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「こういう時代こそ、労働組合」
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三里塚闘争勝利へ、 鈴木謙太郎さんの音頭で、 乾杯。(1月11日、成田市内) |
1月11日、13時から、成田市内において、三里塚芝山連合空港反対同盟の「09年団結旗開き」が、敷地内をはじめとする反対同盟員を先頭にして、三里塚闘争をともに闘う支援の仲間達150名が結集する中で開催された。
動労千葉も、田中委員長を先頭にして参加した。
冒頭、北原事務局長は、「三里塚闘争は44年目に突入した。市東さんの農地を農地法で奪おうとしている。一体日本は何処へ向かうのか。三里塚闘争の勝利は、日本の未来につながる勝利だ」と年頭のあいさつを行った。
続いて、萩原事務局次長からは、「資本主義の終わりが始まった。われわれの闘いをどのように組むかが問われている。中間的なやり方で生き延びることはできない。安易な妥協や方針ではなく、原則的な闘いが必要だ。市東さんの農地を守る闘いが人民に戦争協力させようとする反動を阻止している。反対同盟は、日本の農民を反対同盟に組織する闘いに打って出る。3・29現地集会に全力結集を」との闘う決意を明らかにした。
敷地内の市東孝雄さんからは、「農地を耕すことが現地闘争だ」との決意も新たしたあいさつが行われた。
動労千葉からは田中委員長が、民主労総ソウル本部と公務員労組から預かっていた旗と寄せ書き、カンパを北原事務局長に手渡した。そして、「09年は成田空港の『崩壊元年』だ。今日の金融大恐慌情勢の中で、成田空港が崩れ落ちようとしている。43年間の闘いが、今、本当に生きてきた」とあいさつし、労農連帯を固く堅持してともに闘う決意を表明した。
そして、鈴木謙太郎さんの音頭で乾杯し、支援の仲間から次々にあいさつが行われた。
また、旗開きに先立ち、午前10時から、空港滑走路脇の開拓道路において、寒風が吹き付ける中120名が結集して新年の集会とデモ行進が行われた。