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JR東日本−−早期退職優遇制度の見直し等について修正を提案

50歳以上を狙い撃ちにした全面的な追い出し攻撃だ!

2月6日、JR東日本本社は、「社員のライフプランの多様化に対応した選択肢の拡大」に関して、「早期退職優遇制度」の見直し及び、「介護休職期間満了後の退職前提休職」について修正提案を行ってきた。

東日本全体に期間限定の退職加算金適用拡大

「早期退職優遇制度」に関する修正提案では、当初提案(日刊5622号参照)では、東北・信越エリア以外の各支社等についても退職手当の加算の適用を行うとしている。期間は、東北・信越エリアと同様に3年間(06年3月末までに55歳、57歳で退職する場合)だけの期間限定にするとしている。(表参照定)「介護休職期間満了後の退職前提休職」の修正提案では、介護休職満了後、一旦復職した後も退職前提休職の取り扱いができるとしている。
 今回の修正提案においてJR東日本は、東北・信越エリアの要員需給のアンバランスと、東日本全体の年齢のアンバランスを解消するとしているが、その狙いは圧倒的多数を占める50歳以上の社員に対して退職加算金などを具体的に明示することでリアリティを持たせ、しかも期間限定部分も全社的に導入することにより、職場から追い出し、総額人件費を大幅に削減しようとするニューフロンティア21攻撃そのものだ。

■退職手当の特別加算金 (修正提案)※赤字部分

現行
退職年齢
退職金の加算
満50歳
700万円
+特例加算20%
満51歳
  +特例加算18%
満52歳
  +特例加算16%
満53歳
  +特例加算14%
満54歳
  +特例加算12%
満55歳
500万円
+特例加算10%
満56歳
  + 20万円
満57歳
500万円
+ 40万円
満58歳
  + 60万円
満59歳
  + 80万円
満60歳
  +100万円

改訂
退職年齢
退職金の加算
3年間の期間限定
満50歳
1200万円  
満51歳
 460万円  
満52歳
 420万円  
満53歳
 380万円  
満54歳
 340万円  
満55歳
1000万円

+200万円

満56歳
+ 20万円
 
満57歳
  500万円     + 40万円

+100万円

満58歳
+ 60万円
 
満59歳
+ 80万円
 
満60歳
+100万円
 

銚子支部 支部定期大会・乗務員分科会定期総会を開催

 銚子支部は、1月21日、14時30分より、労働金庫銚子支店会議室において、第23回支部定期大会を開催しました。来賓として本部田中委員長と橋本乗務員会長を迎える中、議長に田中君を選出して議事が進められました。大会の冒頭渡部支部長は、「昨年1年間あらゆる行動に支部を先頭に闘いぬいた。強制配転者の塩漬けも17年目を迎え、組織拡大と合わせて最重要課題として取り組む。1047名闘争も昨年3組合が並んで決意表明をするなど組織をこえた闘いが生まれている。伊藤隆さんらを職場に迎えるために全力で頑張ろう」と力強くあいさつを行った。
 田中委員長は、JR東労組の内部抗争や退職強要事件、03春闘をとりまく情勢等について提起し、最大の課題が組織拡大にあることを力強く訴えました。
 また、銚子地区労の金秋議長もかけつけ、解雇攻撃や有事法制阻止に向け共に闘う連帯のあいさつがおこなわれました。
 議事は経過及び方針が提起され、一括で質疑応答を行い、活発な意見や質問が出されました。
 支部定期大会の最後に、渡部支部長の団結ガンバロー三唱で成功裡に終了しました。
 支部大会に先だって12時30分より、第22回支部乗務員分科会定期総会が開催され、議長には小倉君を選出して進めれれ、加瀬乗務員会長は、場内に対する進行の指示運転に示されるように、規制緩和の名の下で安全と運転保安を根底から突き崩す攻撃に対して厳しく追及し闘おうとあいさつを行いました。本部・橋本乗務員会長からは、第二の分割・民営化攻撃は、安全を根こそぎ覆す攻撃であることを訴え、運転保安闘争の強化を訴えました。

●質疑の主な内容

◇場内への進行の指示運転の取り扱いについて
◇32行路明け部分の他行路との組替えについて
◇22行路と30行路の前日の出勤時間に対する退勤時間について
◇組織拡大問題について
◇派出検査への携帯電話の貸与について
◇強制配転者の早期原職復帰について

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