自分たちの意見を反映させよう
東労組の交渉経過で行ったら
10月1日外注化が強行される!
東労組は早期妥結をやめろ!
東労組千葉地本は、23日に京葉・幕張車両センター分会の合同職場集会を開催して、24日には基本要求を提出するとしている。改めて何故こんなに急いで妥結するのか。組合員のためになるのか。
東労組と千葉支社の第1回交渉の議事録では 千葉支社はメリットは何かと聞かれて、
「エルダー社員が有する技術力・ノウハウを散逸させることなくグループに内在し、後進へ確実に継承し育成していくことである。」
「グループ全体の総合力を発揮し、コストダウンを徹底した効率的な事業運営のもとでグループ全体を発展させる」。
と回答している。
つまり外注化の結果、JR本体ではできなかったコストダウンを徹底し、そのもとでJRを発展させる?
しかも、グループ内に内在させるとはグループ会社にそれを置くことでJR本体には置かないと言っていることに等しい。つまり、JRはもう現在のような検修体制は維持しない、安全には金をかけない、構内・検修業務には金をかけないと言っているのだ。
「グループ会社と一体となった業務体制の更なる推進」とは、合理化の更なる推進だ。
会社は、エルダーのノウハウの活用であると強調する。
しかし、京葉車両センターでおこなった「1日勤」の外注化では、速度超過、一旦停止を無視してノッチをあげる、ノウハウより基本もできていないものであった。それでも千葉支社は全面外注化強行へむけて、この外注化を強行したのだった。エルダー社員のノウハウの活用とはほど遠いものである。エルダー社員そのものも、この4年間では十数名にしかならないのだ。
会社の言っていることは全部デタラメだ
また、今回の交渉では、CTSがプロパーを25年春から採用し、1人前になるのに1年半、1人前になったら出向は解消する。解消するだけのプロパーを作ると言っている。しかし、前の日刊動労千葉で報告したが、CTSでは社員に就職斡旋制度を導入し、斡旋して雇用された労働者が3ヶ月勤務すると5000円の褒賞金を払っているという。
つまり、CTSには働きにくる労働者がいない、就職しても3ヶ月と続かない。われわれが出向したらこの条件は変わるのか。プロパーの労働者はそんなに増えるのか。
JRはコストダウンを徹底するとしている、それならば委託料を値切るに決まっている。こんなプロパーに置き換えて、出向を解消するなどと言うことは全くのデタラメだ。
10月1日外注化を何としても阻止しよう。強制出向には行きたくないという声をあげよう。
車両センターに働く全員が裁判に訴えたら、強制出向などできない。強制出向差し止め仮処分裁判に共に起ち上がろう。今回は対象ではなくても、1年後、2年後にはみんなが対象にされてしまう。
今反対の声を全体であげよう。
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