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幕張車両セ ン タ ー −構内が欠員!
直ちに要員を補充しろ!
JR千葉支社団交報告(2/2)

2月は2名の欠員! 京葉車両Cからの助勤等でやっと回している状況だ!

 現在、幕張車両センターでは、仕業・構内の要員が2名不足状態となり、2月の勤務については京葉車両センターからの1名の助勤と機動班からの補充でようやく欠員を補っている状況だ。
 この間、いわゆる団塊の世代が大量に退職することに伴い、要員が不足することはすでに分かっていたことだ。そのため現場では、要員補充ーとくに新規採用者の現場への配置ーを最優先で行うように要求してきた。あるいは団体交渉において、車両職の養成体制の展望等について千葉支社の考え方を求める等、今後の最大の焦点は「要員問題」であることを、ことある毎に突きつけてきた。
 しかし千葉支社は、現場から出されている要員要求をことごとく無視し、車両職の養成等を全く行ってこなかったために、欠員が生じるという重大事態にいたったのだ。
 動労千葉は、千葉支社に申し入れを行うとともに、2月2日、千葉支社との団体交渉を行い、欠員状況の責任を追及するとともに、今後の養成等の考え方を質してきた。

「計画的に養成」 で、なぜ要員不足が発生するんだ!

 団体交渉の概要は以下のとおり。

組合 千葉支社は、車両職の養成を計画的に行っているというが、後手後手に回っていている。今でも休勤だらけだ。
会社 会社としても事態は認識している。この間、新人のハンドル養成を毎年10名程度行っており、幕張の退職者(20名)はカバーできると判断している。限定免許についても毎年2名程度養成し、現在は2名が免許待ちとなっている。今後、本線からも構内に来てもらうことも検討している。
 助勤については、1月に帰るはずだったが足りないため2月も残ってもらった。
組合 今後の具体策をどうするのか。
会社 全体の要員数は足りているが、ハンドル担当が足りないと認識している。
人事 30年後を考えて継続的に採用している。
組合 検修に戻った強制配転者にハンドルを持たせることもできるはずだ。
会社 希望者がいればひとつの案であり、検討したい。
組合 今年、幕張では信号担当が4〜5名退職するが、どうするのか。
会社 一番早い人で夏頃に退職することは把握しているので、何とか補充したい。
組合 先ほど、本線から構内に補充したいと回答したが、本当にできるのか疑問だ。2月にライフサイクルで8名(習志野1名、千葉転4名、蘇我1名、京葉1名、鴨川1名、銚子1名)も出されたが、運転士も足りない状況だ。しかも、構内業務は外注化の対象となっており、構内に行くに行けない状況もある。千葉支社は、「計画的に養成」といっているが、誰もそのようには思っていないし、現実的にも間に合っていない。この責任をどう取るのか。
会社 今後3年間は退職者が多く出て、厳しいと認識している。現場には迷惑をかけているが、何とかしたい。ハンドルについては、もっと試験を受けてもらうようにしたい。

 以上の議論が行われたが、千葉支社からは具体的対策は出されていない。要員確保は会社の責任だ。千葉支社は、直ちに要員補充を行え。検修への新規採用者を配置しろ。構内外注化阻止!ライフサイクル粉砕!

動労西日本で25歳の新組合員が加入!
09春闘に向けてストライキ体制を確立!

 動労西日本において、組織拡大の大きな勝利がかちとられた。
 岡山駅に勤務する25歳の青年労働者が動労西日本に結集した。今後は、動労西日本・広島支部で断固闘いぬくとの決意を明らかにしている。
 動労千葉に続いて動労西日本でも組織拡大が実現したことは、動労総連合の闘う方針の正しさを明らかにした。
 動労西日本は、1987年6月7日、国鉄分割・民営化直後のJRーJR総連結託体制の真っ只中で、動労千葉・動労総連合の仲間として、そして何よりもJR西日本の闘う拠点として結成された。
 動労西日本・広島支部は、2月8日に臨時大会を開催し、当面、09春闘に向けて賃金要求及び運転保安要求、広島駅や岡山駅における職場要求等についてJR西日本の提出するとともに、動労総連合方針の下、「生きさせろ!」ゼネストの最先頭で闘いぬく方針を確立した。
 動労千葉結成から30年、動労総連合結成から23年。いよいよ本格的な組織拡大のチャンスが到来した。09年を本格的な組織拡大の年にしよう!反合・運転保安確立へ職場から反撃しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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