集まれ第49回定期委員会へ!
2003−ファーストディビジョン確認
03春闘〜勝浦水野選挙闘争の勝利を全体化し今夏・今秋決戦に全力で起とう
動労千葉第四九回定期委旦会が、六月二八日、DC会館において開催される。今定期委員会では、〇三春闘決戦−経団連による「春闘の終焉」−ベア・ゼロ−貸下げ攻撃との対決、検修・構内外注化攻撃−との第二ラウンドの闘いと習志野電車区廃止阻止、イラク反戦闘争−有事法制阻止の聞い、そしてそれを収斂するものとしての組織強化拡大闘争を全力で展開してきた。
さらに〇三春闘の勝利を引き継いで地方統一選−勝浦・水野選挙闘争を全組合員の総決起を通して闘いとり再選を果たしたことは全組合員の記憶にも濃厚に残っていると思われる。われわれは、この二〇〇三年決戦の前半戦を正確かつ精確に総括し、今夏〜今秋決戦へと結びつけなければならない。そのためにも第四九回定期委員会の持つ意味は極めて大きいと言える。
われわれの闘いはすでに〇三年の後半へ向けて開始されている。
全面的な外注化と一体となった車両メンテナンス近代化第V期
すでに日刊でも報道した通り、JR東日本は三月一九日、車両メンテナンス近代化第V期計画の実施を提案してきた。
その内容は、この三カ年に検修区の統廃合や首都圏三工場の役割の抜本的な見直しなど、車両検修業務の全面的な合理化攻撃に貫かれている。習志野電車区の電流線化(廃止)をはじめとした全面的な再編成となっている。そして検修区に残る業務とは管理部門を除けば、仕業検査と消耗品交換を除く新系列の交番検査と信号ぐらいとなってしまう。要するに基本的には検修区は全面的な外注化の対象だと言っていることの証左を示している。さらには「人事交流」という名の強制配転攻撃だ。まさしく「シニア制度」−外注化−新保全体系と基地統廃合攻撃はここに一体となった。断固阻止するための聞いに起たなければならない。
有事法制の強行首切り自由の労基法、派遣法の改悪を許すな!
小泉内閣は五月一五日、有事関連三法案の衆議院本会議での採決を強行した。個人情報保護法案の採決強行に続く戦争国家体制構築に向けたものだ。又、四月には雇用保険法が改悪され五月一日から施行されている。さには五月ニー日、派遣法・職安法の改悪が衆院厚生労働委員会で採決され、労基法の改悪案も本格審議に入っている。戦争と大失業攻撃の法制化攻撃が急ピッチで進められようとしている。
とりわけ労基法の改悪攻撃は今後の労働者の働く環境そのものを逆転させるものだ。まさしくその内容は戦後の労働法制を総決算させるものに他ならない。労働者の保護法制としてまがりなりにもあった労基法の性格を百八〇度変え、資本の側に「首切り自由」を保障する法律を成立させんとしている。ここにはこの「首切りの自由」、有期雇用の拡大−終身雇用制の解体、裁量労働制の緩和、派遣労働の全面的解禁、という大多数の労働者を不安定雇用と非正規雇用にするというのだ。まさしく大失業攻撃の全面化だ。
われわれはこうした大反動攻撃を打破していくために、世界民衆の決起に引き続き、労働者の大いなる運動のうねりを創り出していくために、闘いに起ちあがらなければならない。そのためにも第四九回定期委員会の持つ意味は決定的に重要なものとなった。闘いの方針を確認し、日本労働運動総体を牽引していく聞いに総決起しよう。全力で結集しよう!
第49回定期委員会
日時 6月28日(土)13:00〜
場所 DC会館
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