CTS・JR千葉支社ー「清掃不正」疑惑を否定
開き直りと誤魔化しを絶対に許さない!
「清掃不正」疑惑団体交渉報告
全般清掃に関する調査継続を確認
動労千葉は、「清掃不正」疑惑に関して、12月17日に千葉鉄道サービス(CTS)と、同18日にJR千葉支社との間で団体交渉を行った。
団体交渉においてCTSとJR千葉支社は、動労千葉が指摘した「清掃不正」疑惑について、「調査した結果、申し入れの内容について、資料(車両清掃作業完了確認書)の中では見当たらなかった」として、不正の存在を「否定」するという回答を行ってきた。
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数年間にわたり全般清掃の実績がないのに「完了」の印!
動労千葉は、申し入れにおいて、JRから出された「全般清掃・一般及び重点計画清掃等作業発注書」に、全般清掃の実績がないのに「完了」の印が押されてJRに報告されているという実態を清掃業務を行っている組合員から報告されていること、しかもその内容が、今年8月まで数年間にわたり行われていたことを突きつけ、確認することを要求してきた。
しかしCTSとJR千葉支社は、12月に入って以降の清掃業務内容を「調査」したとして、その結果を団体交渉の場で回答してきたのだ。
しかしこれは、職場で「清掃不正」疑惑が発覚し、それを誤魔化すために「発注書」への記入方法が変更され、清掃業務のやり方も変更されてからの内容だ。CTSとJR千葉支社は、それを承知の上で「調査した」と称して団体交渉の場で回答したのだ。
幕張事業所では、「清掃不正」の問題で組合員がCTSの管理者に是正を求めてきたにもかかわらず全く改善することもなかった。しかも、この事実についてJRの管理者も調査し、実態を把握しているのだ。こうしたことを考えれば、CTSとJR千葉支社に報告が上がっていないはずがないし、「清掃不正」疑惑を知らないはずがないのだ。
今回の団体交渉での「否定」回答は、こうした「清掃不正」の実態を誤魔化し、「不正疑惑」を隠蔽し、不正に不正を重ねるものであり、絶対に認めることはできない。
こうしたCTSとJR千葉支社の対応に対して動労千葉は、今年8月以前の清掃業務の実態調査を早急に行い、その結果を動労千葉に報告することをあらためて要求し、団体交渉を継続することを確認した。
要員数や時間も決められていない中で清掃業務を強制
一方、CTSとの団体交渉の中で、清掃業務の労働条件の劣悪さが明らかになった。
清掃業務では、日常清掃や全般清掃、重点計画清掃等々の種類があるが、車両数による確定した要員数や必要時間が決められていないこと、留置時間合わせて要員を手配して時間内に指定された清掃を行うこと、洗浄線での日常清掃の他に全般清掃も行われていること等が明らかになった。
これ自体大問題だ。「要員数」や「時間」も決められていない中で、JRから発注された清掃業務をこなすためにメチャクチャな作業体制が労働者に強制されているのだ。
偽装請負と「清掃不正」疑惑を開き直り、しかも労働者に強労働を強いるCTSを絶対に許すことはできない!
外注化ー強制出向粉砕へ全力で闘おう!
CTSにおける労働条件を確立しよう!
動労千葉は、「清掃不正」疑惑でのCTSとJR千葉支社の否定=開き直りを絶対に許さない!CTSとJR千葉支社は、早急に調査結果を明らかにしろ!
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