安全運転闘争に対する不当な事情聴取を直ちに中止しろ!
安全確立の闘いを封殺しようとする卑劣な攻撃を絶対に許さない!
JR千葉支社は、動労千葉が3月10日から同18日まで実施した安全運転闘争に関して、4月4日午後以降、本部役員及び遅れが発生した運転士に対して「事情聴取」と称して不当な介入を行っている。
これは、正当な争議行為として行われた安全運転闘争に対する弾圧であり、争議に対する会社の介入以外の何ものでもない。
正々堂々と行った正当な争議行為だ
あらためてはっきりさせなければならな。安全運転闘争は、労働関係調整法に基づき厚生労働大臣及び中央労働委員会に対して争議に関する通知を行い、JR東日本に対しても争議行為の通知を行い、正々堂々と行った正当な争議行為である。JR東日本から何ら非難され、処分されるようなものは一切ない。
逆に弾劾されなければならないのはJR東日本だ。昨年の尼崎事故や羽越線事故、三年連続でレール破断が発生するという極めて重大な状況の中で、動労千葉が求めた安全要求に対してJR東日本はことごとくこれを拒否してきた。とくにNEXの安全性を考えれば、ボロボロのレールの上を130q/h運転で運転することがどれほど危険なのかを訴え、北浦橋梁の関係ではレールが蛇行し上下左右に激しい動揺がくり返される上で強風にあおられる状況の中で速度を制限することが何よりの安全であることを訴えてきた。しかし会社側は、直ぐにできる安全対策=速度を落とすこと、徐行を行うことを一切拒否し、「車両や設備の安全は確認している」「全て規定以内」という回答を延々とくり返してきたのだ。
しかし、羽越線事故でもそうであったように、全て「規定内」の中で事故が発生したということに対して何ら危機感を抱いていない会社の姿勢そのものが問われているにもかかわらず、何ら具体的な対策を講じようともしなかった。
こうした状況の中で動労千葉は、最高速度を10q/h速度をダウンする安全運転闘争に起ち上がったのだ。
組合活動に対する露骨な介入だ!
「事情聴取」には現場長及び千葉支社から派遣された管理者が立ち会って行われている。この中では「組合からどのような指示を受けたのか」「掲示した『警告書』をどのように理解したのか」「執行委員会でどのような議論が行われたのか」等々、組合活動に対する露骨な介入が行われているのだ。
弾劾されるべきはJR東日本だ!
こんなことは絶対に許すことはできない。
安全の確立に向けて必死になって取り組んでいる労働組合に対して不当な介入をを行なうこと自体絶対に許せるものではない。「事情聴取」を行い、その上で処分を行い、闘いを封殺しようとするJR東日本の姿勢こと弾劾されるべきだ。
動労千葉は、4月4日、直ちに申22号を発出し、「事情聴取」の中止を求めて申し入れを行ってきたところである。
コスト削減=営利優先、列車の運行を優先し、安全を無視するJR東日本は姿勢を改めろ。「事情聴取」を直ちに中止しろ!
反合・運転保安闘争勝利! 国鉄1047名解雇撤回!憲法改悪阻止!
民営化・規制緩和と闘う
4・24労働者総決起集会
日時 2006年4月24日 (月) 18時30分から
場所 千葉市民会館 地下小ホール
発言
全日建連帯労組関西地区生コン支部・城野正浩執行委員
航空労組連絡会・村中哲也前副議長
日本板硝子共闘労組・小貫幸男本部書記長
動労千葉・田中康宏委員長
ジャーナリスト・安田浩一氏 他
※各支部は、安全運転闘争への処分攻撃粉砕、反合・運 転保安確立に向けて、全力で結集しよう!
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