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JR千葉支社は、209系 スカート取り付け部の 亀裂対策を直ちに行え!

この間、動労千葉は、209系のスカート取り付け部分の亀裂について、JR千葉支社に対してことある毎に申し入れ行い、団体交渉において修繕の要求等を行ってきた。しかし、会社側は、亀裂が入っていることを承知の上で「差し支えない」旨の回答を繰り返し、未だに亀裂を放置したまま車両の運用を行っている。

近年では、内房線や外房線で動物との衝突が増え、そのたびにスカートが変形し、取り付け部に負担がかかり、亀裂が増えている。亀裂を放置したままでは、スカートの脱落にもなりかねない重大な問題だ。こうした状態であるにもかかわらずJR千葉支社は、危機感もないまま、放置し続けているのだ。
JRは、209系のスカート取り付け部の亀裂を直ちに修繕しろ。

一方、JRが来年春からワンマン運転用に導入しようとしている131系車両はATSーSNが搭載されていないことが判明した。本線はATSーPだけになっているが、車両センター構内などではATSーSNが使われている箇所があり、このままでは構内への入出区や入換ができない状況になる。JRは、車掌の削減や地方切り捨てのためには膨大な金をかけてワンマン列車を新造するが、肝心の安全対策は行おうともせずに平気で欠陥車両を作っている。131系車両の導入を直ちに中止しろ!

動労千葉申58号(8月6日)

1.209系スカート取り付け部の亀裂について

(1)動労千葉申第18号に関する団体交渉において組合側が、「スカート取り付け部に亀裂が入ったまま運用されている列車があることから早急に対策を行うこと」を要求したことに対して、会社側は「差し支えない」旨の回答を行い、その後も「亀裂」を放置している状況にあることから、直ちに対策を行うこと。

(2)現場では、直しても直しても追いつかない状況にあるが、会社としてどこまで把握しているのか、具体的に明らかにすること。

(3)209系が導入された頃と環境が違っていることから、スカート本体及びスカート取り付け部(車体型、スカート側)の強化を早急に行うこと。

(4)小動物との衝突件数が急増していることから、早急に対策を行うこと。

2.ワンマン運転について

(1)E131系車両について、ATS−SNが装備されていないなど、運転保安上、重大な問題があることから導入を取りやめること。

−以   上−

組織拡大! 闘う労働 組合を歴史の最前線に登場させよう!

 
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