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No.

NO FIGHT,NO SAFETY
闘いなくして安全なし
全力で11・6労働者集会へ

 イギリスの鉄道海運労組(RMT/英国国労)の機関誌「RMTニュース」9月号「委員長コラム」欄に次のような記事が掲載された(一部抜粋)。
 何と、動労千葉のことが書いてある。記事の表題も「NO FIGHT、NO SAFETY」(闘いなくして安全なし)だ。これまで、動労千葉とは何の付き合いがあったわけでもない。でも、私たちの知らないところで、動労千葉の闘いは世界から注目されている。全力で11・6集会に集まろう!

NO FIGHT,NO SAFETY

 JRは明らかに利益を第一においている。その一つの会社であるJR西日本は、すでに2万人近い要員を削減し労働力は半減している。日本の歴史上最悪の鉄道事故を経験した尼崎の路線を担当している運転士がJR西日本だったことは意外ではない。4月のその悲劇的事故では、百人をこえる人びとが亡くなり、もっとたくさんの傷ついた人びとが残された。
 JR西日本と他の私鉄・阪急はともに宝塚−大阪間の路線を運転している。JR西日本はもっと多くの乗客を獲得するために、阪急より7分早く走ることを自慢している。その結果、以前はただのローカル線だったのに運転士は直線で時速120q、致命的な事故が起きたカーブで70qに減速することを強制された。
 日本の鉄道労組・動労千葉は、この民営化の大混乱に対してシンプルなスローガン「闘いなくして安全なし」を掲げて闘うことをきっぱりと決意した。そして彼らは政治的反対派の壁をこえてたくさんの支持を得て明らかに勝利しつつある。

動労千葉の闘いを伝えるイギリス国労の機関誌「RMTニュース」9月号の「委員長コラム」

続々と寄せられる11・6集会への賛同!

 11・6集会への賛同が、毎日ものすごい勢いで寄せられている。すでに賛同者数は、昨年の149労組(団体)、386個人を大幅に上回っている。

▼団体賛同: 120労組(団体)
▼個人賛同:1528名(10/17現在)

 11・6労働者集会が大きな注目を集めている。とくに、総選挙後に噴出している、小泉をこのまま暴走させたら大変なことになるという危機感と怒りの声、そして、動労千葉の安全運転闘争に対する支持と共感の声が、大きなうねりとなって日比谷に結集しようとしている。郵政民営化法案が成立し、改憲への動きも急ピッチだ。こんなことを許してはならない。
 韓国からは、民主労総ソウル本部、公務員労組、鉄道労組、ソウル大病院労組など、20名の代表団が参加する。アメリカからもILWUをはじめ、すでに2ヵ月間にわたるストライキを決行中のノースウエスト整備士労組(AMFA)の仲間たち、UTU鉄道労組、建設労組などが参加する。1万人の結集を実現しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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