尼崎事故6周年弾劾!1047名解雇撤回!
国鉄闘争全国運動で階級的労働運動の復活を!
事故現場の直ぐ脇を行進するデモ隊。後方に事故現場となったマンションが見える。(4/23 尼崎現地)
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全ての原発を停止・廃炉にしろ! 震災解雇を絶対に許すな!
2005年4月25日、JR西日本の宝塚線・尼崎駅近くで列車が脱線し、107名の尊い生命が奪われてから6年目を迎えた。
1987年4月の国鉄分割・民営化を前後する過程では国鉄労働運動解体に向けた激しい攻撃が行われ、労働組合の所属による差別により6700名に及ぶ国鉄労働者がJRへの採用を拒否され、清算事業団3年後の4月1日には1047名が解雇された。
原発の廃止と階級的労働運動復活を訴える田中委員長 |
一方、JR各社では、「営利優先」「コスト削減」の名の下で徹底的な合理化と労働強化が行われ、その最も典型的な攻撃とした駅や保線、検修をはじめとした業務の外注化が相次いで襲いかかってきた。
こうした中で「安全は輸送業務の最大の使命である」という考え方は完全に崩壊してしまった。国鉄分割・民営化の行き着いた結果が尼崎事故だったのだ。
あらためて、尼崎事故を弾劾するとともに、反合・運転保安確立に向けて断固として国鉄闘争全国運動をあらゆる職場・地域で発展させよう。
大震災と原発事故は新自由主義がもたらした犯罪だ!
尼崎事故から6年目を迎える4月23日、13時から、尼崎駅北口広場において、「尼崎事故6周年弾劾!1047名解雇撤回!4・23全国総決起集会」が開催された。動労千葉からは各支部からの代表など16名が参加してともに闘いぬいた。
集会には、時折、強い雨が降る中、全国から380名の労働者が結集し、尼崎事故により107名の生命を奪ったJR西日本と分割・民営化に激しい怒りを燃え上がらせるとともに、東日本大震災での被害と福島原発事故をもたらした新自由主義に対して、被災地労働者や全国の労働者の怒りと結びついて断固として闘いぬくことを誓い合った。
集会では、動労千葉を代表して田中委員長が発言し、今回の大震災の被害と福島原発事故は新自由主義政策が引き起こした国家的な犯罪であること、この攻撃に国鉄闘争全国運動を先頭にして被災地労働者の組織化を含めて地域・職場から反撃すること、そして何よりも全ての原発停止に向けて闘いぬくことを訴えた。
また、動労千葉争議団の高石団長からは、国労本部や4者・4団体が連合化への急坂を転げ落ちる状況の中で、労働者の誇りをかけて1047名解雇撤回まで全力で闘いぬくとの熱烈な決意が語られた。
国労の闘う仲間や関西で闘う労働者からの訴えを受けた後、尼崎事故が発生した現場に向けて雨の中を怒りのシュプレヒコールをあげてデモ行進に出発して。そして、事故現場では、犠牲となった107名に対して代表団が献花し、再びこのような事故を起こさせないことを誓った。
尼崎事故弾劾!1047名闘争勝利!反合・運転保安確立!業務外注化阻止!組織拡大へ全組合員がそう決起しよう!
集会終了後、雨が降る中をデモ行進に出発する集会参加者。「尼崎事故弾劾!」の声が響き渡る。
(4/23 尼崎現地) |
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