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7・28東京地裁包囲デモ・鉄建公団訴訟に大結集を!

国鉄闘争大運動 第1弾
1047名解雇撤回!鉄道運輸機構申し入れ行動に立つ!

【写真】鉄道運輸機構の担当者に対して申し入れを行う代表団。右から、高石団長、中村君、川崎執行委員、支援する会・山本事務局長。中村君が解雇された労働者の怒りをあらわして申入書を読み上げ、担当者に手渡した。(鉄道運輸機構にて)

 動労千葉は、1047名闘争の「政治解決」という重大な情勢の中で、「国鉄闘争の火を消すな」と訴えて、6月13日には「国鉄闘争大運動」の出発となる大集会を1635名の結集でかちとった。
 そして、7月14日、「国鉄闘争大運動」の闘いの第一弾として、鉄道運輸機構に対する1047名解雇撤回に向けた申し入れ行動を行った。申し入れ行動には、動労千葉争議団の高石団長、中村君を先頭にして各支部の組合員、「和解」を拒否して闘う国労闘争団の仲間、神奈川を中心とした労組交流センターや支援する会の仲間など40名以上が結集し、怒りの申し入れを行った。
 梅雨の合間の猛暑の中、鉄道運輸機構が入るビル前で「1047名解雇撤回」「鉄道運輸機構は解雇を撤回しろ」とのシュプレヒコールが叩きつけられる中、高石団長、中村君、川崎執行委員、動労千葉を支援する会・山本事務局長の4名が代表団として、鉄道運輸機構に対する申し入れを行った。

大運動の躍進が、申し入れを受け取らせる原動力に!

 申し入れに対して鉄道運輸機構は、職員課の総務課長補佐が対応したが、当初は、「政府からの指示で『和解』したが、不本意だ」「動労千葉については、裁判で最終的判断を仰ぐ」などと言って、受け取りを拒もうとしていた。しかし、政府案で動労千葉が排除されていることを知りながら「和解」に応じたことが明らかになると、申し入れ代表団から次々に「排除を知りながら和解すること自体、鉄道運輸機構も動労千葉排除に加担したことと同じだ」と激しい抗議が叩きつけられた。こうした中で鉄道運輸機構の担当者は、申し入れを受け取らざるを得なくなったのだ。動労千葉争議団を代表して中村君が解雇された労働者の怒りをあらわにして申し入れを読み上げ、その場で正式に申し入れを手渡した。
 代表団が戻り、「申し入れを受け取らせた」と報告すると待っていた参加者からは大きな拍手がわき上がるなど、この日の申し入れ行動の成果を確認した。
 今回の鉄道運輸機構への申し入れは、1047名解雇撤回に向けた新たな闘いの第一歩にすぎない。これからが正念場だ。
 7月28日には第二弾の闘いとして、東京地裁包囲のデモ行進が11時結集で行われ、その後、動労千葉鉄建公団訴訟では田中委員長、高石団長に対する証人調べが東京地裁で行われる。
 1047名解雇撤回へ新たな大運動を全国で巻き起こそう!

動労千葉の申し入れ項目(7/14付)

1.1990年4月1日付の解雇を撤回すること。
2.1990年4月以降の年金の被保険者資格期間(受給権)を回復すること。
3.新会社不採用により被った損害に対する損害金及び慰謝料を支払うこと。

1047名解雇撤回−鉄建公団訴訟勝利!東京地裁包囲デモへ!
【東京地裁包囲デモ行進】

日 時 7月28日 (水) 11時
場 所 日比谷公園・霞門集合
内 容 11時30分からデモ行進予定

【動労千葉鉄建公団訴訟】
日 時 7月28日(水)13時30分〜17時
場 所 東京地裁・527号法廷
内 容 田中委員長及び、高石団長に対する証人調べ
※1047名解雇撤回に向けた新たな大運動の第2弾として闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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