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7・3出向命令無効確認請求訴訟に全力で結集を!

JRが全ての段取りを行い、CTSは人を配置するだけ!
ストライキを「不測の事態」と称して争議権を否定!
これこそ偽装請負の典型だ!

 7月3日、14時から、東京地裁・527号法廷において、「出向命令無効確認請求訴訟」の第3回弁論が行われる。出向させられている組合員を含めて、全支部から全力で結集しよう!

CTSは担当者を配置するだけー全てはJRが手配

 昨年10月1日に仕業・構内業務が外注化されてすでに9ヶ月が経とうとしている。しかし、JRと千葉鉄道サービスとの間で行っている業務外注化は、明白な偽装請負だ。
 仕業・構内業務は、JRの管理者が交番検査や仕業検査等を列車の運行計画から拾い出し、それに伴って列車の清掃や入出区に伴う転線のデータを拾い出す。それを計画担当に渡して翌日の仕業・構内での業務を「指示書兼発注書」に記入して出来上がるようになっている。そして、計画担当が作った「指示書兼発注書」をJR監督員がCTS作業責任者に渡し、CTS作業責任者が受け取り印を押した段階で業務の「発注・受注」が完了する。その後CTS作業責任者は、作業担当者の担務を「指示書」に記入し、コピーした「指示書」を各作業担当者に配付する。これが一連の流れだが、CTSが行うのは、JR監督員から受け取った「指示書兼発注書」に「指示書」の判子を押し、あとは担当者を配置するだけだ。実際に仕業・構内の具体的な作業の中身を作っているのはJRだ。厚生労働省告示37号では、「発注者が作業の内容、順序、方法等に関して文書等で詳細に示し、そのとおりに請負事業主が作業を行っている場合も、発注者による指示その他の管理を行っていると判断され、偽装請負と判断される」と明確に規定している。
 こうしたことからも、偽装請負であることは明白だ。

争議権を真っ向から否定する業務外注化は違法だ
 この間、動労千葉がCTSでストライキを行った際、JRが代務を手配してスト破りを行うという違法行為が行われている。これについてJRとCTSは、この間の団交の中で、「不足の事態が発生した場合、JRとCTSで協議し、要員が確保できない場合、JRで対応する」旨を、「覚書」(業務請負基本契約の一部)で確認しているから問題ないと回答している。
 そもそもストライキは「不測の事態」などではない。要求を申し入れ、団交を行い、その結果対立して決裂してストライキになる場合でも争議通知を行い、ストライキに突入する。事前にストライキになるかどうかは分かっているのだ。業務外注化を口実にして正当な争議権を否定しているのだ。
 しかも、ストライキになった場合、CTSでは全く対応出来ないこと、要員手配もJRに頼まなければできないということは、「自ら行う企画又は事故の有する専門的な技術若しくは経験に基づいて業務を処理する」と規定する労働省告示に真っ向から反すものだ。
 業務外注化は、100%偽装請負だ。違法なスト破りを行うJRとCTSを許すな!
業務外注化ー強制出向粉砕へ闘おう!

1047名解雇撤回!10万筆署名提出行動へ!
 5月8日、東京地裁・難波裁判長は、動労千葉鉄建公団訴訟の結審を強行した。しかし、1047名解雇撤回に向けた「10万筆署名」運動は、動労千葉の夏季物資販売運動とともに全国に広がり、署名が連日DC会館に届けられている。
 7月3日、13時からは、第2回目の署名提出行動が行われる。
 1047名解雇撤回!業務外注化ー強制出向粉砕に向けて、全力で結集しよう!

1047名解雇撤回!10万筆署名

総数 24575筆

内訳 
個人 24233筆 (内、韓国から1398筆)
団体  342筆

(6月25日現在)

業務外注化ー強制出向粉砕!動労千葉で共に闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう

 
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