このままでは重大事故になる!
直ちに外注化を止めろ!
「一旦停止」の場所で、前進全ノッチ!
全ての組合員のみなさん!
京葉車両センター構内業務の外注化をめぐり、とんでもない事態が発生した。
JR千葉支社は、1月10日から、京葉車両センターにおける業務外注化のための入換業務の訓練を強行しているが、この訓練の中で、構内で「前進全ノッチ」を入れるという考えられない重大事態が発生したのだ。
本務運転士が非常ブレーキをかけたため事なきを得る
1月13日、京葉車両センターにおいて、外注化要員としてハンドル訓練を行っていた担当者が、205系8両編成を西群線から洗浄線に向けて転線していた。車体洗浄機に入る際には、手前にある「一旦停止」の表示で列車を停止させ、10q以下で車体洗浄機に進入することになっている。
しかし、この日、ハンドル訓練を行っていた担当者は、「一旦停止」位置で止まらずに、逆に「前進全ノッチ」を投入したというのだ。全く考えられない事態だ。
止まるはずの列車が止まらず、急に加速したために本務の運転士が非常ブレーキをかけたために事なきを得た。
今回、洗浄機手前で「前進全ノッチ」を入れた訓練担当者は、京葉車両センターの構内業務外注化のために駆り出された元管理者だ。
そもそも、「一旦停止」位置で「前進全ノッチ」を入れること自体考えられないことだが、こうした者を選定してハンドル訓練を行わせたこと自体問題だ。
全ての責任は、外注化を進めるJR千葉支社にある!
今回の訓練担当者の経歴を見てみると、1989年に千葉支社の課員となって以降、23年以上もハンドルを握ったことがないのだ。千葉支社は、こうした経歴を承知の上で、無理矢理外注化要員として駆り出して、訓練を行わせたのだ。
動労千葉は、千葉支社が訓練を強行する前段で、「ハンドルを数十年も握っていない者にハンドルを無理矢理握らせることは事故につながる」として追及してきたが、千葉支社は、「過去にハンドルを握った経験もあり、技術もある」「見極めについても、十分経験があるから大丈夫」と言って訓練を強行したのだ。
そして、訓練を強行した結果がこの有様だ。
一方、今回のような重大事態が発生したこともあり、京葉車両センターでは、「訓練なんかやりたくない」という声が吹き出している。
このままでは重大事故につながることは明らかだ。千葉支社は、京葉車両センターの構内業務外注化を直ちに中止しろ!
京葉車両センターで働く仲間は、外注化のための訓練を拒否しよう!
東労組の裏切りと決別し、動労千葉に結集してともに闘おう!
当面するスケジュール
◎幕張・ライフサイクル千労委
日 時 1月24日(火)13時から
場 所 千葉県労働委員会
内 容 第4回調査
集 合 千葉県労働委員会
労働者側控室 12時45分
交 通 千葉駅から、京成バス9 番乗り場から乗車。「千01」 「千02」系統に乗車し、「県 職員能力開発センター入口」 下車。
※今回で結審になる予定です。勝利命令獲得へ、傍聴動員に結集を! |
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