千葉支社
「佐倉運輸区」「銚子運輸区」新設と
京葉車両C構内業務外注化を提案
乗務員基地再編=新たな組織破壊攻撃粉砕!
6・16動労千葉総決起集会に全力結集を!
6月10日、JR千葉支社は、総武・成田エリアに新たな乗務員基地を新設するとして、「佐倉運輸区」新設・銚子運転区廃止−「銚子運輸区」新設の提案を行ってきた。
さらに、京葉車両センターにおける構内業務の一部を千葉鉄道サービスに委託するとの提案を行ってきた。提案の概要は以下のとおり。
銚子運転区廃止−ローカル切り捨て許すな!
【「佐倉運輸区」新設・銚子運転区廃止−「銚子運輸区」新設について】
●「新設する目的」−NEXルートの安定性向上、女性乗務員の配置箇所拡大、今後想定される厳しい乗員需給に対応した効率的な乗務員運用の確率
●「佐倉運輸区」−佐倉駅北口に5階建ての建物を新築する。
行路について、運転士は、千葉運転区及び銚子運転区の行路の一部を基本として移管する。
車掌は、千葉車掌区と成田車掌区の行路の一部を移管する。
担当線区は、総武快速線、総武本線、成田線、鹿島線で、NEX、特急も検討する。
●「銚子運輸区」−現行銚子運転区を廃止して「銚子運輸区」とする。また、訓練室、休養室を新たに設置する。
行路について、運転士は、銚子運転区の行路の一部を移管する。車掌は、千葉車掌区と成田車掌区の行路の一部を移管する。
担当線区は、総武快速線、総武本線、成田線で、特急、快速も検討する。
「佐倉運輸区」「銚子運転区」新設に伴い、成田車掌区は廃止する。成田車掌区が担当していた我孫子線行路(4徹2日)は、我孫子地区に設置される新基地に移管する。
今後、秋頃に準備運輸区を設置し、内規及び乗務員行路の作成を行い、その後線見及びハンドル訓練を行う。
【要員関係】
正式な要員提案は今後になるが、おおよその要員規模については次のとおり。
「佐倉運輸区」−全体で250名規模。運転士約100名、車掌約150名。
「銚子運輸区」−全体で100名規模。運転士約50名。車掌約50名(現行は運転士約80名)。
「佐倉運輸区」「銚子運輸区」の運用開始は、来年3月末頃を予定。
全面外注化の始まり−総力あげて阻止へ!
【京葉車両センターの構内入換業務の委託について】
●「委託の目的」−動力車操縦者運転免許を有しているエルダー社員の雇用の場の確保と、ノウハウの活用
●「委託する業務内容」
◇入換業務(運転関係区所及び駅構内での者yろうの運転操縦業務(駅との入出区含む)と出区点検・入区整備(留置手配)業務)
◇誘導業務(運転関係区区所及び駅構内での車両の誘導業務)
◇車両の解放・連結に伴う業務(運転関係区所及び駅構内での車両の解放及び連結作業)
◇その他構内に係わる業務(運転関係区所構内のポイント等の清掃業務、自動給油器の取扱い、カンテラの取扱い及びポイントの手回し鎖錠等の業務)
●「具体的な委託業務」
京葉車両センター構内業務(1徹4日勤)の内、ハンドル業務のみを担当日勤業務「仕業1」「仕業2」を、千葉鉄道サービスに委託する。
これに伴い、千葉鉄道サービスにおいては、「作業責任者「運転責任者」を配置すること。
* 「作業責任者」=JRとの窓 口で、作業者への指示を行う。
* 「運転責任者」=JRの構内 助役と同じ考え方で、指導・ 教育等を行う。
●「要員関係」
構内業務委託により、▲3名の要員削減を行うとしている。
実施時期は、10月1日以降、準備でき次第。
●京葉車両センター構内業務委託に関する要員提案について
箇 所 |
職種 |
現行 |
提案 |
増減 |
備 考 |
京葉車両
センター |
車両 |
52 |
49 |
▲3 |
委託する業務−構内業務の内、ハンドルを担当する「仕業1」「仕業2」を委託するとの内容 |
「佐倉運輸区」新設・銚子運転区廃止−「銚子運輸区」新設反対!
京葉車両センター構内業務委託阻止!組織拡大!
6・16動労千葉総決起集会
日 時 2011年6月16日(木)18時〜
場 所 千葉市・DC会館 2階大会議室
※基地再編=組織破壊粉砕、業務外注化阻止へ全力結集を!
|