ストライキに総決起しよう!
定年退職間近の組合員の不当配転をきっかけとして2月10日から突入したわれわれの春闘第1ラウンドの闘いは、連日の指名ストと徹底した非協力闘争を16日間貫いて画期的な勝利を収めた。
われわれは、この大きな勝利をステップに04春闘決戦段階の闘いにのり込む。民営化、業務外注化、規制緩和の結果、JRの安全は崩壊の危機にたっている。1047名の解雇撤回闘争も正念場を迎えている。われわれは04春闘を「反合理化・運転保安春闘」と位置づけ、3月13日のダイヤ改正に焦点をあてて再びストライキに起ちあがる。
自衛隊が戦争状態のイラクに続々と派兵されている。日本は再び「戦争をする国」となった。
奥田経団連会長は、一部の大企業と国家が生き延びるためには、労働者はもとより一切をなぎ倒し、淘汰して進むしかないと叫びたてている。「定昇廃止・ペースダウン・降給・諸手当廃止」…労働者が虫けらのように犠牲にされ、戦争が「正義」とされる恐るべき現実。04春闘で問われているのは、こんな現実を変えることだ。社会の力関係を変えるような闘いをつくりあげよう。
いま、世界の労働者は戦闘性を回復し、団結して新しい時代を見いだす力を取り戻そうとしている。歴史が音をたてて動こうとしている。
労働者こそ社会の主人公だ。労働者の団結した闘いこそが生活と権利を守り、戦争を止める力だ。3・6春闘討論集会−3・20国際反戦大行動に結集し、小泉や奥田の攻撃に一矢報いる闘いを実現し、力関係を変えよう。
04春闘ストライキに総決起しよう!
長期非協力闘争の勝利に祝福のメッセージ
同志たちの闘争勝利をお祝いします。同氏たちのたたかいに関して民主労総ソウル本部では支持声明と3・6春闘闘争支持声明を出すことを決議しました。
(キムチャンソプ/民主労総ソウル本部副本部長)
動労千葉の同志たちの「2004年春闘勝利3・6首都圏討論集会」を支持します。
世界的に展開されている新自由主義攻勢は、鉄道、電力、水など民衆生活に不可欠な条件さえも私有化し、ひたすら資本家のための利潤確保のみを目標としています。この過程で民衆の生活はますます疲弊しており、最低限の基本的権利すらも剥奪されています。動労千葉は、すでに長い間、資本家たちのこうした攻勢に対抗し、民衆の立場から、より安全で公共的な鉄道を維持し、鉄道労働者の生存権を死守するために苛烈な闘いを展開してきました。
民主労総ソウル本部は、こうした動労千葉の闘いを積極的に支持し、労働千葉のたたかいに連帯する多様な方法を模索し、連帯します。
あわせて、韓国でくりひろげられている資本家たちの攻勢に対し、民主労総ソウル本部も力いっぱい闘います。
また、米帝国主義のイラク占領に対し3・20に国際的に展開される国際反戦行動に積極的に取り組み、日本で闘っている同志たちと連帯し、力いっぱい闘います。
新自由主義世界化と帝国主義の侵略戦争に反対する全ての労働者の団結と連帯を訴え、動労千葉の闘いが勝利することを希望します。
韓国・民主労総ソウル本部
『皆さんの勝利は、資本の民営化攻撃に反対する国際的な共同闘争における重要な一ステップです。動労千葉の勝利は、すべての労働者の勝利です。JRに対する皆さんの勝利的な闘いに祝意を表します。さあ、イラクに対する帝国主義戦争に反対する共同行動に、共に焦点を合わせていきましょう。
闘う同志として。
ジャック・ヘイマン(ILWUローカル10業務部長)
動労千葉の兄弟姉妹の皆さん。闘いの勝利を祝福します。直接的な闘いを行動に起こしてこそ、貴組合員と貴組合の防衛に成功を収めたのだと思います。連帯をこめて。
スティーブ・ゼルツァー(タフト・ハートレイ法、抑圧、民営化反対運動)
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