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全てが分割・民営化から始まった!
怒りを体現した春闘ストを貫徹!

【津田沼拠点】
 津田沼支部は、17日のスト総決起集会での熱気もさめやらぬ中、18日午前中にはDC会館に全組合員が結集した。この日は、DC会館に集合していた千葉運転区支部と合同で分割・民営化反対闘争を記録したDVD上映会、スト突入集会が行われた。DVD上映では、分割・民営化反対の第1波、第2波スト当時の情景には懐かしさがあるものの、現在の派遣切りをはじめとした労働者への大量解雇や賃下げ攻撃が、全てこの分割・民営化からはじまったことをあらためて確認し、スト貫徹への決意が燃え上がってきた。
 スト突入集会では、田中委員長から、09春闘ストライキの意義と動労千葉の立場が鮮明に出された。とくに、世界大恐慌の真っ只中で、労働者の怒りを体現して動労千葉が渾身のストライキに起ちあがることが決定的に重要であること、1047名闘争が4者4団体により解雇撤回が放棄され、クビを切った張本人である政府や鉄道運輸機構に頭を下げて屈辱的な政治解決路線が行われようとする中で、労働運動の原則を守り抜いて解雇撤回を掲げて資本・権力と真正面から闘いぬく中にこそ勝利の展望があること、そして何よりも組織拡大への決起が最重要であることが提起された。その後、千葉駅頭でのビラ配り・情宣行動を行い、街頭の労働者・市民に動労千葉の09春闘ストライキへの支援・協力を訴えた。

労働者への賃下げ・首切りに反撃を!
分割・民営化反対闘争に確信!

【京葉拠点】

 17日午前中にはスト突入者を中心にして結集し、夜の総決起集会に合流。18日には蘇我勤労市民プラザに全員が集合して田中委員長も交えて支部突入集会を開催した。この中では、09春闘で獲得すべき課題や、JRの不正問題等々ついて徹底的に弾劾することも含めて意思統一が行われた。
 午後からは分割・民営化反対闘争のビデオを鑑賞。分割・民営化反対闘争から20年以上が経過しているにもかかわらず、ついこの間のように思い出が蘇り、会話に花が咲いた。
 その後、蘇我駅頭でのビラ配りと情宣活動を行い、労働者に対する賃下げ、首切り攻撃にストライキで反撃しようと訴えた。

組織拡大に全組合員の決起を!
全組合員の統一行動で団結を固める

【鴨川拠点】
 3月17日からのスト突入後、千葉市での動労千葉総決起集会に全力結集。
 翌18日には、午前中に全組合員が集合して鴨川支部総決起集会を開催。この中で長田書記長より09春闘の位置づけと動労千葉の闘う方針を確認し、午後からの行動の意思統一を行った。
 そして、13時30分から、鴨川運輸区庁舎入り口前に結集してJRの安全軽視や信濃川取水問題等々に対する抗議のシュプレヒコールを叩きつけた。
 その後、鴨川駅頭でのビラまき・情宣行動を全組合員で行った。
 16時からあらためて集会を行い、この中では職場の問題点等、概ね次のとおりの意見が出された。

◎討論での主な意見
◆3月17日のスト初日、上総一ノ宮において、スト破り要員が特急の併結作業を行ったが幌の連結ができず、非貫通で運行する事態が発生した。幌の取扱を知らない者をスト破りに選んだ会社に責任があるはずだ。
◆パンタグラフ点検及び交換時の安全帯使用について、使用方法の指導が現場の実態を無視した無理な作業になっている。指示文書がないのは問題だ。
◆下り勾配での速度違反問題については、会社の責任をもっと徹底的に追及すべきだ。
 最後に、最重要の課題として、組織拡大に向けた取り組みについて組合員一人ひとりが決起することを確認した。

組合員の一体感が増した09春闘スト
討論・学習会・街宣をやりぬく!

【銚子拠点】

 銚子拠点では、3月17日9時からスト突入集会を行い、夕方には動労千葉総決起集会に合流。18日は、銚子市内の拠点に集合、集会後には討論を行い、スイカカードの切替等の質疑が行われた。続いて、結成30周年記念用に作られたビデオ鑑賞、午後からは、場所を移動して乗務員勤務制度や乗務員手当に関する勉強会を実施した。
 その後、各地域毎に分かれて駅頭での街宣活動を行った。
 一方、銚子運転区には、支社課員や管理者・ガードマン2名体制で警備を行うなど、ストライキに対する弾圧体制がとられていた。今回のストライキをとおして銚子支部は、さらに一体感が増すなど、意義ある闘いとなった。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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