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鉄建公団訴訟第12回公判に結集しよう!
鉄道運輸機構は、JR不採用基準決定の経緯、中曽根発言に関する認否を誠実に行え!
1047名の解雇撤回・原職復帰へ闘おう!

 鉄建公団訴訟は、04年12月の提訴以降、今回で12回目の公判を迎える。
 この間組合側は、旧国鉄=鉄道運輸機構による動労千葉に対する様々な敵視政策の実態、そして、動労千葉12名の不採用基準の決定がどのような経緯で行われたのか、さらに、当時の中曽根首相が「国労を崩壊させるために、国鉄の民営化を真剣にやった」と発言している事実等について、すでに5回にわたって釈明を求めてきた。
 しかし鉄道運輸機構は、組合側の求釈明に対して、何ら誠実な回答を行っていない。とくに、動労千葉12名の不採用基準については、本件の核心をなす部分であり、当然にも基準の内容、決定の経緯については明確にされなければなたない。
 JR不採用の「基準」では、86年4月1日から遡って3年以内に、停職6ヶ月または停職2回以上の処分を受けた者が不採用になっている。しかし、この基準自体当時は全く明らかにされることはなかった。しかも動労千葉12名の処分は全てが労働処分であり、すでに国鉄からの処分を受けている以上、この処分を理由にすること自体2重の処分を行うということであり到底許されるものではない。
 また、当時の中曽根首相が、最高責任者として「国労解体」という明確な意識ををもって国鉄分割・民営化を行ったと言うこと自体、国家的不当労働行為以外の何ものでもないことは明々白々であり、知らん顔を決め込むことは絶対にできないはずだ。
 今回公判では、1047名当該を先頭にして、弁護団共々、鉄道運輸機構側の不誠実な対応を徹底的に糾弾し、事実関係を解明しなければならない。
 全ての組合員のみなさん!
 7月4日の第12回鉄建公団訴訟へ全力で結集しよう!
 1047名の解雇撤回をかちとろう!

鉄建公団訴訟第12回公判
日時 7月4日(水) 11時から
場所 東京地方裁判所710号法廷

裁判員制度はいらない!6・29集会に結集を!

 「裁判員制度」は、殺人や放火などの犯罪の刑事裁判に、一般市民を参加させ、裁判官と一緒に有罪か無罪か、どのような刑罰を科すかを決める制度として04年5月に成立し、09年5月から本実施されようとしている。
 しかしこの「裁判員制度」は、一方的に「くじ引き」で決められた上、本人の意思は無視され、辞退した場合には罰則(違反金)が科せられ、さらに裁判員の都合を優先するため弁護活動が難しくなるなど、極めて問題の多い制度でああることが指摘されている。
 しかも、「裁判員」の人選過程では、思想・信条やプライバシーまで調査され、裁判所に保管されるというものだ。
 こうした重大な問題点を抱える「裁判員制度」に対しては、アンケートでも8割以上の人が参加したくないと表明している状況だ。
 すでに多くの弁護士や学者、ジャーナリスト、作家、映画監督等の人士が広範に呼びかけて、全国的に「裁判員はいらない」の大運動が巻きおこっている。6・29集会に集まろう

裁判員制度はいらない!6・29集会
日 時 6月29日(金)18時から
場 所 東京・四谷区民ホール

第57回動労千葉定期委員会
日 時 6月30日(土)13時から
場 所 DC会館/大会議室
※07春闘−館山・木更津廃止反対闘争、勝浦市議選の勝利を確認し、夏から秋の闘う方針の確立に向け、全支部から傍聴に結集しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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