いで労働条件の抜本的改善をかちとろう!

6月10日以降、CTSで行われているつり革全てを含む車両消毒作業は、現場で消毒作業を行う労働者に過酷な労働を強いている。

今回、JRは、新たな消毒作業として、津田沼50両、幕張40両、京葉40両分の作業を発注した。津田沼事業所では、当初130両の車両消毒を行う予定だったが、現場から「今の要員ではできない」との怒りの声が上がり50両に変更された。つり革は、1両120個、10両で1200個以上あり、それを1両3分〜5分、1個あたり2〜3秒で消毒しろというのだ。しかも腕を上げたままでのつり革消毒は肉体的にも非常にきつく、現場からは怒りの声が上がっている。

動労千葉は、今回のつり革全てを含む車両消毒作業にあたり、CTSに対して左記のとおり緊急の申し入れを行った。

一つ目は、新たに業務を受注したのであれば、要員を増配置して行うことが絶対に必要だ。そのためにはJRが責任を持つ以外にないということだ。

二つ目には、新型コロナは長期にわたり続くことになることから、安定した生活が維持できるように契約・パート全員の正社員化が絶対に必要だ。

三つ目に、清掃業務は、トイレの清掃や嘔吐物の処理、ゴミ収集等も行うなど感染の危険性が高い業務だ。しかも、今回は新たにつり革全てを含む車両消毒も行わされている。危険手当の支払いが絶対に必要だ。

そして、何よりも、CTSで働く労働者の賃上げを含めた抜本的な労働条件の改善が必要だ。そのためにはJRーCTSを貫く闘いが必要だ。

職場の怒りの声を結集し、CTSの労働条件改善をかちとろう。

つり革全てを含む消毒作業に関する緊急申し入れ

1.千葉鉄道サービスは、6月10日から、新型コロナウイルスへの感 染防止対策として、つり革全てを含めた車内消毒作業を行うとしているが、つり革全てを含めた車内消毒作業を行うようになった経緯を具 体的に明らかにすること。
また、各事業所で行おうとしている列車本数・両数を具体的に明らかにすること。

2.つり革全てを含めた車内消毒作業を行うにあたっては、要員の増配置を行った上で実施すること。

3.新型コロナウイルス感染症に関わる事態は、一過性のものではなく長期に及ぶことから、生活を維持することができるように契約・パート社員について正社員にすること。

4.新型コロナウイルスは、便に多量に含まれるなどトイレでの感染の危険性が高いこと、また、ゴミ収集や駅清掃、嘔吐物の処理においても同様に感染の危険性があるなど、日常的に感染の危険にされされな がら業務を行っていることから、危険手当を新設すること。
−以  上ー

組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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