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尼崎事故4周年弾劾!
反合・運転保安確立、1047名の解雇撤回へ闘い抜こう!
4・25尼崎現地集会

4・25尼崎集会に650名が結集

 107名の生命を奪った尼崎事故から4年目の4月25日、尼崎駅北口広場において「尼崎事故4周年弾劾!全国総決起集会」が開催された。関西をはじめ全国から650名が結集し、意気高く集会、デモが闘われた。動労千葉も各支部代表15名が参加し、全国の仲間とともに闘い抜いた。
 開会あいさつの後、呼びかけ人として動労千葉の田中委員長があいさつをおこなった。

田中委員長あいさつ

 今年で4周年、哀悼ではなくて闘うことを全体で確認しよう。JR資本、新自由主義と闘うことが追悼になる。しかも、JRの状況は尼崎事故からもっと悪くなっている。東日本は、「他社のこと」「東日本は問題ない」といった。その結果、羽越線事故が起こり、線路は折れた。そしてわれわれの安全運転闘争に対して、管理運行権の侵害だとして処分がされた。金儲けしか頭に置いていない。尼崎の本当の原因は、新自由主義制作にあり、分割・民営化政策が尼崎事故を引き起こした。
 動労千葉は、3月17日〜19日、ストライキを闘った。そして千葉支社管内では2年ぶりにレールが折れた。200キロもレールを交換して2年と保たない。
 信濃川の不正取水問題にしても、違法を承知でおこなっている、こういう社長をくびにしろ。
 今日は分割・民営化に決着をつける決意を固めなければならない。首切りの現実、6年で20万人がクビになる。派遣の犠牲者と尼崎事故の犠牲者は同じだ。労働者の団結した力で現実を根本から変えよう。安全を守る力も同じだ。全労組がたたかいを放棄している。この状況の半分の責任は、労働組合にある。闘わない労働組合は犯罪的ですらある。電機連合は、派遣の禁止に反対している。
 闘う労働運動を復権させよう。全世界でデモが起こっている。日本の労働者がたたかいに起ち上がらない状況を作り出しているのは、聯合という存在だ。新自由主義攻撃の中でナショナルセンターが変わった、総評から連合になったのは日本だけだ。その出発点は分割・民営化にある。連合支配を下から食い破ろう。労働者が社会の主人公になるのはもうすぐだ。
 連帯のあいさつでは、関西地区生コン支部の武谷執行委員が09春闘においてかちとった成果を報告した。
 国際連帯アピールでは、動労千葉を支援する会の山本事務局長が
「米の自動車産業が総崩れし、ランク&ファイルのたたかいがUAWにわき起こっている。米労働者の呼びかける全国スト、国会占拠に答える必要がある。
 尼崎事故は新自由主義がもたらしたものだ。4者・4団体の犯罪性を暴き、自らの職場で闘おう。
 動労千葉を支援する会を全国につくろう」とあいさつした。

争議団を代表して中村仁君が決意表明

争議団を代表して中村仁君が決意表明

 基調報告を国労臨大闘争弾圧裁判被告団長の富田益行さんがおこなった。
 国鉄労働者からの報告では、国労共闘の吉野元久さん、1047名闘争からは国労小倉地区闘争団の羽廣憲さん、秋田闘争団の児玉忠憲さん、そして動労千葉争議団からは中村くんが登壇し、「3・25の不当判決を弾劾する。労働者として認めてはいけない。労働者が一丸となったときに資本は倒れる。資本家を倒す、1047名闘争をそういう闘いにしよう」との決意表明をおこなった。
 そのほかには5・27臨大闘争弾圧裁判被告の原田骼iさん、同弁護団長の葉山岳夫さん、動労水戸の野副委員長、動労西日本広島支部の大江支部長がそれぞれ決意表明した。 その後、ス労自主、自治体、教育、全逓や関西合同労組や八尾北医療センター、部落解放同盟全国連西郡支部、学生から決意表明がおこなわれた。集会のまとめを5・27臨大逃走弾圧被告の橘日出夫さんがおこない集会を終了した。
 集会後は尼崎の事故現場の脇を通るデモをおこない、事故現場のマンションでは107名の犠牲者への献花をおこなった。
 尼崎事故の元凶は、分割・民営化である。怒りも新たに1047名の解雇撤回、運転保安確立へ闘い抜こう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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