home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

千葉運転区での
懲戒解雇を許すな!

千葉転で解雇!

 6月7日、千葉運転区で、平成採用の若い仲間が懲戒解雇された!
 25歳。結婚したばかりだった。許せない。例えどんな理由があろうと許せない!
 「安全」に係わる問題と「解雇」だけは絶対に妥協できない。断じて認めることはできない。これを認めたら労働組合は労働組合でなくなる。
 満腔の怒りを込めて弾劾する!

絶対に許せない

 懲戒解雇されたA君は、乗務中の携帯電話使用を咎められて、長い間乗務停止処分を受け、日勤勤務中だった。そしてそれを理由にいきなりの解雇である。こんな理由で一人の労働者を解雇するなどということが許されるのか。乗務中の携帯電話使用は禁止だという。だが、それを理由に突然懲戒解雇するなどということが許されていいはずはない。一人の労働者の人生を奪ってしまうようなことが許されるのか!

同じじゃないか

 千葉支社は、われわれが安全運転行動で、「無線通告は必ず停車中に受領すること」と指示したら、これまでの自らの指導や支社長名でだされている文書まで「そんな指導はしていない、そんな文書は見たことがない」と否定して、これを違法行為だと言ってきた。無線通告を走行中に受けろというのだ。
 自らはこんなことをやりながら、一運転士の携帯電話使用には懲戒解雇で臨むというのだ。
 「危険行為」というならどちらも同じだ。携帯は危険で無線は危険ではないとでも言うのか。

問題のすり替え

 JR東日本は、尼崎事故問題を職場への徹底した締めつけ、一人ひとりの労働者への徹底的な締めつけにすり代えようとしている。その見せしめとして懲戒解雇が強行されたとしか考えられない。
 あれだけの大惨事をまのあたりにしながら、それを自らの問題とは考えず、「東日本は安全性に問題はない」と開き直ってひたすら「職場規律」を強化しようという姿勢には、はらわたが煮えくり返る思いがする。この不当な懲戒解雇は、安全運転行動に対する処分策動と同根だ。

もっと犯罪的だ

 「JR発足以来の大惨事発生」という表題で貼りだされている千葉運転区長名の掲示には、「1.決められたことは確実に実行する、2.お客さまの立場にたった接遇(言葉使い・態度に気をつける)、3.制服の正しい着用、4.執務の厳正(喫煙・雑誌及びジュース類の持込禁止、背面カーテン解放)、5.乗務員室では携帯電話の電源を切り、カバンに保管」とある。
 107名の生命を一瞬にして奪った尼崎事故に対する指示がこれである!体面を気をつけろというだけなのだ。こんな掲示をだして平気でいられる感覚の方がよっぽど犯罪的だ。

「仕方ない」だと

 A君が所属する東労組は、解雇の翌日から職場集会をはじめている。ところが!そこで役員が吐いた言葉は、「仕方ない、乗務中の携帯電話使用では勝負にならない」だったという!いったいこれは何なのか!。腐りきっている。自らの組合員が解雇されて「仕方ない」とは何という言い草だ。これが東労組の正体だ。例えどんな理由があったとしても、労働組合には言ってはならないこと、やってはならないことがあるはずだ。

この悔しさを!

 こんな悔しい思いは二度としたくない。こんなことを絶対繰り返させてはならない。今こそ東労組と決別しよう。それは茨の道かもしれない。でも胸をはって進もう。団結して進もう。誇りを忘れた労働者はドレイと同じだ。動労千葉に結集し、ともに闘おう。

▼JR東日本は、不当解雇を撤回しろ!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る