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武器見本市に怒りのデモ直撃!

 6・14反戦~15国鉄集会

5月21日、幕張メッセを会場にした武器見本市「DSEI JAPAN2025」(防衛・セキュリティ総合展示会)に反対し、改憲・戦争阻止!大行進千葉がよびかけたデモと抗議行動が展開された。
この武器見本市は3日間にわたって開催され、文字通り世界の軍事企業―「死の商人」たちが最新鋭の武器や兵器を展示し、その軍事技術を「実戦で実証済み」と売り込むとんでもない代物だ。
ガザ大虐殺を行っているイスラエルの軍事企業も20社以上が参加し、実際にガザで使われた自爆型ドローンなどが展示された。日本も防衛省・自衛隊、防衛装備庁、経産省、外務省、警察庁など、政府あげて後援しており、初めて長射程ミサイルの模型を展示した。こんな虐殺のための兵器展を絶対に許すことはできない!
昼に海浜幕張駅前でリレーアピール。大行進千葉の基調報告に続いて、動労千葉から中村副委員長、三里塚反対同盟の伊藤さんなどが次々とマイクを握り駅頭の人々にアピールした。
幕張メッセを包囲する130名のデモには飛び入り参加もあり、また沿道でボードを掲げて声援する人など、多くの注目と共感を集めた。
デモ後には、メッセ展示会場の入口に迫り抗議行動が闘われた。ガラス張りの入口からなかの展示物や商談する姿が見え、怒りはいっそう高まった。激しい抗議の声が叩きつけられた。

イスラエルが大規模作戦開始
ガザ大虐殺を許すな!

この闘争は、パレスチナの労働組合からよびかけられた行動でもある。
そのパレスチナ・ガザに対し、15日から再び激しい空爆が行われ、病院や難民キャンプなど670ヶ所以上が爆撃された。18日には大規模な地上戦が始まり、連日100人以上が殺されている。
イスラエル軍は、この大規模作戦を前に「前例のない攻撃」を開始するとして北部に新たな避難命令を出し、南部の住民にも西部への避難を命じたという。しかし、すでにガザ全域の7割がイスラエル軍によって占領されており、逃げ場などどこにもない。イスラエルは「ガザ全域の制圧をめざす」とし、ガザの更地化、ジェノサイド(集団殺戮)を狙っているのだ。しかも支援物資の搬入を2ヶ月半も阻止し、食糧や医薬品が不足し、餓死者が出始めている。9月末までに47万人が飢饉に陥る可能性も報じられている。
大虐殺を許すな! 日本はこのイスラエル製の攻撃型ドローンを大量購入し、米・トランプとともに中国への侵略戦争に向けた準備に突き進んでいる。6・14反戦集会にたちあがろう! そして6・15国鉄集会に連続して大結集しよう!

トランプ・石破打倒!日米の中国侵略戦争阻止!
6・14全国集会&デモ
■6月14日(土) 13時/東京 芝公園

 国鉄1047名解雇撤回!
国鉄闘争全国運動 6・15全国集会
■6月15日(日) 13時30分/千葉市民会館 大ホール

 

 
 
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