home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

JR東日本夏季手当回答(2.8+0.1ヶ月/27日支払い)

昨年より実質0.1ヶ月の減額!

JR貨物は満額回答(3・1ヶ月)を行え!

 JR東日本は、昨日、夏季手当の回答を行ってきた。回答の内容は、「2・9ヶ月、6月27日以降準備でき次第支払い」というものであった。

年末手当分0・1ヶ月分を前倒し

 今回の回答は、昨年の夏季手当と表面上は同じ月数になっている。しかし、その中身は、夏季手当自体としては「2・8ヶ月」で、残る「0・1ヶ月」は「夏季手当と年末手当との格差是正」を理由にして年末手当の分を夏季手当に前倒しするというもので、実質は減額回答だ。
 JR東日本は、3月の決算で、発足以降最高益を上げている。
それにもかかわらず実質減額回答を強行したのだ。断じて許せない。どんな莫大な利益を上げようが、これからは賃金を徹底的に切り下げるということだ。ボーナスだけは満額を出したトヨタよりも悪どいやりかただ。

会社と合作で減額回答をつくる

 しかも東労組は、この回答を提案即妥結した。裏切り妥結どころの話しではない。「夏期手当と年末手当に格差をつけるべきではない」などという要求を持ち出して、会社がこのような回答を行い、期末手当を引き下げることに全面協力し、この夏に限り表面上だけ昨年と同じであるかのようにみせかけて、会社と合作で減額回答をつくったのだ。しかも、0・1ヶ月分は、年末手当分である(=年末手当は引き下げるということだ!)そして、会社と「議事録確認」までしようというのだ。

職場に本物の労働運動を!

 彼らは、みにくい内部抗争を繰りひろげる状況の中で、会社と革マル幹部の癒着関係を守るためには、賃金も、合理化も、何もかも、すべてを売り渡そうとしているのだ。こんなものは労働組合ではない。
 裏切り妥結を断じて許すな。
 今こそ東労組と決別して、職場に本物の労働運動をつくり出そう。

JR貨物の低額回答を打破しよう!

 一方、JR貨物は、今年度の経営計画においても、昨年と同様の「1・5ヶ月」という超低額の夏期手当を予算化し、「黒字になったからといって引き上げる状況にはない」と交渉の中でも公言している状況だ。
 16日の週には回答を行う同行にあるが、絶対に格差回答を粉砕しなければならない。
 職場からの総決起でJR貨物の格差回答を打破しよう。
 JR貨物の超低額回答を許すな。満額回答をかちとろう。日貨労の裏切り妥結を絶対に許すな!

国労5・27臨大闘争弾圧を粉砕!
8名の仲間奪還へ、「許さない会」運動を広げよう

 6月4日、東京・飯田橋のシニアワーク東京において、「国労527臨大闘争弾圧を許さず被告8人を取り戻そう6・4全国集会」が開催された。
 集会の中では、「4党合意」を認めることから国労本部の腐敗が始まったこと、最終的に「4党合意」が崩壊してもその責任すら取ろうとしていないこと、そういう中で臨時大会で説得活動を行うことは至極当然であることなどが訴えられた。家族からも感動的な発言が次々に行われ、満場の拍手となった。
 戦前労働争議や小作争議を解体するために制定された「暴力行為等処罰ニ関スル法律」により不当に逮捕された8名の仲間たちを早急に奪還するために、「国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会」運動を全国的に広げよう。1047名闘争勝利!不当弾圧粉砕へ全力で闘いぬこう。

動労千葉第49回定期委員会に集まろう!

日 時  6月28日 (土) 13時から
場 所  千葉市・DC会館 大会議室

  03春闘で培った全成果を確認し、労働運動の復権に向けて、夏から秋への闘いに全力で決起しよう!
  傍聴に全力で結集を!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る