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幕張車両センター所長は組織破壊攻撃を止めろ!
交番検査にベテランを配置しろ!

労務政策を優先し、安全を無視するJR東日本に、職場から反撃しよう!

 幕張車両センター所長による交番検査からの動労千葉排除は、車両の検査修繕に重大な支障をきたしている。
 すでに日刊6820号に掲載したように、6月12日には、113系車両のMG(電動発電機)でカーボンブラシの異常摩耗が発生したが、担当者からは「手入れができない」との報告があり、結局、5月まで交番検査を担当していた動労千葉組合員らが急遽修繕作業を行うという状況になった。
 そして、事態はさらに深刻になっている。

485系交番検査で「できない」との声が上がる状況

 6月23日から24日にかけて、485系の交番検査が行われた。しかし、現在、交番検査に配置されている平成採の中には485系の交番検査を行ったことがない者がいるため、「交番検査ができない」との声が平成採の中から上がってしまったのだ。
 485系車両は、幕張車両センターに1編成6両が配置されているが、1編成しかないため3ヶ月に1回しか交番検査に入らない。そのため、485系の見習を全員が行うためには少なくても1年はかかるという状況だ。今年度から幕張車両センターに配属され、交番検査に配置された平成際などは、485系を1回も触ったこともないという状況だったのだ。
 このため幕張支部では、485系の交番検査を1回も行ったことがない者がいること、その他もほとんど経験がないなど、車両の安全を確保するには到底今の体制では無理があること、こうした安全上の問題を解消するためにもベテランを配置することなどを突きつけてきた。

模擬交検からも動労千葉排除を策した幕張車両C所長

 交番検査からも「できない」との声が上がり、現場からも問題点が指摘される中で幕張車両センター所長は、6月23日に模擬交番検査、24日に交番検査を行うとしてきた。模擬交検とは、新たに車両が配置された場合などに、工場などから指導者が来て、その下で担当者らが検査の手順や方法等を修得するために行うものだ。通常、幕張車両センターで模擬交番検査を行う場合には、現行の交番検査担当の他に、指導担当や技術担当、交番検査経験者等が配置される。
 しかし、今回の模擬交番検査にあたって幕張車両センター所長は、ここでも動労千葉を排除しようとしていたのだ。
 結局、現場での闘いや団体交渉での追及もあって23日の模擬交検には5月まで交番検査を担当してた動労千葉組合員も含めてベテランが配置される結果となった。
 このように、1ヶ月に2回も交番検査が「できない」という事態は、これまでには無かったことだ。幕張車両センター所長が、車両の安全確保という鉄道会社として本来行うべきことを全く行わず、動労千葉排除という労務政策だけに精力をつぎ込む中で安全を守る根幹の部分で重大な支障が発生しているのだ。
 しかも、これは交番検査に限られた問題ではない。現在、ローカル用に209系車両が幕張車両センターに配置されているが、209系検査の作業ダイヤを、指導でもない、何の権限もない平成採に行わせているのだ。これも、動労千葉をはじめ他の者に情報が漏れないようにして、数人で209系車両の検査を行わせようとするための露骨なやり口だ。こうした幕張車両センター所長の動労千葉排除攻撃は、今後支部長や支部役員に対する強制配転として行われることも考えられる。
 われわれは、幕張車両センター所長による動労千葉に対する組織破壊攻撃に対して、職場からの反撃で絶対に粉砕する。
 動労千葉排除粉砕!外注化阻止!組織強化・拡大へ全力で闘いぬこう!

組合員の総力を挙げて、組織拡大を実現しよう!

第22回団結地引き網大会に集まろう!
日  時  7月11日 (土) 9時集合
場  所  九十九里・一つ松海岸 海の家「あいの」
交  通  外房線・茂原駅から、「白子車庫」行き
      バス乗車 15分「一つ松海岸」
※組合員・家族・OBの結集で、楽しい一日を!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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