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動労総連合 第31回定期全国大会

第2の分割・民営化攻撃粉砕!
結成30年 総連合の新たな発展を!

 動労総連合は、12月11日〜12日、千葉市・DC会館において第31回定期全国大会を開催した。結成30年を迎える中、九州、北陸、東京で新たに結成された単組の仲間を迎えて開催された。そして、激変するJR情勢と文字通りの第2の分割・民営化攻撃と対決し、本格的組織拡大の実現へ全力で闘う方針を確立した。
 大会は、渡辺代議員(千葉)を議長に選出して議事が進められた。
冒頭、挨拶に立った田中委員長は新たな単組の仲間を迎えており、1047名解雇撤回闘争で国家的不当労働行為を確定させる中で国労闘争団の仲間が闘いを貫くために断腸の思いで総連合に結集したことを報告し、「鉄道産業における階級的労働組合として動労総連合をつくろう」と訴えた。
JR情勢について、「JRが急先鋒になり安倍政権の働き方改革を貫徹しようとしている。分割・民営化に次ぐ社会全体の大転換攻撃だ」と喝破した。また100万人を超える闘いを作り出した韓国・民主労総の闘いに徹底的に学ぶことを訴え、「民営化や競争、成果主義反対で席巻し、JRや都労連傘下の労働者全体を獲得しよう」と提起した。
 最後に正規・非正規が本当に団結する展望を掴みつつあり、青年自身の闘いが進んでいることを明らかにし、「この1年で闘う動労総連合の姿を示せるところまで進もう」と訴えた。
質疑応答で千葉からは、「時代は変わった。運転士の組織拡大も可能ではないか」「諦めず怒りを持って闘う」と決意が語られた。水戸からは「ライフサイクル粉砕のために運転士の怒りが大切」「高線量地帯への常磐線延伸を許さない」と闘いの決意と怒りをもって報告され、青年から青年部結成の決意が語られた。
 高崎、西日本、神奈川、福島、新潟、九州、北陸の各単組から闘いの決意が語られ東京から組織拡大の報告がされた。
 大会1日目の議事の最後に、結成30年を記念して布施動労総連合初代書記長の記念講演が行われた(別掲)。そして1日目終了後、30周年レセプションが行われ総連合の闘いの歴史と地平を受け継ぎ新たな発展に向けた決意を固めあった。
 2日目は、討議の後、本部から答弁が行われ、全員の拍手で方針案が採択された。役員選挙では、新たに動労東京の吉野委員長、動労福島の橋本委員長が執行委員に選出・信任された。
大会宣言が採択され、大江執行委員が閉会あいさつ、田中委員長が団結ガンバロー三唱を行い、第31回動労総連合定期全国大会は締めくくられた。

結成30周年記念―布施動労総連合初代書記長が記念講演

分割・民営化にストで闘ったから1047名闘争でも最高裁に不当労働行為を認めさせた。第2の分割・民営化反対と闘えているのも総連合だけだ。それを可能にしたのは路線的正義性を貫いたから。
 動員オルグは大変だが、毎月組合費を集めることはそれ以上のオルグ。路線的正義性を支えるためにも、少数であっても組合の機関会議や財政、団体交渉、職場闘争をしっかりやることが大切。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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