home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

基地廃止への怒りを胸に
3・17〜19ストを貫徹!

新生木更津支部執行体制を確立
館山支部臨時大会

われわれは勝利した

 3・17〜19ストは、館山運転区−木更津支区廃止への怒りも新たに、断固として貫徹された。闘いに決起された組合員の皆さん。ご苦労さまでした。
 われわれは闘いのなかで、この悔しさをバネとして新たな闘いに立ち上ることを決意した。
 館山運転区は、1919年に安房北条機関区として開業してから88年の歴史に幕を降ろした。また、木更津支区は「運輸区」に姿を変えた。二つの職場は、国鉄分割・民営化の過程で首をかけて守りぬいてきた職場であり、闘いの拠点だった。
 われわれは廃止への怒りを胸に刻みつつ、3・17〜19ストの中で、闘いが勝利したことを確認し合った。9ヵ月間にわたる闘いによって、動労千葉の組合員をバラバラに配転し、団結を破壊しようという、JRの最大の狙いを完璧にはね返したのだ。原則を守って闘えば、必ず展望が開けることを示したのだ。
  われわれはストライキの渦中で館山支部の解散大会を開催し、引き続いて木更津支部臨時大会を開催して、最強の新生木更津支部執行体制を確立した(詳報次号)。3日間の闘いは、闘いの終わりではない。新たな闘いの始まりである。

社会の在り方を問う

 さらに今回の闘いは、ライフサイクル提案の白紙撤回、運転保安確立、業務の全面的な外注化絶対反対の闘いであり、そして何よりも、憲法を改悪して戦争への道に再び踏み出そうという安倍政権や、労働法制を改悪して労働基本権を根本的に解体しようとする政府・財界に対する怒りの闘いでもあった。
 競争原理と拝金主義によって、労働者の権利や誇りがこれほど軽んじられていいはずはない。カネ儲けのために安全が犠牲にされ、多くの人命が奪われるなどということがあっていいはずはない。企業と国家が生き残るために労働者が虫けらのように犠牲にされ、その一方で戦争の準備がドシドシ推し進められるようなことを許してはならない。
 社会のあり方が根本的に間違っている。だが、こうした現状を生み出した責任の一端は、闘いを忘れた労働組合にある。こんな現状にストップをかけ、社会の変革を実現するために、今、何よりも求められているのは、闘う労働組合の復権である。労働者が団結と誇りを取り戻すことだ。われわれのささやかな闘いは、そうした思いを胸に秘めた闘いであった。

続々と支援の声が!

 闘いへの支援の声も続々と寄せられている。情勢は明らかに変わろうとしている。確信も固く新たな闘いに立ち上ろう。

 いつもホームページをパソコンと携帯で見ています。
 わたしも少し前まで労働組合の専従として基幹的な役員についていましたが、動労千葉の皆様の闘いには本当に感心させられます。
 ストライキなど運動の具体化がすごいこともありますが、なんといっても組合員の団結です。わたしの所属する労働組合では恥ずかしながら、本部役員が笛吹けど、一般組合員はその笛の音も聞かずで、運動が作りようがない状況です。
 動労千葉が頑張ってこれたのは、これまでの闘いの歴史を組合員全員で確認し学習し団結してこれたからでしょう。心より尊敬し、応援しま
す。明日(19日)までがんばってください!
 匝瑳市の〇〇です。
 みなさんが闘っておられる内房線の縮小問題は、君津以南だけでなく、今後成田−銚子間など内房線以外にも波及することは間違いないので、ぜひ頑張って下さい。
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る